地球温暖化で未来の寿司が変わる!?海水温上昇による魚や寿司への影響を考える特集「寿司予報」をリージョナルフィッシュが公開

掲載日: 2026年03月04日 /提供:リージョナルフィッシュ




リージョナルフィッシュ株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役社長:梅川 忠典、以下、「リージョナルフィッシュ」)は、3月7日(さかなの日)に向けて、地球温暖化による海水温の上昇が、魚や寿司に与える影響を考える特集「寿司予報」を公開しました。
リージョナルフィッシュは、地球温暖化による海水温上昇などによって魚を取り巻く環境が変わる中、
未来においしい魚や寿司を残すために、従来より高い水温でも育成可能な高温耐性品種の開発や、海水温上昇の影響を受けにくい陸上養殖において、コスト低減に寄与する生産性の高い品種の開発に取り組んでいます。

寿司予報特設サイト:https://mirainoikesu.fish/sushi‐forecast/

■特集の概要

【地球温暖化問題と魚への影響】
日本近海の海面水温は世界平均を上回るペースで上昇しており、魚の生態系や養殖業への影響が顕在化し始めています。
- 日本近海の海面水温は過去100年で約1.33℃上昇し、世界平均の2倍以上のペースで上昇しています。21世紀末にはさらに約3.45℃の上昇と、急激な環境変化が予測されています。
- 魚は変温動物であり、一説には、魚にとっての1℃の水温変化は、人間にとっての約10℃の気温変化に相当するといわれています。わずかな水温の違いでも、生態に大きな影響を及ぼします。
- 2025年には佐賀県でマサバ、青森県でホタテ、瀬戸内海でマガキの大量死が確認されました。いずれも、夏場の高水温や水温の高止まりによって、酸欠や病気が発生しやすくなったことが要因のひとつと考えられています。


【日本を取り巻く魚の”潮目”】

海水温の上昇による影響だけでなく、輸入価格の上昇など、私たちが食べている魚を取り巻く環境は変わりつつあります。
- 海水温が上昇する中、快適な水温を求めて魚の回遊ルートが北上しています。その結果、サンマやサケといった冷たい海を好む魚が減少する一方、カツオやサワラ、アオリイカなど、これまで南方に多かった魚が、日本近海でも水揚げされるようになりました。
- 海水温の上昇は養殖業でも影響が出始めています。回遊魚のように移動できない養殖魚には逃げ場がなく、ハマチやホタテ、サケなど、多くの養殖魚が厳しい状況に置かれています。また、漁業権の制度的制約や、魚種の変更に必要な設備投資・流通再構築に伴う負担が障壁となり、環境変化に応じて生産地や魚種を容易に変更できないのが実情です。
- 世界的に天然漁獲量が伸び悩む一方で、水産物の需要は増え続けており、輸入魚も価格上昇の傾向にあります。ノルウェー産サーモンの高値が常態化し、ウニなどの高級ネタでは、日本が国際市場で買い負けるケースも増えています。


【寿司予報】

海洋温暖化をはじめとした、魚を取り巻く環境変化を受け、この先の寿司はどのように形を変えていくのでしょうか?未来の寿司を”予報”してみました。

1.熱帯魚寿司
寿司屋ではヒラメやマダイなどの白身魚の代わりに、カラフルな熱帯性の魚が主流に?!



2.フェイク寿司
回転寿司では安さと供給量を守るため、加工前提のネタがメインに?!



3.プラチナ寿司
高級寿司は一部の超富裕層以外には手の届かない存在に。高グレードなネタは大幅に価格高騰?!




その他、特集内では「いまの寿司を未来へつなぐ取り組み」として、地球温暖化による海水温上昇などによって魚を取り巻く環境が変わる中、未来においしい寿司を残すために、リージョナルフィッシュが取り組んでいる品種改良の取り組みを紹介しています。
また、「未来の寿司ネタ天気予報」として、2100年に海水温が“3.45℃”上昇してしまった場合、サーモン、イカ、ネギトロなど、人気の寿司ネタが未来ではどんな状況に置かれるのかを予報しています。

■会社概要

「いま地球に、いま人類に、必要な魚を。」を掲げ、ゲノム編集などの品種改良で新たな地魚(=リージョナルフィッシュ)を創出し、日本の水産業を世界で戦える競争力ある産業へと成長させること、また地域の水産業を支えてきた産業の振興を目指しています。水産物は「天然がおいしい」と言われますが、農産物と畜産物は「天然がおいしい」と言われることは殆どありません。農産物・畜産物は1万年程度の歴史の中で品種改良が進んだのに対し、水産物の完全養殖は50年程度の歴史しかないため、品種が変わっていません。リージョナルフィッシュは、京都大学発の品種改良加速技術(ゲノム編集技術)などの最先端技術を用いて、超高速で水産物の品種改良を進めてきました。例えば、可食部が大きく、成長速度が速いなど生産効率の高い魚、高温耐性となり、地球温暖化が進んでも養殖できる魚の品種改良に成功しています。また、創業以来、企業・大学・自治体など約90団体と協業し、オールジャパン体制で事業展開しています。オウンドメディア「ミライのイケス」では、寿司予報のような特集記事の他、様々な立場で水産業や魚に携わる方々にオモイを尋ねるインタビュー記事などを掲載しています。
会社ホームページ:https://regional.fish/
ミライのイケス:https://mirainoikesu.fish/

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