2021年11月16日
ANAホールディングス株式会社
日本空港ビルデング株式会社
ANAと日本空港ビルデングが連携、鮮度が重要な野菜・果物を
最速で地方から「産直空輸」、羽田空港で販売
・2021年11月19日から23日の5日間、羽田空港第2ターミナルで試験販売を実施します。2回目となる今回は販売期間と種類を拡大します。
・旅客機の貨物スペースを活用した航空のスピード輸送と、産地および小売店との連携による最速物流で、全国各地の朝採れ野菜・果物を羽田空港に運び、当日の午後に抜群の鮮度で販売します。
・空港の新たな価値を創造するとともに、日本全国のこだわりの農産物・生産者を応援し、地域創生にも貢献して参ります。
ANAグループ(以下「ANA」)と日本空港ビルデング株式会社(以下「日本空港ビルデング」)は、全国の美味しい野菜・果物を採れたての「鮮度」にこだわり、産地での収穫、航空のスピード輸送、地上配送、店舗での販売をトータルコーディネイトした「産直空輸」による試験販売を10月より開始いたしました。2回目となる今回は販売期間と種類を拡大いたします。
2021年11月19日(金)から23日(火・祝日)の5日間に、第2ターミナル出発階(2階)の「東京食賓館」(時計台3番前)店頭の特設コーナー、ならびに到着階(1階)の「DELEETS」で試験販売を実施し、販売状況やお客さまの反応を検証します。地方空港に近い生産者の朝採れ農産物を旅客機の貨物スペースを活用し、羽田空港にタイムリーに輸送します。羽田空港内という地の利を活かし、朝の収穫から最短5時間ほどで、当日の午後に羽田空港で販売いたします。
従来、収穫から店舗到着までにかかっていた流通時間を大幅に短縮し、納品後すぐに店頭に陳列することによって、全国のこだわり食材を抜群の鮮度でご提供することができます。例えば、従来の流通では流通時間の制約から6割程度の熟度で出荷していたいちごも、完熟に近い状態で収穫して出荷することにより、鮮度だけではなく糖度も高い状態でお届けできます。さらに、既存の流通には乗ってこなかった少量生産の農産物、首都圏ではなかなか出回らない希少品や、地方に眠る逸品なども扱うことができます。
ANAと日本空港ビルデングは、人の出会いを創出する首都圏の空の玄関口である羽田空港で、全国の新鮮な食材との出会いを創出するという新たな空港の価値をお客さまにお届けするとともに、日本全国のこだわりの農産物を栽培している生産者を応援し、地域創生に貢献して参ります。
「産直空輸」による試験販売について
(1) 背景
2019年ANAグループ社員の提案がきっかけで、提案者を中心に賛同する有志で2年以上調査・検討・検証を進めてきました。今年3月から首都圏スーパーでの実証実験を開始し、ANAグループ社員の想いに日本空港ビルデングが共感し、10月より羽田空港での試験販売が実現しました。(2) 実施状況
ANAは、今年の3月より毎月首都圏内複数のスーパーや小売りチェーン店にて、50種類以上の農産品を試験販売してきました。
羽田空港では、10月に初回の試験販売を実施し、8品目の野菜・果物、計200kgを販売しました。
2回目となる今回は販売期間と種類を拡大し、10品目野菜・果物、計200kgを販売する予定です。
(3) 収穫から販売までの具体的な流れの例(今回11月19日の試験販売の場合)
08:20 山口県の生産者が朝採りトマトを収穫し、車で岩国錦帯橋空港に貨物として搬入
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09:20 ANA634便で、岩国錦帯橋空港から羽田空港へ
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10:50 羽田空港へ到着。日本空港ビルデングが手配した車両で、売り場まで運搬
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14:00 売り場に到着次第陳列し、販売(4)ANAと日本空港ビルデングの役割
(5)お客様の反応
10月羽田空港1回目の試験販売でおよそ30名のお客様にアンケートにご協力いただいたところ、「とても美味しかった」、「商品の味や品質を考えると値段は安い」、「とても新鮮だった」、「また購入したい」、「人に紹介したい」と大変好評でした。
以上
報道機関からのお問い合わせ先:
ANAホールディングス株式会社
広報・コーポレートブランド推進部
TEL:03-6735-1111日本空港ビルデング株式会社
広報・ブランド戦略室
TEL:03-5757-8030
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