与論島のラグジュアリーVILLA 「AMADA与論島」、関西大学・上田正人教授のサンゴ礁再生研究を支援~与論島の海と未来を守る取り組み

掲載日: 2026年01月26日 /提供:MIYA VILLAS&RESORTS

美しいサンゴ礁の再生に向け、チタン基盤を用いた最先端技術を支援

MIYA VILLAS&RESORTS株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:宮俊明)が運営するラグジュアリーVILLA「AMADA与論島」は、海水温上昇により白化が進む与論島のサンゴ礁再生に向け、関西大学上田正人教授の「異分野融合研究」へ売上の一部を寄付する形で支援を行いました。
教授のチームは、サンゴ礁の再生を目指した最先端技術の開発を進めており、与論島の海域で実証実験が行われております。
本取り組みでは再生医療で培った技術を海洋生態系保全に応用するという最先端の科学的アプローチを通じ、地域環境保全と観光資源の持続可能性を高めてまいります。

関西大学にて、サンゴ礁再生に関する研究内容についてお話をうかがいました。当社のも想いも共有し、今後の連携について意見交換を行いました。


上田教授の研究室にて。

実際のサンゴや研究の様子を見学させていただきました。

■寄付の背景―与論島の海とサンゴの現状

与論島は、鹿児島県最南端に位置する小さな島で、透明度の高い海に囲まれています。
しかし近年、与論島を象徴する”海の青さ”を支えてきた美しいサンゴ礁は、海水温上昇や環境変化の影響により白化が進み、大きなダメージを受けています。
サンゴ礁の衰退は、海の透明度、生態系、漁、観光資源など、島の未来に影響をもたらす深刻な問題となっています。
AMADAは与論島の自然環境を守り、地域の観光産業と共存させるために、科学的なアプローチによる解決策に着目しました。
観光のためだけではなく、島の暮らし、文化、自然そのものを守りたい。
島の未来を見据え、本質的で長期的な価値を生む研究を通して「いま、自分たちにできることを行う」という想いから、売上の一部である200万円を寄付する形で支援を行いました。
今後も、こうした島の為になる寄付やボランティア活動を継続し、与論島の海と自然を未来へつなぐ取り組みを進めていきます。






■上田教授のサンゴ研究について

関西大学 化学生命工学部の上田正人教授は、医療インプラントなどに用いられるバイオマテリアル(生体材料)研究を専門とし、材料表面を生体になじませる技術の研究を長年行ってきました。
骨や歯といった硬組織と調和する材料設計の知見を基盤に、現在はその研究成果を海洋分野へと応用し、サンゴ礁再生に向けた研究に取り組んでいます。
上田教授が開発を進めるのは、チタンなどの表面改質技術を活用し、サンゴの幼生・ポリプ(軟組織)が着生・成長しやすい人工基盤を創出する手法です。
これは、自然回復だけでは追いつかないサンゴ礁の再生を、科学的に補完する新たなアプローチとして注目されています。
従来のサンゴ礁再生では、健康なサンゴを切り取って移植する「断片移植」が主流でしたが、移植元となるサンゴへの負荷や、規模拡大の難しさといった課題がありました。
これに対し上田教授の手法は、既存のサンゴをほぼ傷つけることなく、人工的に設計された基盤にサンゴのポリプを定着させて成長を促す点に特長があります。
医療インプラント材料として用いられてきたチタンと、その表面特性を生かすことで、薬品や大がかりな装置に頼らず、海洋環境への負荷を抑えた再生を目指しています。

チタンの上に定着・成長するサンゴの様子

現在、この人工基盤を与論島の海中に設置し、実海域という自然環境下での長期的な観察と検証が行われています。
与論島は、透明度の高い海と豊かなサンゴ礁を有する一方、近年は白化などの影響も受けていることから、研究成果を実際の環境課題と結びつけて検証できる重要なフィールドと位置づけられており、その中でAMADAの寄付は、与論島で進められている実証実験を継続する一助となり、島の海を舞台にした研究の前進を支えています。

与論島でのフィールド試験の様子







■2025年大阪・関西万博を契機とした国際共同研究の展開

2025年大阪・関西万博サウジアラビア館で展示されていた、3Dプリントによるサンゴ構造体および関連装置が、サウジアラビアのキング・アブドラ科学技術大学(KAUST)から研究用途として寄贈されました。
この寄贈を契機に、海外の大学・研究機関と連携した国際共同研究が本格的に始動しています。
寄贈されたサンゴ構造体は、実際のサンゴ骨格と同形状で、サンゴ由来の素材を用いて3Dプリントされたものです。
この人工構造体に本物のサンゴの細胞(ポリプ)を定着させ、その成長過程を検証する研究に活用されています。
ポリプが増殖しながら構造体の表面を覆っていくことで、人工的に作られた構造体が、やがて生きたサンゴとしての性質を持つようになる点が、この研究の注目すべき部分です。
万博という国際的な舞台で示された研究成果が、展示にとどまることなく実海域での検証へと展開されることで、サンゴ礁再生技術の応用可能性は新たな段階へと進みつつあります。
こうした取り組みは、健全な海洋生態系を将来世代へと引き継ぐための、持続可能な海洋再生研究の発展につながるものとして期待されています。

■研究・実証実験にとどまらない、地域とともに進める取り組み

上田教授は、サンゴ礁再生に関する研究や実証実験に加え、研究成果を地域へと還元する取り組みにも力を注いでいます。
与論島では、島の子どもたちを対象に、サンゴ教室を開催し、研究の背景や海で起きている変化を、わかりやすく伝える活動を行っています。
教室では、専門的な内容を子供たちに向けてわかりやすく紹介し、「海を知ること」「関心を持つこと」が未来の環境を守る第一歩であることを共有しています。
こうした取り組みは、研究者が現地に足を運び、島の人々と直接対話しながら進めることで、科学と地域社会をつなぐ役割を果たしています。
上田教授の、サンゴ礁再生を単なる研究テーマとして捉えるのではなく、次世代へと海の価値を伝え、地域とともに未来を考えていく活動として、研究・実証・教育を一体で進める姿勢は、与論島の海と人をつなぐ重要な取り組みとなっています。

与論島の小学生へサンゴ教室を開催

■代表者コメント

この度、関西大学 上田正人教授が取り組まれているサンゴ礁再生研究のお話を伺い、率直に「未来が楽しみになる研究だ」と強く感じました。
研究成果や科学的なアプローチの確かさはもちろんのこと、サンゴ礁という自然資本を次世代へつなぐという明確なビジョンに、大きな可能性を感じています。
特に印象的だったのは、子どもたちをはじめとする次世代に関心を持たせ、学びや誇りへとつなげていく視点です。
本研究は単なる環境保全にとどまらず、人と自然、そして地域社会を結び直す力を持っていると確信しています。
この取り組みは、やがてこの島の社会環境そのものを豊かにし、持続可能な未来づくりに必ず貢献する日が来るでしょう。
私たちは、こうした志ある研究と共に歩み、未来への価値創造に関わっていきたいと考えています。

■上田教授コメント

この度は、MIYA VILLAS&RESORTS株式会社様より多大なるご支援を賜り、心より感謝申し上げます。
私たちはこれまで、整形外科インプラントなどの『再生医療技術』を応用し、サンゴを救うためのまったく新しいアプローチの研究を進めてきました。
美しい与論島の海を守りたいという共通の想いのもと、頂いたご寄付は実海域での実証実験、サウジアラビア(KAUST)との国際共同研究を加速させるための基礎実験などに大切に活用させていただきます。
科学の力で『ヨロンブルー』を未来へ繋ぐため、研究チーム一同、全力を尽くす所存です。

■上田正人教授

関西大学工学部を卒業後、大阪大学大学院工学研究科にて博士課程修了後、大阪大学大学院助手、関西大学化学生命工学部講師、准教授、英国ケンブリッジ大学客員研究員を経て、2017年4月より関西大学化学生命工学部教授に就任。
再生医療・バイオマテリアルを専門とし、医療インプラントで培った技術をサンゴ礁再生に応用する異分野融合の研究を推進。
国内外の研究機関との共同研究や実証実験を通じ、海洋生態系の保全と持続可能性向上に貢献する他、株式会社イノカにて、CTOとして技術実装にも取り組み、学術研究と実践的保全活動の両面で成果を生み出しています。

関西大学 上田正人教授

■AMADAについて

AMADA与論島は、与論島の自然と静けさを堪能できる1日1組限定のプライベートVILLA。
品覇海岸を望む開放的なロケーションに、プライベートプールやバレルサウナを備え、日常から離れて、心ほどける上質な滞在を提供しています。
ゲストに非日常の体験を届けるとともに、島の環境やサンゴ礁への想いを大切にし、地域の自然保護や持続可能性向上にも引き続き取り組んでいきたいと考えています。
ご予約はこちらから

1日1組限定のプライベートVILLA「AMADA与論島」

■会社概要

MIYA VILLAS&RESORTS株式会社
代表取締役:宮 俊明
所在地:東京都渋谷区恵比寿西1丁目12-14 エイビスビル2F A号室
- 企業ホームページ:https://miya-resorts.com/
- AMADAホームページ:https://amada-yoron.com/
- instagram:https://www.instagram.com/amada_yoron/





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