
畜産業が直面する課題
畜産業は、食料供給を支える重要な産業である一方で、 「飼料価格の上昇」「生産効率の改善」「畜産由来の環境負荷」「畜舎臭気問題」など、多くの課題を抱えています。 特に飼料コストは畜産経営の大部分を占めるため、飼料効率(Feed Conversion Ratio)の改善は、生産性向上と資源利用効率の観点から重要なテーマとなっています。また、飼料効率の向上は畜産経営の収益性改善につながるだけでなく、世界的な飼料資源の有効利用にも寄与すると期待されています。 さらに、畜産由来の臭気や環境負荷の低減は、持続可能な畜産を実現するための重要な社会課題の一つです。
「ハイガンマオリザミール」がもたらす期待
SENTAN Pharmaは、医薬品や食品分野で培ってきた微粒子化(ナノ化)技術を活用し、天然由来成分を飼料素材として応用する研究を進めています。今回開発を進めている 「ハイガンマオリザミール」 は、玄米胚芽由来成分を、当社の微粒子化プラットフォーム技術によってナノ粒子化した飼料素材です。 微粒子化により成分の分散性や利用効率の向上が期待され、畜産分野において以下のような指標への影響について研究を進めています。本製品はプロトタイプ段階にあり、養豚およびブロイラー農場において実証試験を実施しています。農場の実環境において、データを継続的に収集し、エビデンス構築を進めています。
・飼料要求率(Feed Conversion Ratio)の変化
・育成率の変化
・増体重の変化
・糞臭の低減に関する指標
日本曹達株式会社との共同プロジェクト
本取り組みは、当社と 日本曹達株式会社(2024年資本業務提携) による共同プロジェクトとして進められています。今後は畜産分野の販売ネットワークを活用し、国内市場、海外市場への展開も視野に入れた事業化を検討しています。

今後の展開について
今回の取り組みは、「天然由来成分 × ナノ技術 × 畜産」という新しい組み合わせによる研究開発プロジェクトです。飼料効率の向上による資源利用の最適化や、畜産環境の改善につながる可能性があり、持続可能な畜産の実現に向けた新しいアプローチとして研究を進めています。 また、現在実施している養豚およびブロイラー農場でのフィールドテストに加え、今後は牛(肉牛・乳牛)を対象としたフィールドテストの実施も計画しており、畜種の拡大による技術検証を進めていく予定です。 当社は微粒子化プラットフォームを活用し、医薬分野で培った技術をアグリ・畜産分野へ展開することで、新しい産業領域の創出を目指しています。
お取り扱いについて
お取り扱いについてのお問合せは、以下の問い合わせ先へお願いいたします。
hm@sentan.co.jp
<株式会社SENTAN Pharma について>
SENTAN Pharmaは独自のナノ・マイクロ粒子化の基盤技術である「SENTANプラットフォーム」を軸に、医薬品をはじめ、健康食品「玄米フーディクル」や畜水産飼料「ハイガンマオリザミール」など、幅広い分野に事業を展開し、微粒子化によって社会環境をより良くする事を目指しています。
https://www.sentan.co.jp/









