【イベント事後レポート】鳴門の新たな名産品をめざして地元の子ども達によるプレゼン大会!

掲載日: 2025年12月03日 /提供:特定非営利活動法人 ふれあい福祉の会 山びこへるぷ

子どもたちが地域の方々と一緒に食品ロスを考慮した創作パンづくりに挑戦(徳島県鳴門市)

徳島県鳴門市にある子ども第三の居場所(※)「鳴門拠点」、「ふれあいハウスりぼん」の子ども達が、地元企業ナルトベース(ブエナピンタ株式会社、代表取締役 大関興治)、地元の生産者(フルーツガーデンやまがた、代表取締役 山形文吾)のご協力を得て、地元の名産品「梨」を使用した子ども達の想いのつまった創作パンを発案し、地元企業、生産者へプレゼン大会を行いました。

 この取り組みは、子ども第三の居場所「鳴門拠点」「ふれあいハウスりぼん」を運営するNPO法人ふれあい福祉の会山びこへるぷが、子ども達の食育体験活動の一環として2025年度支援事業として日本財団に集まった寄付金をもとに、(特)Learning for Allよりご支援いただいた事業となります。
当日の審査は、大会までに子ども達へ徳島県鳴門市の名産品・食文化や食品ロスについてお話ししてくださった農林水産省の勝野氏をはじめとする以下の地元の企業や生産者の代表らにお願いしました。
・勝野美江 氏 (農林水産省、日本食育学会常務理事)
・大関興治 氏 (ブエナピンタ株式会社、代表取締役)
・中野寿仁 氏 (ブエナピンタ株式会社、 取締役)
・齋藤善寛 氏 (ブエナピンタ株式会社、取締役)
・山形文吾 氏 (株式会社 フルーツガーデンやまがた、代表取締役)
・山形龍生 氏 (株式会社 フルーツガーデンやまがた、取締役)

【当日の様子】





15名の応募の中から、10月に居場所内で行われた予選会で選ばれた6名によるナルトベースでの最終プレゼン大会の様子



身近な名産品「梨」の生産過程を学び、生産者の想いと、残念ながら天候などに左右されてB級・C級となってしまった梨も味はA級と変わらない事を知り、梨パンとして人気商品になってほしいと願いを込めた。



子どもが考える子どもが食べやすく喜ぶパンをプレゼン






味や食感にもこだわった本格的なアイデアを小学2年生が堂々とプレゼン。





審査員は発表者ひとりひとりに商品化に向けてのアドバイスや、子ども達のアイデアに対しての驚きをコメント

プレゼン大会にて発表された6名の創作パンは、今後ナルトベースにて子ども達と一緒に試作し、2026年春頃に専用ブースを期間限定にて設置し販売する予定です。
開催日時:2025年11月21日(金)16時00分~17時00分
場所:ナルトベース  〒772-8508徳島県鳴門市撫養町黒崎字松島125番地
参加拠点: 子ども第三の居場所 「鳴門拠点」児童10名
「ふれあいハウスりぼん」(徳島県鳴門市)児童16名

―問い合わせ先-
NPO法人 ふれあい福祉の会 山びこへるぷ
担当:酒井(子育て支援事業部) 電話:088-661-7466(ふれあいハウスりぼん直通)
メール:misato_sakai@yamabikohelp.com サイト: https://www.yamabikohelp.com/
※「子ども第三の居場所」とは
「子ども第三の居場所」は、すべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。家庭の抱える困難が複雑・深刻化し、地域のつながりも希薄になる中、すべての子どもたちが地域の大人の見守りの中で安心して過ごせる環境で、自己肯定感、人や社会と関わる力、生活習慣、学習習慣の定着、体験機会などを育む、放課後や長期休暇期間中の居場所を提供しています。現在、全国に261ヶ所設置されています。(2025年9月末時点)


【ナルトベース】


「“おいしい”を鳴門から世界へ」の理念のもと2016年に鳴門市にて創業しました。 創業以来、鳴門・徳島・四国の素材を生かした、今までにない新しい価値を持つ「食」の商品・サービスを創造し、 あらゆる人々に「食」を通じた喜び、幸せ、満足と最高のひとときを提供することを主軸に事業を展開。鳴門市 でレストラン、ベーカリーショップ、食品加工場、製パン工場の運営、徳島市で洋風バルを運営しています。自社 の飲食事業でも地域連携メニューを数多く展開している他、他都道府県の飲食事業者向けに徳島の素材を使った加工品や製パン商品の取引をしており、広い地域に地方の食の魅力を発信しています。


【フルーツガーデンやまがた】


徳島県鳴門市で100年以上に渡り農業を営んでおり、現在では「いちご」と「梨」の生産販売のほか、自社で収穫した果物を使用したカフェの運営、バーベキュー場、いちご狩り等の観光農園を運営しています。また、自社で培った美味しいフルーツづくりのノウハウを新規就農者などへ展開する事業や、農業へのIT活用・六次産業化など多岐にわたる公園やセミナーの活動を通して、鳴門の地から農業がより魅力あふれる産業になる取り組みを行っております。
【「子ども第三の居場所」鳴門拠点、ふれあいハウスりぼん】
地域の子ども達が安心して過ごせる「子どもまんなか」の居場所を目指して2019年より子ども第三の居場所を鳴門市内で二か所運営してきました。地域の小学生を中心に、信頼できるスタッフやお友達と日々の時間を共有する中で、子どもの生活リズムが整い、学びへの意欲も高まり、子ども達ひとりひとりの生き抜く力が育まれます。さまざまな感性を育むイベントや、ワークショップの実施も積極的に行っております。
運営団体:特定非営利活動法人ふれあい福祉の会山びこへるぷ
所在地 : 徳島県鳴門市大津町木津野字仲ノ越84-2ふれあいセンターおおつ2F
設立  : 2000年4月 理事長:酒井やよい
URL   : https://www.yamabikohelp.com/

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