【愛媛発】「ミカンを食べればCO2が減る?」環境再生型農業とバイオ炭で挑むゼロカーボンへの挑戦。シンポジウム「持続可能な農業の未来を考える」2/21開催…

掲載日: 2026年01月20日 /提供:ユウギボウシ愛媛

[持続可能な農業の未来を考える] - [ユウギボウシ愛媛]主催、[2026年2月21日]に開催




愛媛県佐田岬半島にて柑橘栽培を行うユウギボウシ愛媛(代表:宮部元治)と2月17日に設立する予定の、一般社団法人エシカルテロワールジャパン(代表予定:大橋麻輝)は、2026年2月21日(土)、愛媛大学農学部にて、**シンポジウム「持続可能な農業の未来を考える ―環境再生型かんきつ農業とバイオ炭がつくるゼロカーボンの未来―」**を開催いたします。

本シンポジウムには、茨城大学や愛媛大学の研究者、また各分野の第一人者が登壇し、気候変動対策としての農業の可能性について議論します。

開催の趣旨
本シンポジウムは、環境再生型かんきつ農業の実践と、その科学的根拠を共有し、果樹園を核とした土壌炭素貯留、バイオ炭利用、森林・水田との連携による地域循環型ゼロカーボン農業の可能性を学術的・社会的に議論することを目的とします。

■ 背景:失われた「土といのちの循環」を取り戻すために
私たちの活動拠点である愛媛県・佐田岬半島名取地区は、海と山が接する美しい場所です。しかし、その足元では**「人口減少」と「気候変動」そして「生態系の喪失」**という深刻な危機が進行していました。
長年の慣行農業による土壌の劣化は、海への土砂流出を招き、豊かな海の生態系さえも脅かしています。「人間が豊かになれば、自然が痩せていく」。そんな対立した関係性が、地域の持続可能性を限界まで追い込んでいました。
私たちは**「人と自然が共に豊かに生きる社会への転換が必要だと痛感しました。

失われた「土(根)」の力を取り戻し、地域にあるもの(剪定枝など)を資源として巡らせる「環」を作る。
農業を「環境負荷の原因」から、炭素を貯留し生態系を回復させる「地球再生の主役」**
へと変えること。

それが、次世代の暮らしを守る唯一の方法であると考え、本プロジェクトを始動させました。

■ シンポジウムの注目ポイント
1. 「土」に炭素を貯めるメカニズムを科学的に解説
剪定枝(せんていし)などの廃棄物を炭(バイオ炭)にして土に還すことで、炭素を半永久的に土壌に貯留する「カーボンファーミング」。茨城大学・小松崎将一教授らが、その科学的根拠(エビデンス)と二酸化炭素削減効果について解説します。

2. 産学連携による「地域循環モデル」と「社会実装」の提言
果樹園だけでなく、森林や水田とも連携し、地域全体で資源を循環させるモデルについて議論します。
また、本モデルの社会実装を担う新団体**「一般社団法人エシカルテロワールジャパン(2026年2月設立予定 代表:大橋麻輝)」**による構想発表も行います。みかんだけでなく全農作物を対象とし、「作る人(テロワール)」と「食べる人(エシカル)」双方の意識変革を目指す、新たな認証制度やビジョンについて提言します。

イベントの詳細


■登壇者(敬称略):
宮部 元治(ユウギボウシ愛媛):環境再生型かんきつ管理の実践
小松崎 将一(茨城大学):果樹園における土壌炭素貯留の可能性
島田 勇巳(高槻バイオチャーエネルギー研究所):バイオ炭製造技術と地域循環
猪谷 保富(株式会社炭そだち研究所):炭素を活かした農業と地域資源循環の実践
甲斐 貴光(人間環境大学 総合環境学部):環境再生型管理が土壌環境と果実品質に与える影響
鶴見 武道(千年の森をつくる会 元愛媛大学):炭化技術の定着とかんきつ廃材の地域利用、森とのつながり
浅木 直美(愛媛大学 農学研究科):バイオ炭の水稲利用と農業全体への展開
大橋 麻輝(一般社団法人 エシカルテロワールジャパン 設立準備室 2月17日設立予定):環境再生型かんきつ農業の社会実装と地域循環モデルの可能性

■主催:ユウギボウシ愛媛
■共催:茨城大学GTech、株式会社炭そだち研究所、高槻バイオチャーエネルギー研究所、日本有機農業学会
■現地見学会:翌2月22日(日)には、愛媛県伊方町(佐田岬)にて、実際の圃場と炭化現場をご覧いただく見学会を実施します。
■お申込み:事前登録
以下のURLよりお申し込みください。
https://nenowa0221.peatix.com/

本件に関するお問合せ
ユウギボウシ愛媛(担当:大橋)
Email: mikaring.p@gmail.com
URL: https://etjapan.org/

コメント

[ねのわ]
【ユウギボウシ愛媛/大橋麻輝]「全ては水で繋がっている」
私たちは長年、「人間が豊かになれば自然が痩せる」という対立構造の中で生きてきました。しかし、本来あるべき姿は違います。土を元気にし、海を守り、美味しくて安全な作物を届ける。農業こそが、気候変動を食い止め、人と自然の関係を結び直す「希望」になれると、私は確信しています。
2月21日のシンポジウムは、その科学的根拠と実践知を共有し、ここから日本中の「農」と「食」を変えていくためのキックオフです。
「Ne no Wa(ねのわ)」が描く、根を張り、環を回し、未来の芽を育む物語。その始まりの場所に、ぜひ立ち会ってください。



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