徳島県食の安全・安心基本指針の改定について
2021年10月13日
「徳島県食の安全・安心基本指針」は、生産から消費に至る一貫した食の安全安心の確保に関する施策を、総合的かつ計画的に推進するため、平成16年度に策定された後、産地偽装や原発事故、家畜伝染病など食を取り巻く環境変化に対応し、随時改定を重ねてきたところです。
このたび、最終改定(平成29年)から約4年が経過し、「食品衛生法」が改正され、本年6月から全面施行となったほか、「食品表示法」については原料原産地表示が追加されるなど、食の安全安心に関する法令が大きく改正されました。また、昨年7月に消費者庁の恒常的拠点である「消費者庁新未来創造戦略本部」が県庁に開設され、食の安全安心に関する事項についても本県と連携しながら先駆的な取組が試行されております。
このような新しい状況に対応するため、基本指針の改定を行うこととしました。
< 改定のポイント>
(1)食の安全安心に関する法令改正への対応
1 食品衛生法の改正により、「HACCPに沿った衛生管理」が新たに制度化され、令和3年6月に全面施行されたことから、HACCPによる自主管理に重点をおいた監視指導を行う。
2 食品表示基準の改正内容について、ポータルサイトを活用した情報提供などの事業者支援を行う。
(2)消費者庁新未来創造戦略本部との連携
令和2年7月に消費者庁新未来創造戦略本部が県庁に開設されたことから、引き続き、本県を実証フィールドとして活用した消費者調査活動やリスクコミュニケーションなどに連携して対応する。
<基本指針の本文>
徳島県食の安全・安心基本指針(令和3年10月改定).pdf(332KB)
お問い合わせ
消費者くらし安全局安全衛生課
HACCP食品安全担当
電話:088-621-2229
ファクシミリ:088-621-2848
E-Mail:anzeneiseika@pref.tokushima.jp