肥料と農薬の垣根を越えた業界横断型イノベーション 第2弾

掲載日: 2026年05月20日 /提供:片倉コープアグリ

~菌根菌資材「マイコアップ(TM)」の販売を開始~






農林水産省が掲げる「みどりの食料システム戦略」では、2050年までに化学肥料の使用量を30%低減する目標が示されるなど、生産現場には施肥の効率化と環境負荷の抑制を同時に達成する体系づくりが求められています。こうした状況を背景に、植物の生理的な機能を高め、外的ストレスへの耐性を強めることで農業生産を支援するバイオスティミュラント資材への関心が一層高まっています。これらの資材は、従来の肥料や農薬では十分に対応しきれない生育上の課題を補助する「第三の資材」として位置づけられています。なかでも、作物根部との共生関係を形成し、土壌中の養分や水分の取り込みを促進する菌根菌由来の資材は、その有用性から特に注目度が高まっています。

このような背景のもと、窒素固定菌「ユートリシャ(TM)N」を国内展開してきた 片倉コープアグリ株式会社とコルテバ・アグリサイエンス(TM)日本株式会社は、肥料と農薬の垣根を越えた業界横断的な協業の第二弾として、菌根菌資材「マイコアップ(TM)」を販売開始いたします。

「マイコアップ(TM)」は、コルテバ・アグリサイエンス(TM)日本株式会社が提供するバイオスティミュラント資材で、世界各国での利用実績をもとに日本国内向けに導入される製品です。「マイコアップ(TM)」に含まれるアーバスキュラー菌根菌(以下、AM菌)は作物の根と共生し、菌糸を通じて根が届かない範囲の養分・水分吸収を補助することで、作物の健全な生育を支えます。AM菌が根と共生し、根から伸長する菌糸により根域を補完することで、土壌中のリン酸等の養分および水分の吸収効率を高めることが期待されます。さらに、根の成長を促進し、根張りの向上にも寄与することが期待されます。本資材の活用により、従来の施肥体系を補完・最適化しながら、環境負荷の低減と収量の安定化に貢献することが期待されます。

片倉コープアグリ株式会社は、肥料メーカーとして長年培ってきた土壌・施肥設計の知見と、全国規模の販売・普及体制を活かし、バイオスティミュラント資材を肥料提案と一体で展開することで、地域の栽培条件に即したソリューション提供を進めています。国内での系統流通における販売および普及活動は片倉コープアグリ株式会社グループが担い、コルテバ・アグリサイエンス(TM)日本株式会社との密接な連携のもと、地域の農業生産者の皆様に向けた技術支援と提案活動を展開してまいります。

両社グループは「マイコアップ(TM)」の普及を通じて、作物の安定生産と品質向上の支援、ならびに環境と調和した農業の実現に貢献してまいります。



【本リリースに関するお問い合わせ先】
〇 販売に関する内容
片倉コープアグリ株式会社 肥料本部 アグリソリューション推進部
技術推進課 担当:梅田/日下
TEL:03-5216-6613

〇 資材に関する内容
コルテバ・アグリサイエンス(TM)日本株式会社
マーケティング本部 担当:松本
TEL:03-3519-3370

bnr_article_asp_eatery_juhachu.png

注目のキーワード

すべてのキーワード

業界

トピックス

地域