日本最大級の育苗センター開発に向け、福島県大熊町と「企業立地に関する基本協定」を締結

掲載日: 2025年12月19日 /提供:大熊ミライプラント

大熊中央産業拠点に立地し、地域の産業創出と雇用・帰還支援の貢献を目指す

 大熊ミライプラント株式会社(本社:福島県双葉郡、代表取締役:橋村純。以下「当社」)は、2025年12月18日、福島県大熊町と「大熊中央産業拠点における企業立地に関する基本協定」を締結し、協定式が執り行われました。本協定の締結により、当社は大熊中央産業拠点内に事業拠点を構え、地域の新たな産業創出や雇用の創出、町民の帰還・定住促進に寄与してまいります。

●協定式の様子

(右から大熊町・吉田淳町長/大熊ミライプラント株式会社代表 橋村純)









 今回の協定は、大熊町と当社が大熊中央産業拠点に拠点等を設けることについて合意するものです。
併せて、両者が相互により密接な連携を図り、基本的な事項を定めることにより、立地計画を円滑に促進することとともに、地域の諸課題に迅速かつ的確に対応することを目的としております。
参考:大熊ミライプラント株式会社と立地協定を締結しました(大熊町)

■ 大熊ミライプラントについて

 当社は、株式会社渡辺重建、有限会社ティー・エヌ・プラン、JE FOREST株式会社、農事組合法人アグリ・ジパングが共同で、福島県大熊町の復興と地域産業の再生を目的として、国内最大級となる「早生樹メリクロン培養・育苗工場」を開発するために設立された企業です。

 日本では、森林の高齢化・伐採後の再造林の停滞、そして木質バイオマス需要の急拡大が同時進行しています。にもかかわらず、植林に必要な苗木の供給は慢性的な不足が続き、再生可能な森林産業の基盤が揺らぎつつあります。林業において深刻化する「苗木不足」と「担い手の減少」。その課題を技術の力で解決し、地域の復興と持続可能な森林循環型社会を実現する新たな産業基盤を大熊から生み出します。



 また、温度・湿度・生育状況などの環境要因をAIにより常時管理・分析し、育苗プロセスをデータ化・標準化することで、特定の熟練者に依存しない大量生産体制の構築。
 年間30万本規模の早世樹苗の生産を目指します。経験の有無にかかわらず誰もが育苗に携われる環境を整備し、苗木の品質・価格・供給量の安定化を実現します。





■ 今後の取り組みと地域貢献

 大熊町が整備する「大熊中央産業拠点」は、交通アクセスに優れ、仙台・東京エリアへのアクセスも良好な立地です。職住近接型の産業拠点として、除染・廃炉関連技術から再エネ・環境産業、次世代技術分野まで、幅広い産業の集積を目指しております。

 当社は本協定の締結を機に、地域との対話を大切にしながら、事業拡大を図るとともに、大熊町における雇用創出や人材育成に貢献してまいります。
また、地元住民の皆さまに開かれた企業として、地域イベントへの参加や教育連携等、地域生活圏へのポジティブな関与も積極的に推進していきます。


<会社概要>
■名称:大熊ミライプラント株式会社
■代表者:代表取締役 橋村 純
■所在地:福島県双葉郡
■事業内容: 育苗事業、苗木生産・供給、森林資源循環・次世代林業支援
■公式HP:https://okuma-miraiplant.com

【本リリースに関するお問い合わせ先】
大熊ミライプラント株式会社 広報担当 
こちらからお問い合わせください

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