インクルーシブデザインとファシリテーションに取り組む特定非営利活動法人Collable(コラブル、所在地:東京都文京区、代表理事:山田小百合、以下「Collable」)は、2026年7月15日、団体ロゴと公式ウェブサイトをリニューアルしました。
設立から10年以上にわたる活動の変化を踏まえ、現在の事業内容や専門性、これから目指す方向性をより正確に伝えることを目的としています。
公式ウェブサイト:https://collable.org

リニューアルされた新しいロゴ

ウェブサイトのトップページ
リニューアルの背景
Collableは設立当初、「インクルーシブデザイン」という言葉がまだ広く知られていなかった時代に、障害の有無にかかわらず、子どもたちが共に参加し、活動できるワークショップの企画・運営を中心に取り組んでいました。
従来のロゴも、当時の活動に合わせ、子どもたちや参加者に親しみを持ってもらえることを大切にしたデザインでした。
設立から10年以上が経過し、Collableの活動領域は、企業や自治体、ミュージアムをはじめとする文化施設とのインクルーシブデザインプロジェクト、ウェブアクセシビリティ支援、インクルーシブ・ファシリテーションの実践と普及などへと広がっています。
現在のCollableが専門としているのは、単に多様な人を集めることではありません。立場や経験、特性の異なる人たちが参加し、意見を交わし、共に考えられるように、場やプロセス、情報、仕組みなどの「環境」を設計することです。
こうした活動の変化を踏まえ、これまで大切にしてきた姿勢を引き継ぎながら、ロゴとウェブサイトを刷新しました。
新しいロゴについて

新旧ロゴ
新しいロゴでは、これまで大切にしてきた「共につくる」姿勢を引き継ぎながら、多様な人の参加を可能にする環境やプロセスを設計する専門性と、領域や立場を越えて人々をつなぐ軽やかさを表現しています。
「インクルーシブ」という言葉は、やさしさや思いやりといったイメージで捉えられがちです。一方、Collableが取り組んでいるのは、多様な人の参加を可能にする環境や仕組みを、調査や対話、実践を通じて具体的に設計することです。新しいロゴでは、そうした専門性と姿勢が伝わることを目指しました。
新旧のロゴに共通しているのが、「Collable」の綴りの中にある3つの小文字の「l」です。
従来のロゴでは、この「l」を人に見立てて顔を描き、隣り合う二つをつなげることで、多様な人が隣り合い、共にいる姿を表現していました。
新しいロゴでは、顔のモチーフを手放し、3つの「l」を同じかたちにそろえながら、筆記体のループによるつながりを受け継いでいます。隣り合う「l」だけでなく、綴りの中で少し離れた位置にある「l」も同じかたちで呼応させることで、「隣にいなくても、ともにある」という関係性を表現しています。
配色についても、これまでのロゴが持つ色彩を受け継ぎながら、現在の活動に合わせて調整しました。ひと続きの線で流れるように描かれた文字には、Collableが培ってきた価値や考え方を、軽やかに、より幅広い人たちへ届けていく姿勢を込めています。
こうしたCollableの考え方を踏まえたロゴデザインは、デザイナーの阿部航太氏に手がけていただきました。阿部氏には、ウェブサイトについても、トップページを中心に配色や視覚的な印象について助言を受けたほか、サイト内の一部グラフィックも制作いただきました。
新しいウェブサイトについて
新しいウェブサイトでは、現在のCollableの活動や専門性、活動の背景にある考え方をより正確に伝え、相談や協働につながる場となることを目指して、情報構成とデザインを全面的に見直しました。
1.現在の事業内容を再整理
デザインリサーチ&コンサルティング、講座・プログラム、研究活動の3つを軸に、現在の事業内容を整理しました。インクルーシブデザインやインクルーシブ・ファシリテーションを、各事業でどのように実践しているのかが伝わる構成としています。
事業名を紹介するだけでなく、どのような課題について相談できるのか、Collableがプロジェクトのどの段階に関われるのかも具体的に示しています。
2.Collableの考え方と専門性を言語化
「コラブルについて」のページの内容を大幅に拡充し、私たちが向き合っている社会課題や、「ためにから、ともにへ」という言葉に込めた考え方を紹介しています。
また、これまでの実践をもとに、インクルーシブ・ファシリテーションやインクルーシブデザインをどのように捉えているのか、プロジェクトを通じてどのような変化を生み出そうとしているのかを、あらためて言語化しました。
3.これまでの歩みと協働の広がりを可視化
団体概要ページでは、これまで協働してきた企業、自治体、文化施設、教育・研究機関、NPOなどを分野別に紹介しています。
個別の事例だけでは伝えきれなかった、Collableの活動領域の広がりと、セクターを越えて協働を重ねてきた歩みが見える構成としました。
代表理事・山田小百合のコメント
Collableは、設立当初から「ためにから、ともにへ」という考え方を大切にしてきました。活動の内容や関わる人たちは変化してきましたが、誰かのために一方的につくるのではなく、さまざまな立場の人と共に考え、共につくるという姿勢は変わっていません。
今回のリニューアルは、単に見た目を新しくするものではなく、これまで積み重ねてきた実践や専門性を見つめ直し、現在のCollableをあらためて言葉とかたちにしたものです。
新しいロゴとウェブサイトが、これまで関わってくださった皆さまに私たちの現在地をお伝えするとともに、新たな対話や協働が始まるきっかけになればと考えています。
特定非営利活動法人Collableについて
Collableは、「ためにから、ともにへ」という理念を掲げ、障害の有無や立場、経験の違いを超えて、多様な人が社会やものづくりのプロセスに参加できる環境をつくるNPO法人です。
企業、自治体、文化施設などと協働し、インクルーシブデザインプロジェクトの企画・実施、対話や共創の場の設計・ファシリテーション、ウェブアクセシビリティ支援などに取り組んでいます。
法人名:特定非営利活動法人Collable
代表理事:山田小百合
所在地:東京都文京区
設立:2013年5月1日
事業内容:インクルーシブデザイン、インクルーシブ・ファシリテーション、ウェブアクセシビリティ支援ほか
公式ウェブサイト:https://collable.org
【本件に関するお問い合わせ】
特定非営利活動法人Collable
Email:info@collable.org









