約310万食分の学校給食相当行き場のない魚「未利用魚」を248トン活用、フィシュル!ユーザー数累計6.8万以上に。

更新日: 2026年06月04日 /提供:ベンナーズ

6月8日の世界海洋デーを機に日本の水産業を“食べて”守るベンナーズが5年目の実績公開

未利用魚の有効活用を通じて水産業の課題解決に取り組む魚のサブスクサービス「フィシュル!」を展開する株式会社ベンナーズ(本社:福岡県福岡市、代表取締役:井口 剛志)は、6月8日の世界海洋デーを前に、サービス開始から5年間の実績を公開しました。
累計248トン(約310万食分の学校給食相当※)の未利用魚を商品化し、累計ユーザー数は68,000人を超えています。日本人の魚介類消費量が20年で約半減し、漁業就業者が30年で6割以上減少するという危機的状況の中、「行き場のない魚を食べることで海と漁業を守る」という民間発の解決策が5年間で築いてきた実績です。

5年間を総まとめ。数字で見るフィシュル!

※魚の主菜一食分を80gとして当社換算  ※文部科学省「学校給食実施基準」などを参考

■ 課題背景
日本近海には約3,800種もの多様な魚が生息している一方、実際に市場で安定的に流通する魚種はごく一部に限られています。この消費の偏りは、特定の水産資源への過度な負荷を招くほか、市場価値が付かない『未利用魚』を大量に生み出し、漁業経営を圧迫しています。
また日本人の魚介類消費量が2001年度の約40.2kgから2023年度には約21.4kgへと約半分に激減する中、漁業就業者数は1988年の約39万人から2022年には約12.3万人まで、30年間で6割以上も減少しています。

■ 未利用魚の課題とベンナーズ「フィシュル!」の取り組み
ベンナーズは、水産資源の偏在や消費構造の変化に対し、未利用魚を活用したサービス「フィシュル!」を通じて、流通と消費の両面から新たな需要の創出に取り組んでいます。
具体的には、従来は市場で評価されにくかった魚種を全国の漁港から調達し、加工・味付けを施した商品として提供。家庭で利用しやすい形に転換することで、多様な魚種が選択肢となる状態を生み出しています。
また、ECを中心とした販売により、地域ごとに分散していた水産資源と消費者を直接つなぐ仕組みを構築。取り扱い魚種は約200種類に拡大し、従来の流通では扱いきれなかった魚種の流通機会を広げています。
こうした取り組みにより、特定魚種に依存しない消費の選択肢が生まれるとともに、漁業者にとっても多様な魚種が収益機会となる構造の形成が進めています。

■ 数値実績
・未利用魚活用量:累計248トン(2025年12月時点)約310万食分の学校給食相当にあたります。
・未利用魚活用量 2025年単年:73トン
・フィシュル!累計ユーザー数:68,000人以上(2026年5月時点)
・成長率:約1.7倍(2023年 vs 2025年)

■ 調達・連携/製造体制
ベンナーズは、全国各地の漁港から魚資源を調達し、商品化までを一体で行う体制を構築している。原料は、福岡県小呂島・鐘崎、北海道標津郡、山口県下関市など、全国各地の漁港から仕入れています。また、北海道ひだか町、青森県八戸市、岩手県宮古市、三重県南伊勢町、長崎県壱岐市など、卸、加工業者と連携し、水産資源の活用に関する取り組みを進めています。
製造面では、2026年2月に株式会社玄天のグループ会社化、水産加工事業の統合を実施しました。これにより製造キャパシティの拡充に加え、HACCP取得に向けた体制整備を進めてきた加工拠点を取り込むことで、品質管理および安全性の向上をさらに図っています。統合後は製造可能数の拡大が進み、今後の需要増加に対応する供給体制の強化に努めています。

2026年5月時点

■ さらにこれからの5年間に向けて
ベンナーズは、「フィシュル!」を通じて多様な魚種を取り扱ってきた実績をもとに、今後の展開として以下を進めていきます。
● 取り扱い魚種の拡大
・現在:約200種類
・5年後目標:300以上の種類まで拡大

● 年間未利用魚活用量
・現在:年間73トン
・5年後目標:150トン

● 商品ラインナップの拡充
・未利用魚を中心とした商品開発を継続
・野菜などを組み合わせたワンパッケージ商品の展開

● 販売チャネルの拡大
・EC販売の継続・強化
・顧客の声をもとにした商品開発の強化

● 海外展開の検討
・海外市場での展開を視野にインドネシアから開始
・日本国内で培った商品開発・流通ノウハウの活用


これらの取り組みによって、これまで流通に乗りにくかった魚も、少しずつ食卓に届くようになってきています。さまざまな魚が選ばれることで、特定の魚に人気が偏りすぎる乱獲を防ぎ、海の環境改善にも貢献します。
また、これまで収入につながりにくかった魚にも取引の機会が生まれ、漁師の方々にとっても新しい収入の選択肢になりつつあります。
食の選択が、産業や環境の未来につながる。その実感を日常の中で持てる社会の実現を目指します。

■ フィシュル! 5周年特設サイト
https://www.benners.co.jp/fishlle_5th-anniversary

フィシュル!5周年感謝サイト TOPページ


■ 会社概要

会社名:株式会社ベンナーズ
所在地:〒813-0018 福岡県福岡市東区香椎浜ふ頭2丁目3-1 羽野水産福岡香椎冷蔵庫5F
代表者:代表取締役 井口 剛志
事業内容:
・旬に出会える「お魚ごはん」の定期便「フィシュル!」
・水産卸売事業
・外食事業「丼と手巻き 玄海」
URL:https://www.benners.co.jp
フィシュル!公式サイト:https://fishlle.com

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