地域商社やまぐち株式会社(代表取締役:植木 智規)は、瀬戸内の美しさを体現するアルコールブランド「多島海 -TATOUMI-」シリーズより、低グリテリン米を使用した日本酒「多島海 生原酒」を2026年1月23日に発売いたします。

■ ブランドコンセプト「多島海 -TATOUMI-」
「多島海」とは、瀬戸内海やエーゲ海のように多数の島々が連なる、美しく穏やかな海域を指します。
誰もが“美しい”と感じる普遍的な景色のように、誰が飲んでも“綺麗で美味しい”と感じられる酒を届けたい。その想いから、この名を冠しました。
また、ブランドの売上の一部は「認定NPO法人 瀬戸内オリーブ基金(*1、以下:オリーブ基金)」に寄付され、瀬戸内海の環境保全に役立てられます。
-美しい景色は人生を幸福にする-その価値を未来へつなぐ取り組みです。
(*1)オリーブ基金…瀬戸内海の離島、豊島(てしま)でかつて起こった有害産業廃棄物の不法投棄をきっかけに、瀬戸内海エリアの豊かな自然環境を守り、次世代へ引き継ぐことを目的として活動するNPO法人です。
■ 開発担当者・高木真吾の想い
日本酒「多島海」は、株式会社獺祭を経て、現在は地域商社やまぐちで酒類事業を担当する高木真吾が担っております。
多島海ブランドの原点には、「原料から圧倒的な差別化を生む酒をつくりたい」という課題意識がありました。そのような中で、新潟県の酒米生産者から希少な低グリテリン米(*2)「春陽」を少量譲っていただけることに。
開発担当者の高木は、低グリテリン米を使うと、白ワインのような特徴的な香りを生む成分「4MMP」が生成しやすいことを知っており、原料の個性だけでここまで差がつく酒は他にないと確信していました。
(*2)低グリテリン米…米に含まれる主要な貯蔵タンパク質「グリテリン」を通常より大幅に抑えた特別な米です。元々は腎臓疾患などでたんぱく質制限が必要な方の食事用として開発された米ですが、その独自の特性が酒造分野でも注目されています。

次に必要となったのは、希少な酒米「春陽」の魅力を最大限引き出せる造り手。
最近飲んだ日本酒で印象に残っていたのが、山口県周南市の老舗酒蔵「中島屋酒造場」の大きな品質向上でした。杜氏の中村信博氏に相談したところ、「自蔵では扱うにはあまりに個性が強いけれども、高木さんのブランドでやるなら面白い。地域商社やまぐちで、他の酒蔵にも広げられる名前にしたらどうでしょう?」との言葉に背中を押され、試験醸造がスタート。
日本酒の伝統製法である生?(きもと)造りや、熟成酒造りに定評のある中島屋酒造場の技術と「春陽」が見事に調和し、爽やかで白ブドウ・マスカットのような香りを持ちながら、透明感のある甘みと旨み、しかも劣化しにくい日本酒「多島海」が誕生しました。
■ 商品概要
- 商品名:多島海 生原酒
- 内容量:1,800ml / 720ml
- 希望小売価格(税抜):3,500円 / 2,000円
- JANコード:4519292006226 / 4519292006233
- 製造者:株式会社中島屋酒造場
- 販売者:地域商社やまぐち株式会社

■ 製造パートナー
中島屋酒造場(山口県周南市・1823年創業)は、生?(きもと)造りを中心とした伝統技術と高い醸造力で知られる老舗酒蔵です。代表銘柄「カネナカ」は、世界的品評会 IWC でも高い評価を受けており、良質な水と米を活かした“記憶に残る濃い味”を追求しています。
■ 今後の展望
2025年よりテストマーケティングを開始した「多島海」ブランドは、2026年より本格的に始動し、“瀬戸内海の美しさを味わえるブランド”として、世界に向けて発信を続けてまいります。
- 日本酒:技術力の高い酒蔵との連携強化(2026年に3酒蔵と連携予定
- スピリッツ:希少価値の高い地域資源を活かした新商品開発
さらに、小さな一歩を大きな未来へつなげるため、低グリテリン米の栽培にも関与を開始。かつて獺祭が「山田錦が足りないなら作ろう」と動いた姿に倣い、低グリテリン米の生産拡大に挑戦しています。
そしてもう一歩踏み込み、ブランド名「多島海」が象徴する瀬戸内海の美しさを未来へ残すため、オリーブ基金への寄付を決断しました。
「美しい景観があるからこそ、心豊かな暮らしがある」という信念が、多島海ブランドを支えています。









