2021年7月物価モニター調査結果(速報)(2021年7月14日)

掲載日: 2021年07月14日 /提供:消費者庁

令和3年7月14日

令和3年7月物価モニター調査結果(速報)

1.調査の目的

原油価格や為替レートなどの動向が生活関連物資等の価格に及ぼす影響、物価動向についての意識等を正確・迅速に把握し、消費者等へタイムリーな情報提供を行う。

2.調査の内容

全国47都道府県の物価モニター2,000人が、調査対象である25品目の価格の見取調査を行うことにより、生活関連物資等の価格(特売品等の廉売価格も含む。)の動向を把握する。また、物価モニターに対し、物価動向についての意識等を調査し、その動向を把握する。

3.調査結果の概要

【価格調査結果】
① 価格が前月比で上昇した品目数が、下落した品目数を上回った。
「上昇した品目数-下落した品目数」は+15となった。
② 価格上昇幅が前月比1%以上の品目は食用油(+2.4%)、カップ麺(+1.1%)。
③ 価格下落幅が前月比1%以上の品目はなし。

【意識調査結果】
① ファッション産業の現状に関する認識について聞いたところ、「聞いたことはあるが、具体的には知らない」と回答したモニターの割合が44.6%と最も高く、「どういった課題や取組があるのかをよく知っているが、具体的な取組を行うまでは至っていない」が31.9%、「どういった課題や取組があるのかをよく知っており、具体的な取組を行っている」が12.1%と続いた。

② 衣服を買うときに特に重要だと思うポイントについて聞いたところ、「価格」と回答したモニターの割合が79.8%と最も高く、「デザイン」が60.5%、「汎用性(着回しができるかどうか、コーディネートがしやすいかどうか)」が54.4%と続いた。

③ 着なくなった衣服を処理する際に実際に行ったことがある方法について聞いたところ、「資源回収に出す」と回答したモニターの割合が52.9%、「可燃ごみとして出す」が42.1%、「お店の古着回収サービスを利用する」が37.3%となった。

④ レジ袋有料化から1年経過後の意識や行動の変化について聞いたところ、レジ袋の有料化をきっかけに、「無料で提供してもらえる場合であっても辞退し、マイバッグを活用するようになった」(16.7%)や、「マイバッグを活用する以外にも具体的に行動するようになった」(8.3%)など、実際に行動に変化があったと回答したモニターは合計で55.7%と半数以上となった。

4.次回公表予定

8月物価モニター調査結果は8月18日(水)に公表予定。

※7月物価モニター調査は、7月1日(木)~5日(月)に実施。
※速報取りまとめ後に集計した分については、翌月の速報における前月値に反映させる。
※過去の調査結果及び調査結果のバックデータについては、以下のURLを参照。
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_research/price_measures/index.html#price_monitor


公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_research/price_measures/index.html#price_trends2107

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