【業界初】web3×生成AIで酪農DXが"続く仕組み"に

更新日: 2026年02月17日 /提供:農情人

~酪農DXサミット in 岡山、3月6日開催~




農業×新技術を推進する農家支援コミュニティ「Metagri研究所」(運営:株式会社農情人、本社:千葉県船橋市、代表取締役:甲斐雄一郎)は、地域交流牧場全国連絡会 クラブ・ユース事業主催の「近畿・中国・四国地区 酪農DXサミット in 岡山 ~AIで繋がる、生産者と地域の新しい未来~」(2026年3月6日・岡山県農業共済会館)に登壇いたします。
本サミットでは、web3的なコミュニティ運営の手法と生成AI活用を掛け合わせ、酪農分野において「生産者主体で継続できるDXの仕組み」を提示します。酪農業界において、DAO的なオンラインコミュニティ運営手法と生成AI活用を組み合わせたDXプログラムの提示は業界初の試みです(※1)。
AI推進団体による理論解説、農業×web3コミュニティによる実装設計、そして現役酪農家による実践報告を一つのプログラムに統合し、単発の学習機会にとどまらない"続く仕組み"を地域に届けます。
(※1)国内の酪農DX関連イベントやプログラムを対象に当社調査(2026年2月時点)

開催背景:酪農が直面する複合危機と「DXが続かない」構造的課題

日本の酪農業界は、複合的な経営課題に直面しています。
- 担い手の急減:農林水産省「畜産統計調査」(※2)によれば、乳用牛の飼養戸数は2015年の約17,700戸から2025年には約11,300戸へと、10年間で約36%減少しました。これは 年間約640戸 のペースで飼養戸数が減少している計算になります。
- 飼料コストの高騰:配合飼料価格は上昇局面が続き、酪農経営を圧迫しています。例えばJA全農は、2026年1~3月期の配合飼料供給価格について、前期比で全国全畜種総平均トン当り約4,200円の値上げを決定しました(※3)。
- デジタル活用の遅れ:農林水産省の公表データ(※4)によれば、スマート農業技術を活用した農地面積の割合は約20%(2024年時点)にとどまっており、政府目標の2030年までに50%とは大きな開きがあります。特に酪農・畜産分野では「導入コスト」「人材不足」「知識不足」が三大障壁として指摘されており、デジタル活用の裾野拡大が急務となっています。

こうした中、生成AIの登場は酪農の現場にも新たな可能性をもたらしています。事務作業の効率化、情報発信、記録・整理など、すでに現場で試行を始める生産者も出てきました。しかし、多くの現場では依然として「AIをどう始めればよいか分からない」「導入しても続かないのではないか」という不安が大きな障壁となっています。
実際に本サミットの事前アンケートでは、約3割がAI未経験であり、経験者も含めた利用頻度の自己評価は10段階中の平均4.5にとどまります。現場にはニーズがあるのに、始め方が分からない。このギャップこそが、酪農DXの最大のボトルネックです。
本サミットでは、「導入」だけでなく「継続」に焦点を当て、web3的なコミュニティ運営の手法を酪農DXに応用することで、地域ぐるみで学び合い、支え合いながら進める"続く仕組み"を提案します。これは従来の「ベンダー主導型」「単発研修型」のDX推進とは一線を画し、生産者自身が主体となって運用できる形を目指すアプローチです。

(※2)農林水産省「畜産統計調査」(2025年7月発表)
(※3)全国農業協同組合連合会「令和8年1~3月期の配合飼料供給価格について」(2025年12月発表)
(※4)農林水産省「スマート農業をめぐる情勢について」(2026年1月版)

なぜ"web3×生成AI"なのか

これまでの酪農DXは、大きく2つの型に分類されます。
- ベンダー主導型:機器メーカーやITベンダーが導入・運用を主導。現場は"使う側"にとどまり、ベンダーの支援が終わるとともに停滞しやすい
- 単発研修型:セミナーや勉強会で知識を提供するが、学んだ内容を現場で実践・継続する仕組みがない

本サミットが提示する第3のアプローチは、農家支援コミュニティ「Metagri研究所」が培ってきたDAO的なオンラインコミュニティ運営の知見を酪農DXに応用するものです。
酪農業界において、このようにweb3的なコミュニティ設計思想と生成AI活用を組み合わせ、「生産者主体で続くDXの仕組み」を体系的に提示する取り組みは、当社の調査では前例がありません。

参加者の声から見える現場のリアル

本サミットの事前登録者を対象としたアンケートからは、酪農現場のリアルな課題が浮き彫りになっています。
参加者の属性
- 生産者
- 企業(酪農乳業・飼料メーカー等)

現場から寄せられた具体的な課題・質問
- 「作業日誌や伝達作業をスムーズにしたい」
- 「人材確保が喫緊の課題のため何とか解決したい」
- 「飼料面でのAI活用方法を知りたい」

作業の効率化から飼養管理、人材確保まで、課題は多岐にわたります。
一方でAI未経験者が約3割を占めており、「ニーズはあるが始め方が分からない」という構造的なギャップが確認されました。本サミットはまさに、このギャップを埋めるために設計されたプログラムです。

酪農DXサミット in 岡山

当日は、生成AIの基礎から“現場で使える型”までを共有したうえで、学びを継続・実装に繋げるためのコミュニティ設計(DAO的運営)を、理論・設計・実践の3視点で解説します。




Peatixにて販売中
当日ご来場いただけない方のために、セミナーパートのアーカイブ動画をPeatixにて1,000円(税込)で販売しております。視聴URLは2026年3月9日以降、登録メールアドレス宛にご案内いたします。遠方の方や多忙な方にも、酪農AI活用の最前線をお届けします。

登壇者紹介



川上 哲也(川上牧場/クラブユース)酪農現場でのAI活用実践者。
日々の酪農業務において生成AIを積極的に導入し、事務効率化・情報発信・飼養管理の改善に取り組む。本サミットでは事例提供および進行を担当。






原田 裕輔(CDLEひろしま)国内最大規模のAIコミュニティ「CDLE(Community of Deep Learning Evangelists)」の広島支部「CDLEひろしま」運営メンバー。
AI勉強会の定期開催を通じて地域のAIリテラシー向上と人材育成を推進している。





甲斐 雄一郎(Metagri研究所 所長)「農業の常識を超越する」をミッションに掲げ、2022年3月よりMetagri研究所を運営。農業×web3×AI領域で多数の実証事業を推進。2025年には日本初の農業AIハッカソンを主催し、実装から実用化に至るプロジェクトを輩出。



主催団体について

地域交流牧場全国連絡会
全国の酪農家が地域の消費者と交流し、酪農への理解促進と地域活性化を目指すネットワーク組織。酪農教育ファーム活動を中心に、生産者と消費者をつなぐ多様な活動を展開しています。

農業web3コミュニティ『Metagri研究所』




Metagri研究所は、キーワード「農業×新技術」を掲げて持続可能な農業の実現に取り組むコミュニティです。2022年3月より活動をスタートし、2026年2月現在では1,300名以上が参加しています。失敗を恐れずに、新たな社会実験に取り組む姿勢を大切にしたいという意味を込めて「研究所」としています。
具体的には次のような取り組みを実施しています。
- 独自トークン発行によるトークンエコノミー「FarmFi」モデルの構築
- 会員証NFTホルダー限定のイベントの企画と運営
- 農業とweb3、生成AI技術などの新技術を組み合わせた実証実験
- 地方創生×web3支援パッケージ構築と導入支援

農業にweb3や生成AI技術を掛け合わせた取り組みに興味のある方はコミュニティにご参加ください。
Metagri研究所
公式サイト:https://metagri-labo.com/
イベントセミナー:https://metagrilabo.peatix.com/
公式SNS(X):https://x.com/metagrilabo/
公式SNS(Instagram):https://www.instagram.com/metagrilabo/
公式Line:https://page.line.me/918tbanl

「Metagri研究所」運営元企業




株式会社農情人URL : https://noujoujin.com/
提供サービス(一部):
・農業マーケティング支援
・農業×新技術の企画開発
・AIワークショップの企画運営
・農業AIメディアの運営
・書籍出版



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