秋田県男鹿でクラフトサケ醸造所を軸にまちづくりを行っている「稲とアガベ株式会社」(秋田県男鹿市、代表:岡住 修兵 以下「稲とアガベ」)は、このたび醸造設備の拡大に伴う設備投資を目的に、株式会社秋田銀行、株式会社あきぎんキャピタルパートナーズ、および株式会社日本政策金融公庫より、協調投融資による資金調達を実施いたしましたことをお知らせいたします。今回の資金調達により、当社の醸造所「稲とアガベ醸造所」の改修および最新の醸造設備の導入を行い、製造能力を大幅に引き上げてまいります。
■ 醸造拠点拡張の背景
1. 国内外からの需要増加への対応
おかげさまで、私たちが製造するクラフトサケは、日本国内のみならず海外からも非常に高い評価をいただいております。この「熱」を絶やすことなく、より多くの方に男鹿の味を届けるため、今こそ供給体制を整えるべきだと判断しました。
2. クラフトサケを「文化」へ
クラフトサケという新しいジャンルが日本に定着しつつある今、より安定した品質と供給量を確保する責任があると考えています。醸造所を拡張し、技術を研鑽できる環境を整えることは、この産業自体の持続可能性を高めることにつながります。
3. 男鹿の「まちづくり」を次のフェーズへ
醸造所は、私たちの活動の心臓部です。製造量が増えることは、原料となるお米の契約農家様への貢献、雇用の創出、そして男鹿への来訪者の増加に直結します。現在展開しているホテル、飲食店、食品加工場といった多角的な事業と、この拡張された醸造所を連動させることで、男鹿の地域経済にさらなる循環を生み出していきます。
■ 資金調達の概要と使途
今回の資金調達は、地域金融機関である秋田銀行グループ、および日本政策金融公庫による、当社の成長性と地域への貢献を高く評価いただいた「協調支援」の形をとっています。
<投資内容>
醸造所の改修、および最新鋭の醸造設備(タンク、半自動ラベラー、冷蔵倉庫等)の新設
<各機関による支援内容>
秋田銀行: 補助金入金までのつなぎ資金の支援
あきぎんキャピタルパートナーズ:
あきぎんNEXT投資事業有限責任組合」を通じた第三者割当増資の引受け
日本政策金融公庫:
中小企業事業の特別貸付制度「スタートアップ支援資金」による融資(資本性ローン)
稲とアガベが手がける事業について

<稲とアガベ株式会社 取締役CFO(最高財務責任者) 齋藤翔太コメント>

創業時よりお力添えをいただいている秋田銀行様と、資本提携を通じてさらなる連携強化を図れることを、大変心強く、ありがたく感じております。加えて、私の古巣である日本政策金融公庫様についても、これまで取引のある農林水産事業、国民生活事業に加えて、中小企業事業からも新たにご支援いただけることとなり、嬉しく思うと同時に身が引き締まる思いです。これまで融資による資金調達で事業を拡大してきた稲とアガベ株式会社ですが、第三者割当増資等の資本性の資金を調達する新たなステージに入ります。ステークホルダーの皆様の期待を上回る成果をお見せできるよう、サケづくりに、まちづくりに、スタッフ一同引き続き精進してまいります。これからの展開にも、ぜひご注目ください!
<稲とアガベについて>
稲とアガベは、秋田県男鹿市で2021年の秋に創業したクラフトサケ醸造所です。「クラフトサケ」とは、日本酒の製造技術をベースとして、そこに副原料を入れることで新しい味わいを目指した新ジャンルのお酒です。私たちは、単にお酒を造るだけでなく、お酒を「地域メディア」として位置付けています。お酒を通じて男鹿に興味を持っていただき、実際に訪れて楽しんでもらうことを目指し、醸造所を起点とした街づくりを推進してまいりました。創業から数年で、レストラン、食品加工所、ラーメン店に加え、サウナ付きホテル「ホテルかぜまちみなと」「ひるね」、スピリッツを製造する「早苗饗蒸留所」、そして人々が集うスナック「シーガール」を開業いたしました。クラフトサケを起点に男鹿の街を未来に残すことを目指して活動しています。
<稲とアガベ株式会社 概要>
社名 :稲とアガベ株式会社 https://inetoagave.com/
所在地 :秋田県男鹿市船川港船川新浜町1-21
代表者 :代表取締役 岡住修兵
設立日 :2021年3月
事業内容:酒類製造業(クラフトサケ及び輸出用清酒)、飲食店営業、食品加工業、宿泊業









