食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:高島 宏平 以下 当社)は、全国の働く女性および女子中高生を対象に「食卓とキャリアに関する世代間意識調査」を実施しました。その結果、女子中高生の約72%が「将来、家庭を持つことでキャリアに影響があると思う」と回答し、親世代(約48%)に比べてキャリアと家庭の両立に対する不安が大きい傾向が明らかになりました。
当社は「食の社会課題をビジネスの手法で解決する」ことをミッションに掲げており、次世代が課題を自分ごととして捉える機会を提供するプロジェクトを実施してきました。品川女子学院(所在地:東京都品川区、理事長:漆 紫穂子)は、課題を自ら発見し変化を起こす「チェンジエージェント」の育成を掲げており、社会課題を自分ごととして捉え解決につなげるという思いが共鳴したことから、特別授業の実施が実現しました。本授業では、“食”を起点に社会課題とビジネスのつながりを学ぶ機会を提供します。
調査結果サマリー
■Q1「家庭を持つとキャリアに影響があると思う」と回答した子世代は約72%で、親世代(約48%)の約1.5倍となりました。
■Q2 仕事と家庭を両立する上では、親世代、子世代ともに「食事の準備」が最も大変/大変だと思うと回答しました。(親世代:69.6%、子世代:63.2%)
■Q3 「食事の準備」において負担を感じる工程は、親世代、子世代ともに「メニューを考えること」が最も多く(親世代:68.1%、子世代:71.3%)、次いで「調理」(親世代:43.5%、子世代:58.7%)となりました。“調理そのもの”よりも“何を作るか”が負担となっていることが明らかになりました。
■共働き世帯数は右肩上がり 社会環境が変化する中、子世代は親世代よりも“将来への不安”が
総務省の「労働力調査」によると、共働き世帯数は2024年、1300万世帯で増加傾向が続いています※。また、女性の労働力人口や就業率も増加しており、社会全体として働き方が変化しつつあります。こうした中、当社が全国の働く女性および女子中高生を対象に行った調査では「将来、家庭を持つことで仕事やキャリアに影響があると思うか」という問いに対して、子世代の約72%が「とてもあると思う」「まあまああると思う」と回答。親世代の約48%を大きく上回る結果となりました。社会環境が変化しているにも関わらず、将来その当事者となる世代ほど、キャリアと家庭の両立に対する不安を強く意識していることが明らかになりました。
※独立行政法人 労働政策研究・研修機構 https://www.jil.go.jp/kokunai/blt/backnumber/2025/04/c_01.html

■「食事の準備」は親子共通・世代を超えたストレス 「調理そのもの」よりも「何を作るか」がネックに
「仕事と家庭の両立において最も大変なこと/大変そうだと思うことは何ですか」という問いに対しては、親世代、子世代ともに「食事の準備」が1位となりました(Q2)。特に負担を感じる工程は「メニューを考えること」が最も多く、親世代、子世代ともに約70%にのぼりました。次いで「調理」が挙がっており、“調理そのもの”よりも、“何を作るか考えること”の方が負担感が大きいことが伺えます(Q3)。


■親世代の半数が手抜き感などで「時短食品を使っていない」一方、子世代は「手間が省ける」とポジティブ
平日の夕食における、冷凍食品やミールキットなど「調理の時短につながる商品」の活用頻度を尋ねたところ、親世代は約55%が「まったく使っていない」と回答し、「価格が高い」「手抜き感がある」などが理由に挙げられました。一方、子世代は“時短商品”の活用に対し約51%が「調理の手間が省ける」とポジティブに捉えており、世代間での価値観の変化が明らかになりました。

<調査概要>
・調査時期:2026年2月5日~2026年2月12日(インターネット調査)
・調査属性:全国の13~18歳の女性342名
全国の30~59歳の女性553名
※本調査内容をご利用の場合は、出典元として「オイシックス・ラ・大地 食卓とキャリアに関する世代間意識調査」と必ずご記載いただきますよう、お願いいたします。
■特別授業実施の背景
社会環境が変化し、共働き世帯が増加する中で、働く女性のキャリアと家庭の両立は、今後より多くの人にとって現実的な課題となることが予想されます。実際に今回の調査では、将来その当事者となる子世代の約72%が「家庭を持つことでキャリアに影響がある」と回答し、親世代を大きく上回る結果となりました。“将来の不安”の背景を探ると、仕事と家庭を両立する上で最も負担に感じているのは「食事の準備」であり、特に「メニューを考えること」や「調理」が大変そうな工程の上位に挙がりました。これらは食品の選び方やサービスの活用によって軽減できる領域でもあることから、日常的な“食の選択”が、両立のしやすさを左右する重要な要素であることが示唆されました。
当社の「食の社会課題をビジネスの手法で解決する」というミッションと、品川女子学院が掲げる「チェンジエージェント」の育成という方針から、両者が見据える未来の担い手像が重なり、特別授業の実施が実現しました。「食の選択肢が増えることは、生き方・働き方の選択肢が増えること」をテーマに、生きる上で切り離すことのできない“食”を起点として社会課題とビジネスのつながりを学ぶことにより、自身の将来のキャリアや働き方に対して前向きな期待感を持つことを目指します。
<特別授業概要>
第1回:5月15日(金)16:00-17:30
サブタイトル:私たちの身近な食とキャリアの不安のつながり
第2回:5月22日(金)16:00-17:30
サブタイトル:企業は『食の課題』をどうビジネスで解決しているのか
第3回:6月2日(火)16:00-17:30
サブタイトル:私たちが創る、未来の働き方と食のカタチ
品川女子学院 神谷 岳 中等部校長・高等部副校長コメント
オイシックス・ラ・大地株式会社が提供するサービスは、女性の働きやすさの向上や共働き世帯の家事負担軽減にもつながるものであり、社会課題の解決に資するビジネスの好例であると考えています。今回の取り組みを通じて、生徒にはビジネスを通じた公共性や利他性の観点を学んでほしいと思っています。また、この授業が、他校にも広く展開可能なモデルとなることにも期待しています。

オイシックス・ラ・大地株式会社について
オイシックス・ラ・大地株式会社は、「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」の国内主要ブランドを通じ、安心・安全に配慮した農産物、ミールキットなどの定期宅配サービスを提供しています。子会社に、事業所、学校などで給食事業を展開する「シダックスコントラクトフードサービス」、病院、高齢者施設、保育園、幼稚園などで給食事業を展開する「シダックスフードサービス」、買い物困難者向け移動スーパー「とくし丸」、米国でプラントベース食材のミールキットを展開する「PurpleCarrot」などがあり、食の社会課題を解決するサービスを広げています。また、「サステナブルリテール」(持続可能型小売業)としてSDGsに取り組み、サブスクリプションモデルによる受注予測や、ふぞろい品の積極活用、家庭での食品廃棄が削減できるミールキットなどを通じ、畑から食卓まで、サプライチェーン全体でフードロスゼロを目指しています。









