「三重県食品提供システム」(通称「みえ~る」)の参加企業・団体を募集します

掲載日: 2021年07月14日 /提供:三重県庁

令和03年07月14日

「三重県食品提供システム」(通称「みえ~る」)の参加企業・団体を募集します

県内の食品関連事業者から、売れ残り、規格外品、返品など、年間で約4万6千トン(令和元年度)の食品ロス(※1)がまだ食べられるのに捨てられています。
県では、食品ロスの削減と、フードバンク活動(※2)を通じた生活困窮者支援を目的として、ICTの活用により食品関連企業・団体とフードバンク活動団体等との間で、食品の提供及び受取に関する連絡調整が容易に行える「三重県食品提供システム」、通称「みえ~る」(※3)を開発しました。
今後の本格運用開始に向けて、食品の提供者・受取者となる参加企業・団体を募集します。

1 システムの概要(別紙参照)
(1)提供食品情報の共有(食品提供者による食品情報の入力、受取者における閲覧・選定)
(2)マッチングの成立
(3)受取方法等の相互連絡
(4)食品配布状況の共有(受取者による入力、提供者による確認)

2 応募方法
(1)登録方法
「三重県食品提供システム」(みえ~る)で利用申請を行っていただき、県による承認後に利用可能となります。
https://www.miefood.jp
※パソコン、タブレット、スマートフォンで利用可能です。

(2)募集対象
ア 提供者
食品関連企業・団体(食品製造業、食品卸売業、食品小売業等)、災害備蓄食品所有企業・団体
イ 受取者
フードバンク活動団体、子ども食堂、社会福祉協議会等
(三重県内の生活困窮者に食品を提供する団体に限ります。)
※提供者、受取者のいずれも、個人は対象としていません。

(3)募集開始日(システム運用開始日)
令和3年7月14日(水)
※10月(食品ロス削減月間)の本格運用に向けて、参加企業・団体を募集します。

3 現時点での参加(予定)団体
県では、令和2年度からシステム開発を行っており、事前に意見交換等を行った11団体からは、既に参加の意向が示されています。このほか、15団体が参加検討中です。
食品ロス削減とフードバンク活動等の活性化に向けて、今後も参加団体の拡大を図っていきます。
【提供者】
・ヤマモリ株式会社
・サンジルシ醸造株式会社
・生活協同組合コープみえ
・三重県(災害対策課)
【受取者】
・フードバンク多文化みえ
・多文化共生ネットワークエスペランサ
・K&L合同会社
・フードバンク愛知
・太陽の家
・三重県社会福祉協議会
・明和町社会福祉協議会

4 システム開発のねらい
・県では、令和3年3月に策定した「三重県循環型社会形成推進計画」において、Society5.0やSDGsといった新たな視点に立った取組を推進しています。
・食品の提供から受取までを電子システム化することで、提供された食品情報が提供者と受取者で迅速に共有でき、生活困窮者へタイムリーに食品を提供することができます。
・未利用食品の活用だけでなく、生活困窮者支援を目的とした食品の寄付にも利用いただけます。

※1 食品ロスとは
本来食べられるにもかかわらず捨てられる食品

※2 フードバンク活動とは
まだ食べられるのに捨てられる食品(食品ロス)を提供者から無償で受け、生活困窮者などの食品を必要とされる方々に無償で提供している活動

※3 「みえ~る」の意味
「みえ」、「エール」、「みえる」を組み合わせた名前です。
・三重の「み」と「え」の文字を入れて、
・SDGsの「誰一人取り残さない」という考え方に基づき「『み』んなで『え』がおに」なるように
・食料支援による「エール」が生活困窮者の方に届くとともに、
・提供者と受取者がシステムを通して、お互い顔が「みえる」ようになり、
・そして、みんなの笑顔が溢れる社会になるように
という願いを込めています。

別紙 システムの概要

bnr_500_menuplus.png 記事下バナー

注目のキーワード

すべてのキーワード

業界

トピックス

地域