2023年5月10日(水)、熊本県人吉市に「麻葉珈琲」がオープンします。同店は、熊本市で株式会社Will(ウィル、本社:熊本県熊本市中央区西唐人町 代表者:村井隆太)が運営する珈琲回廊(コーヒーギャラリー)がプロデュースするロースタリー兼カフェ。地元・人吉の魅力を内外に伝える “食と文化の交流拠点”として、店舗やプロダクトにも、さまざまな工夫を凝らしています。
かつて文豪・司馬遼太郎が紀行文「街道をゆく」の中で、日本でもっとも豊かな隠れ里と記した人吉球磨。相良藩400年の歴史が築いた城下町、清流球磨川がゆったりと流れる町並みの一画に「麻葉珈琲」が完成しました。
運営は、同市で60余年にわたって「つばめタクシー」を営む、つばめタクシー株式会社(本社:熊本県人吉市中青井町 代表者:北昌二郎)。熊本市を拠点に国内外でロースタリーやカフェを営む株式会社ウィルがプロデュースを行います。
古き良き町並みに馴染む、和風建築の美しさを際立たせた外観。梁や欄間には、もともと使われていた古材を活用し、町の歴史を五感で体感できる心地よい空間が完成しました。
2Fフロアには人吉の代表的な伝統工芸品「きじ馬」をモチーフにした照明をシンボリックに配置。1Fからも、ガラスの吹き抜けを通じて見上げられるようにデザインされています。窓側には、靴を脱いでくつろげる畳スペースも。居心地の良いソファ席やタブレットの充電も可能なカウンター、スタンディングテーブルなど、自由に過ごせる多彩なエリア構成が特徴です。
エントランスで出迎えるのは、オランダに本社がある「Kees van der Westen(キース・ファン・デル・ウェステン)」のエスプレッソマシン。メニューはエスプレッソを使用したドリンクに加え、「球磨川アーティザンズ」のコーディアルシロップを使用したクラフトコーラや、旬の果実を使ったシーズナルドリンク、ドリンクとのペアリングを楽しめる和菓子などを予定しています。また、店内で自家焙煎も行い、シングルオリジンや同店オリジナルブレンドの珈琲豆を提供します。
中庭には人吉市の市木である梅の木を植え、オープンなベンチを設置。地域の方や観光客が誰でも気軽に立ち寄り、休憩できるスペースを設けました。
株式会社ウィル代表 村井隆太コメント
令和2年の豪雨災害の際、ボランテイアで人吉の街を訪れて以来、ずっと「ここで何か面白いことをしたい」と考えてきました。人吉は、自然豊かで歴史もあり、伝統の美しさも持っている素晴らしい場所。花手箱やきじ馬といったお馴染みのモチーフも、普段とは違ったロケーションで触れることで、若い人たちの目にも新鮮に映るのではないかと思います。この場所が地元の方々の憩いの場になるとともに、市外や県外からも注目を集められる新しいランドマークに育ってくれたら、地域の皆さんと一緒に育てていけたら、と思っています。
II店舗概要II
■名称:麻葉珈琲
■オープン日:2023年5月10日(水)
■所在地:〒868-0003 熊本県人吉市紺屋町24
■TEL:comming soon
■営業時間:10:00~19:00
■定休日:不定
■アクセス:JR人吉駅より徒歩10分
■Instagram:comming soon
■会社概要
社名:つばめタクシー株式会社
本社:熊本県人吉市中青井町
代表:代表取締役社長 北昌二郎
会社HP:https://tsubame-taxi.co.jp/
■珈琲回廊について
2019年10月、熊本城の城下町にて築120年の町屋をリノベーションしオープンしたロースタリー。世界各国の豆を取り扱っており、注文を受けてその場で生豆から焙煎している。奥には喫茶スペースを配置しており、心地よい町家の空間を体験できる。2階のギャラリースペースでは、交流の場として多数POPUPを開催。町家の並ぶこの街の真の価値をビジネスに繋ぎ“熊本の城下町界隈を更なる賑わいと利益を生み出す街に”というコンセプトのもと活動している。現在、台湾・韓国を含む直営店舗を5店舗運営。プロデュースは「草千里珈琲焙煎所」、「H COFFEE LABORATORY」に次ぐ3店舗目。
■HP
https://www.coffeegallery.online
https://www.instagram.com/coffeegallery.jpn/