記念すべき日本版第10号となる『ゴ・エ・ミヨ 2026』3月17日より発売!「今、行くべき」全国581軒のレストラン・料理店をご紹介

更新日: 2026年03月17日 /提供:ONODERA GROUP

「今年のシェフ賞」など、10の賞を13組が受賞

株式会社ONODERA GROUP(グループ代表:小野寺 裕司 所在地:東京都千代田区)は、3月17日(火)に世界的美食ガイド「ゴ・エ・ミヨ」の記念すべき日本版第10号となる『ゴ・エ・ミヨ 2026』を発刊いたします。発刊を記念して授賞式とガラパーティーを3月16日(月)、パレスホテル東京 2F「葵」にて開催いたしました。



1972年にフランス・パリで誕生したレストランガイド『ゴ・エ・ミヨ』。現在は世界20ヵ国にて刊行・展開しており、単なる評価本ではなく、その国の食文化を掘り下げ、その土地の持つ地域性(テロワール)に注目することで食の「今」を伝えています。レストランやシェフだけでなく、食材の生産者などにも注目して総合的に評価する姿勢は、媒体として高い信頼をいただいています。特に、「新しい才能の発見」 に力を入れ、新進気鋭のシェフをいち早く見出してきたその先見性に定評があります。

日本では2017年にはじめて刊行され、『ゴ・エ・ミヨ』の定める世界共通の基準のもと、「予約から見送りまで」を評価し、レストランという舞台を支えるプロフェッショナルに注目することで、優れた料理店や新しい才能を見出してきました。2023年には、47都道府県を網羅し、同じ基準で店舗をご紹介し、評価する、初めての全国版のレストランガイドとなりました。2026年版では、47都道府県より581軒の「今、行くべき」レストラン・料理店をご紹介しています。
授賞式では、毎年注目を集める「今年のシェフ賞」をはじめとした10の賞が、将来のさらなる活躍が期待されるシェフやソムリエ、パティシエ、生産者など、13組に贈られました。

【今年のシェフ賞】 小林 寛司氏(和歌山/ヴィラ アイーダ/ガーデンガストロノミー)
この賞は、持てる才能を縦横に発揮して、最も斬新で完成度の高いインパクトのある料理を提供している料理人へ贈られます。

小林氏は、1973年、和歌山県岩出市の農家に生まれ、イタリア各地で修業。1998年、実家の畑の中にレストランを開業。次第に営業形態を純化させ、自家農園の野菜と近県の食材を用い、妻の有巳氏とともに1日1組のみを迎える「野菜中心」の料理で高い評価を得ています。2025年7月には、コースのすべてを「完全野菜」とすることを宣言。自身で生育のすべての過程に関わる野菜を用いて多彩な料理を展開し、改めて、その高い技術と料理哲学が注目を浴びています。自店での営業日数は限られているものの、国内外で料理のジャンルを問わずコラボレーションを行い、「旅する料理人」として、各地のシェフ・料理人に刺激を与えながら自らも研鑽を重ね、料理界の進化に多大な貢献をしています。

「今年のシェフ賞」小林 寛司氏

【明日のグランシェフ賞】
葛原 将季氏(愛知/レストラン レミニセンス/フランス料理)
砂山 利治氏(奈良/SEN/流域料理)

この賞は、確固たる基本技術の上に、独自の料理世界を築き、優れた才能として日本の料理界を牽引することが期待される料理人へ贈られます。

葛原氏は、1985年、愛知県生まれ。東京「カンテサンス」、大阪「ハジメ」という東西の名店で修業し、30歳で開業。2023年にグランメゾン仕様の新店舗を更地から創り上げ、移転。東海地方の食材を中心に繊細で華やかなフランス料理に仕上げ、さらに声価を高めています。目標は、「愛知県を日本屈指の観光都市にすること」。そのためには、自らのレストランが日本の最高峰であることが必須であるとし、料理・サービス・空間を磨き上げ、「美・食・遊」の総合体としてのレストラン作りを行っていることが評価されました。33歳で、本誌2019年版の「期待の若手シェフ賞」を受賞。確実にステップを踏みながら、日本を代表するシェフへの道を邁進しています。

砂山氏は、1987年、ロンドン生まれ。調理師専門学校を卒業後、都内のホテルで修業。フランスに渡り、名店「ラ・グルヌイエール」ではスーシェフを務めました。帰国後、金沢「レ・トネル」に立ち上げシェフとして関わり、高い評価を得た後、妻の実家がある奈良県天川村に移り、2025年、「SEN」をオープン。熊野川の源流から河口に至る流域の食材や文化を皿の上に投影した「流域料理」を提唱。県域を越えて流れる河川を文化の流通経路と捉える新たな視点と、フランス料理を基にした高い技術で、ローカルガストロノミーに独自の料理世界を展開しています。

「明日のグランシェフ賞」左から葛原 将季氏、砂山 利治氏

【期待の若手シェフ賞】
錦野 真弘氏(徳島/ラームス/ヨーロッパ料理)
山本 結以氏(東京/エスキス/フランス料理)
この賞は、才能と情熱、技術とが今後の活躍を大いに期待させる新進気鋭の料理人へ贈られます。

錦野氏は、1994年、徳島県生まれ。大阪の調理師専門学校を卒業後、イタリアで修業。地方のシェフが地元の食材に「まるで呼吸をするように向き合う姿」に感動し、自らも自然の中で料理することを決意。帰国後は、富山の「レヴォ」、神戸の「カセント」で研鑽を重ね、2023年11月、佐那河内村にラテン語で「枝」を意味する「ラームス」を開業。人の繋がりを大切に、生産者から手渡される徳島の自然の恵みをイタリアや国内の名店で学んだ技術で表現しています。将来は、イタリアで経験した、食を中心に豊かな時間を過ごせるオーベルジュにすることを目標としつつ、「まずは、目の前のゲストを大切にしながら、ゆっくり着実に『枝』を伸ばしていきたい」と語ります。

山本氏は、1994年、愛知県生まれ。調理師専門学校在学中にフランスで研修。卒業後、東京・浅草「レストラン ナベノ-イズム」渡辺雄一郎氏のもとで修業。スーシェフを務め、2021年に銀座「エスキス」へ移りました。2023年には、若手料理人のコンペティションでグランプリを受賞。2024年、「エスキス」のシェフ・ド・キュイジーヌに就任し、リオネル・ベカ氏の世界を料理として具現化するチームを支えています。「ナベノ-イズム」で渡辺氏から学んだ料理技術をベースに、「エスキス」のベカ氏が表現する「物語」を大切にした料理世界へと飛躍。山本氏は、「女性料理人が当たり前に現場にいる未来を創ること」を目標の一つとして掲げ、次世代を担う料理人の一人として期待が集まります。

「期待の若手シェフ賞」左より錦野 真弘氏、山本 結以氏

【トランスミッション賞】 菊地 美升氏(東京/ル・ブルギニオン/フランス料理)
この賞は、培ってきた知識と技術を、時に国を超え、世代を超えてトランスミッションする(=伝える)ことに多大な貢献が認められた料理人に贈られます。

菊地氏は、1966年、函館市生まれ。調理師専門学校を卒業後、六本木の「オー・シザーブル」などで修業。20代でフランスに渡り、各地で研鑽を重ね、2000年に独立。店名は最後の修業地、ブルゴーニュへの思いを込めて「ル・ブルギニオン」と命名。以来25年、席を埋める多くのゲストに、フランス料理の魅力を伝え続けています。また、特筆すべきは、この店から「フロリレージュ」川手寬康氏、「アマラントス」宮崎慎太郎氏、「ア・ニュ」下野昌平氏など、優れたシェフを輩出していること。そこには、採用に際し、慎重に面接や研修を重ね、入店すれば最後まで向き合うという菊地氏の一貫した姿勢があります。菊地氏自身は、毎年、休暇を利用してフランスへ研修に出かけ、厨房スタッフの一員に加わり、最新のフランス料理の動向を体感。その謙虚で、ひたむきな料理人としての生き方が、日本のフランス料理界を牽引し続けています。

「トランスミッション賞」菊地 美升氏

【ベストパティシエ賞】 長屋 明花氏(東京/ラグロワ/フランス料理)
この賞は、デザートの独創性と個性を特に際立たせ、かつコース料理の締めくくりにふさわしいレストランデザートを提供しているパティシエに贈られます。

長屋氏は、1989年、愛知県出身。製菓専門学校を1年間のフランス留学を経て卒業。神奈川県のケーキ店でパティスリーとして働く内、レストランパティシエの仕事に惹かれ転職。都内の有名店で研鑽を重ね、2023年に六本木「ル スプートニク」のシェフパティシエ、2024年オープンの「ラグロワ」でシェフパティシエに就任します。長屋氏の華やかで味わいのあるデセールは、シェフのコース料理に寄り添いながら、日常にあるものを特別なものに変え、そこに印象深さ、新しさを感じさせるものです。長屋氏は「効率が重視される時代に、時間をかけて何かを為すことの喜びと尊さ、レストランパティシエの素晴らしさを伝えていきたい」と語ります。

「ベストパティシエ賞」長屋 明花氏

【ベストソムリエ賞】 大越 基裕氏(東京/アンディ/モダンベトナミーズ)
この賞は、ワインの知識やワインリストの構成のみならず、卓越した接客術を持ち、常にお客様重視の姿勢でサービスを行うソムリエに贈られます。

大越氏は、1976年、札幌市生まれ。フランスでワインの栽培学・醸造学を体系的に学び、2009年、「銀座レカン」のシェフソムリエに就任し豊富な知識と華麗なサービスを展開。2013年に独立、現在は、テイスティング、ペアリング監修、コンサルティング、店舗経営など、幅広く携わり、ソムリエという存在がレストランの枠を超え、多様でクリエイティブな役割を担うことを体現しています。大越氏は、ペアリングに情熱を注ぎ、ゲストから「あなたらしい世界観が感じられるペアリングでした」と言われることが無上の喜びと語ります。モダンベトナム料理店「アンディ」「アンコム」のオーナーも務め、価値観が多様化する時代にあって、それぞれの国や地域の文化と個性を理解し、人の繋がりを生む「飲み物の力」を丁寧に伝え続けることを自らの使命と考えています。

「ベストソムリエ賞」大越 基裕氏

【ベストサービス・ホスピタリティ賞】 シェ・イノ(東京/フランス料理)
この賞は、レストランや料理店において、その店の世界観を的確に伝える最終的な接点として、お客様に寛ぎと深い感動の記憶を残すサービスを展開されている方に贈られます。

今は亡き井上旭シェフが創業した名店「シェ・イノ」。アールデコ調のホールと共鳴するようなサービススタッフの所作には、「フランスのレストラン文化を体現した空間と一体となったサービスがあって、初めてレストランの完成形が見える」という井上氏の教えが生きています。厨房とゲストを結ぶサービスの中心を担うのは、日本有数のソムリエであり、代表取締役社長を務める伊東賢児氏。伊東氏は、「サービスは無形の商品。それは心に残る商品であるため返品はできない」と言います。スタッフ全員でレストランの理念を共有し、お客様に笑顔と幸福を届け、心と身体を豊かに、「お客様と社員の幸福から生まれる企業価値を高めたい」と、より良いサービスの提供を追求し続けています。

「ベストサービス・ホスピタリティ賞」代表取締役社長 伊東 賢児氏

【トラディション賞】 飯尾 彰浩氏(京都/飯尾醸造)
この賞は、土地が育んできた伝統文化を守り、時に挑戦を試み、次世代へつなぐ知識と技をたゆまぬ努力で磨き続ける職人または料理人に贈られます。

飯尾氏は、1975年、京都府生まれ。2000年に東京農業大学大学院醸造学専攻修了。大手飲料メーカーを経て、飯尾醸造に入社。現在、1893年(明治26年)創業の「富士酢」醸造元五代目当主。伝統は革新の積み重ねによって築かれるものであると、飯尾氏は先代の父親から「富士酢の香りの改善」をミッションとして受け継ぎ、「富士酢プレミアム」でその目標を達成。今では国内のみならず、酸味の中に「旨み」を求める海外のシェフからも絶賛を浴びています。また、2005年には、田植え・稲刈り体験によって顧客との共創を図り、2015年には、「丹後を日本のサンセバスチャンに」というプロジェクトを開始。2018年に、「世界シャリサミット」を開催するなど、様々な活動を展開。飯尾氏は、日本の食文化の一つである麹づくりに基づく、酢の古式製法の認知と価値の向上を図りつつ、経営理念に「モテるお酢屋」を掲げ、顧客はもちろん契約農家や地域からも必要とされる経営を実践しています。

「トラディション賞」飯尾 彰浩氏


【イノベーション賞】 伊達前鮨プロジェクト(宮城)
この賞は、自身のキャリア、料理哲学、コンセプトなどにおいて挑戦することを選び、 新たな切り口で取り組む料理人・職人・生産者に贈られます。

「鮨といえば、宮城」と言われるようにと、神経締めの「大森式流通」大森圭氏を中心に宮城県内の鮨職人、料理人が立ち上がりました。参加するのは「氏金寿し」氏家光浩氏、「鮨 ゆたか」伏見悠氏、「鮨徳」岩沼徳太郎氏、「鮨いわ貴」岩井貴之氏、「笠聖」笠原聖太氏、「和み処 男山」佐藤強氏。地元でひたすら腕を磨いてきた職人と、東京の名店で修業し、帰郷して店を開いた若手が手を結びます。これまで東京の市場に送り出していた最良の鮨種を地元で握り、東京の人に、宮城へ来てもらう。宮城の海と生産者が積み上げてきた食材や技術をアップデートし、鮨を通して地域のストーリーを作り上げています。

「イノベーション賞」伊達前鮨プロジェクト

【テロワール賞】
萩原 貴幸氏(長野/日本料理 柚木元/日本料理)
松尾 直幹氏(東京/ラルブル/フランス料理)
この賞は、土地の風土や食材、育まれてきた文化を尊重しつつ、食材または料理を通じて独自の挑戦を試みている生産者または料理人に贈られます。

萩原氏は、1978年、長野県飯田市生まれ。大学卒業後、父親が創業した店を継ぐべく、滋賀の名店「招福楼」に入社。当時の社長から「飯田に帰れば、地元の料理を作りなさい」「『招福楼』では感性を磨きなさい」という2つの助言をもらい、修業。2005年、実家に帰り、父親の「日本料理 柚木元」で、さらに研鑽を重ね、2008年、代表に就任しました。以来、南信州の食材や文化を大切に、「ここでしか味わえない時間を届ける」ことに力を注ぎ、全国から食通が駆けつける名店に育て上げています。萩原氏は、食事だけでなく、地域の魅力や人の繋がりも含めて体験してもらうことが自身の役割であると考え、南信州のテロワールを発信し続けています。

松尾氏は、1982年、東京都西多摩郡瑞穂町生まれ。二葉栄養専門学校を卒業し、帝国ホテルに入社。2018年から2022年の退社時まで「レ セゾン」のスーシェフを務めました。在職中から奥多摩で野菜作りを地元の人から学び、その縁で明治の擬洋風建築に出合い、2023年、ここにレストランを開業。他の地域にある「テロワール」を生かした料理が、何故、東京にないのかと、奥多摩から太平洋の小笠原諸島まで、東京都の変化に富んだ風土から生み出される食材を活かし、「東京ガストロノミー」を提唱しています。松尾氏は、現代の東京ではなく、古くから伝わるモノ作りや食文化を「ラルブル」のフィルターを通して伝え、「レストランを通して、感動と学びを提供し、この地域、そして東京から必要とされる存在になること」を目指しています。

「テロワール賞」左より萩原 貴幸氏、松尾 直幹氏

【『ゴ・エ・ミヨ 2026』の特徴】
2026年版では、ゴ・エ・ミヨの精神の根幹ともいえる「新しい才能の発見」や「その土地ごとの食文化 “テロワール”」を中心とし、全国版として、47都道府県、581軒の店舗をご紹介いたします。
また、10の賞、13組の受賞者インタビューも掲載しています。

ゴ・エ・ミヨ 2026


【発売概要】
【書 名】:『ゴ・エ・ミヨ 2026』
【発売日】:2026年3月17日
【定 価】:3,400円(税込)
【判 型】:A5変型判
【ページ数】:352ページ
【 ISBN 】:978-4-344-95515-8
【発 行】:株式会社ONODERA GROUP
【発 売】:株式会社 幻冬舎
【掲載店舗数】:581店
【掲載エリア】:全47都道府県

【ONODERA GROUPについて】
ONODERA GROUP は全国3,000カ所以上で食事提供を行う株式会社LEOC をはじめ、フードサービス、ヒューマンリソース&テクノロジー、メディカル、ファーマ、スポーツなど、多様な事業をグローバルに展開しております。「お客様に喜びと感動を」「パートナーに成長と幸福を」「社会に貢献を」との企業理念のもと、一人ひとりの「幸せづくり」におけるリーディングカンパニーとして、さらなる挑戦を続けてまいります。
代表者:グループ代表 小野寺裕司
URL:https://www.onodera-group.jp/







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