一般社団法人うみらいふは2026年1月15日、大分県立海洋科学高等学校の生徒と一緒に佐賀関漁港を訪れ、大分県を代表するブランド魚「関あじ・関さば」ブランドを守る取組みについて学ぶ体験学習ツアー第三弾を開催しました。大分市佐賀関で水揚げされるブランド魚「関あじ・関さば」は、その鮮度と引き締まった身・脂の乗りから非常に美味しいと全国的に高い評価を得ています。高い評価を得ている背景には、一本釣りという丁寧な漁法のほかに、大分県漁業協同組合佐賀関支店の徹底した鮮度保持と厳しい品質管理体制があります。今回の体験学習では、魚を網で掬った際に一瞬の目利きで値付けする「面(つら)買い」の様子や特殊な「活けじめ」などを見学させて頂き、県漁協が出荷から流通までを一貫して行うことにより、究極の鮮度が守られていることを生徒たちは学びました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

イベント概要
【概要】 佐賀関漁港を訪れ、魚に触れず計量する「面買い」等の独自技術や、漁協が流通まで一括して担う体制を学びます。現場の声を通じて、高度な仕組みがブランドを守り、佐賀関の漁業をどう支えているのか、漁業にまつわる仕事への関心とその本質の理解を深めます。【日程】2026年1月15日(木) 8時30分~14時00分
【開催場所】大分県漁業協同組合佐賀関支店(大分県大分市大字佐賀関2016番地の4)
【参加人数】20名(大分県立海洋科学高校の生徒10人含む)
【企画協力】大分県漁業協同組合佐賀関支店、大分県中部振興局、大分県立海洋科学高校
大きないけすにビックリ!面(つら)買い&梱包作業場を見学
最初の見学は荷捌き場施設です。講師の高瀬さんより、漁師の方が釣ってきた魚を船上から網を使い漁協のいけすに入れるところから始まり、面(つら)買いという買取方法、神経締め、保冷、出荷までの一連の流れや、関あじ関さばとして出荷されるまでの徹底した品質管理について説明をしていただきました。熟練の技、迫力満点の面買いのスピードと迫力に生徒の皆さんは驚いていました。

漁協の仕事について勉強
続いて大分県漁業協同組合佐賀関支店にて佐藤支店長と同校のOBである職員の須川さんからお話を伺いました。今回は進路選択を控えた2年生がメインの参加ということもあり、将来のキャリアを具体的にイメージできる貴重な時間となりました。お昼は須川さんの神経締めしたお魚でお寿司をいただき「今まで食べたものと全然違う!」と感激し、技術の価値を実感する特別な体験となりました。また、この日はクロメ漁の解禁日ということもあり、今でしか見られない貴重なクロメ漁の見学もさせていただきました。
参加した学生・関係者からの声
・漁協の活動などを知り、進路の幅が広がりました。(学生)・魚の鮮度を保つために工夫をしていて、それが佐賀関ブランドに繋がっていると納得した。(学生)
・漁師の仕事は厳しい面もありますが、頑張り次第でしっかりと収入を得られる魅力的な仕事です。
また、漁協の職員として、地元の美味しい魚を全国に届ける仕事も非常にやりがいがあります。
ぜひ興味を持ってほしいです。(大分県漁業協同組合 須川さん)
<団体概要>
団体名称:一般社団法人うみらいふ
URL:https://oita.uminohi.jp/
活動内容:大分の恵まれた海洋環境や付随する課題を自分事として捉えてもらうため、様々なステークホルダーと連携し、海洋環境の実情の訴求や、大分県にまつわるデータの周知、また地元が抱える海に関する課題などを拾い上げ、より多くの人に問題提起をして、自分ごととして地元の海を考えられるよう啓発・訴求をしていく。

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/









