【タカキ物流サービス】パンをお届けするトラックで「2025年度エコドライブ活動コンクール」の優秀賞を受賞

掲載日: 2025年12月16日 /提供:アンデルセン・パン生活文化研究所

パンを製造・販売するアンデルセングループの物流を担うタカキ物流サービスによる、環境負荷低減と安全運行、地域連携を融合した取り組みが高く評価されました。


タカキ物流サービス 秦野営業所のメンバー

株式会社タカキ物流サービス(本社:広島県安芸郡、代表取締役社長 松永 賢治)の秦野営業所(神奈川県)は、「2025年度エコドライブ活動コンクール」において「優秀賞」を受賞いたしました。
本コンクールは、公益財団法人 交通エコロジー・モビリティ財団が主催し、警察庁・経済産業省・国土交通省・環境省などが後援するものです。表彰式は11月27日(木)に都内で開催されました。

「エコドライブ活動コンクール」は、地球環境保全に貢献するため、エコドライブ活動(環境配慮型・省エネ運転)に積極的に取り組み、その実績が優れた事業者を表彰します。この度の「優秀賞」受賞は、当社秦野営業所が継続して推進してきた環境負荷低減・安全運行・地域教育・対外活動を融合させた総合的な取り組みが評価されたものです。

背景・コンクール概要

- 主 催:公益財団法人 交通エコロジー・モビリティ財団
- 後 援:エコドライブ普及連絡会、警察庁、経済産業省、国土交通省、環境省、エコドライブ普及推進協議会 他
- 参加実績(2025年度) ・応募数:306件 ・参加事業所:814事業所 ・従業員数:43,381名 ・車両台数:29,304台
- 表彰構成 国土交通大臣賞:1件/環境大臣賞:1件/審査員特別賞:2件/優秀賞:6件/優良賞:29件

受賞のポイント




秦野営業所では、日常の運行管理において下記の7点を重視して取り組みました。
- エコドライブ推進体制の構築(“続けられる仕組み”)
- 走行データを活用した客観的な運行管理
- 体系的な教育プログラムの充実
- 燃費改善と安全運転の同時達成
- 地域への啓発活動・社会貢献
- 行政機関等との連携による対外発信
- アンデルセングループの社会的価値基準に沿った活動

受賞コメント(秦野営業所 所長 田中淳二)



環境負荷低減と安全運行を両立させる取り組みを徹底してきた成果が、このように評価されたことを大変うれしく思います。ドライバー一人ひとりの地道な努力と、地域・行政の皆様のご支援があってこその受賞です。今後も持続可能な物流の実現に向け、さらなる改善と情報発信を続けてまいります。



地域活動の一例

※受賞のポイントとして挙げた「5.地域への啓発活動・社会貢献」の一例をご紹介いたします。

近年、児童の登下校時における大型車両との接触事故が全国的に増加しております。この問題に対し、児童自身が「交通安全の大切さ」を体感し、トラック特有の死角や内輪差による危険性を正しく理解する機会を提供することを目的に、神奈川県秦野市立渋沢小学校において「交通安全・環境保全講習会」を開催いたしました。



<講習概要>
- 日時:2025年10月29日(秦野市立渋沢小学校校庭にて)
- 対象:2年生児童および教職員 約100名
- 主催:株式会社タカキ物流サービス秦野営業所
- 協力:神奈川県議会議員 神倉ひろあき様、秦野市教育委員会、渋沢小学校
- 実施内容:
(1)死角体験(運転席搭乗による視界の確認)
(2)内輪差実演(風船割り体験による後輪の動きの可視化)
(3)冷凍機体験(-30℃まで下がる冷凍庫の風を浴び、断熱構造を解説)
(4)エコドライブ講座(ゆっくり発進・無駄なアイドリング禁止 等のクイズ形式)

児童が「見て、聞いて、体験して、考える」といった能動的な学びにつながるよう、さまざまな工夫を凝らしました。また、安全についてだけでなく、パンを残さず食べ、食品ロスを減らすことが環境保全につながることなどもお伝えしました。児童からは「将来トラックのドライバーになりたい」「冷気が真冬みたいで面白かった」など大好評でした。

今後の展開

2026年2月には、さいたま市より当所のエコドライブ活動に関する講演依頼をいただき、行政向けに成果や社内教育、地域連携の事例を紹介する予定です。今後も社内外に向けた情報共有を強化し、アンデルセングループ全体で環境負荷低減と安全運行の普及を推進してまいります。
【タカキ物流サービスの事業概要】



1、徹底した温度管理による高品質な食品物流
常温、冷蔵、冷凍といった多様な温度帯での配送体制を確立し、パン・洋菓子をはじめとするデリケートな食品を丁寧に取り扱い、高品質な状態でお届けします。
2、西日本・関西中部・関東圏に配送ネットワークを確立
広島発祥であるアンデルセングループの一員として、日本各地へ商品をお届けするために西日本・関西中部・東日本の3拠点内に細かな配送ネットワークを確立しています。広島・滋賀・神奈川を中心に各拠点をつなぐ定期ルートを活用しながら、安全かつ法令を遵守した運行を行っています。
3、安全への取り組み
「安全第一、品質第二、効率第三」を基本方針に、AI搭載ドライブレコーダーの活用、点呼・アルコールチェックの徹底、計画的な車両整備を通じて、安全運行の維持・向上に取り組んでいます。
Gマークは公共社団法人全日本トラック協会が推進する「安全性優良事業所」の認定制度のマークで高評価を得た事業所のみに与えられる「安全性」の証です。弊社では全営業所が取得しています。





4、全営業所で「働きやすい職場認証二つ星」を取得
自動車運送事業(トラック・バス・タクシー)において、運転者の労働条件や労働環境について一定の基準を満たしている「働きやすい職場」として認証されました。「二つ星」は法令遵守のみならず、法令を上回る労働条件や労働環境改善に向けた取り組みを相当程度実施していると認められた事業者です。





株式会社タカキ物流サービス
「ありがとう」と言っていただける物流会社を目指すタカキ物流サービスは、パンの製造・販売を手がけるアンデルセングループ内の物流を一手に引き受けています。西日本・関東圏で物流ネットワークを確立し、商品特性を考慮したきめ細かい配送管理を行っています。型崩れしやすいパンやケーキの仕分け・配送においても、デリケートな取り扱いを徹底し、3温度帯に対応することで高品質な商品を大切にお届けします。

■本社所在地 〒731-4311 広島県安芸郡坂町北新地4丁目5-57
■資本金 1,000万円
■営業拠点数 15か所(東日本、関西、西日本)
■車両台数 217台 ※2025年3月末時点
■公式ウェブサイト https://www.takaki-butsuryu.co.jp/

アンデルセングループ
戦後間もない1948年8月、広島県広島市で「タカキのパン」を創業。創業者 高木俊介は「本物のおいしいパンを届けることで食事を楽しく、暮らしを少しでも豊かにしたい」と考え、素人の発想でさまざまな挑戦を重ねてきました。

現在、アンデルセングループは、小売直営店を運営する「アンデルセン」、FC展開を行う「リトルマーメイド」、石窯パンなどこだわりのパンを小売店へお届けする「タカキベーカリー」を中心に、国内外の関連事業会社から構成され、ベーカリービジネスをトータルで展開しています。

これからも、「食卓に幸せを運ぶ」という 創業当時の思いを胸に、お客様のお役に立てる世界一のクオリティベーカリーへの挑戦を続けていきます。

■創業:1948年8月1日
■本社所在地:広島市中区鶴見町2-19 ルーテル平和大通りビル10F
■公式ウェブサイト:https://www.andersen-group.jp/

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