2025年大阪・関西万博 オランダ食品業界の専門家やイノベーターら約50名の来日決定~食の未来をテーマにシンポジウムやセミナーを開催~

掲載日: 2025年05月17日 /提供:駐日オランダ王国大使館

オランダ王国は、2025年大阪・関西万博において、再利用可能な素材で設計されたサステナブルなパビリオンを出展しています。万博期間中には100以上のイベントを予定しており、日蘭の企業・団体が交流し、新たな連携の機会を創出します。この度、6月5日から10日にかけて、オランダから食品業界の専門家やイノベーターら約50名が訪日し、『食の未来』を共通テーマに、代替タンパク質(細胞農業、プラントベース食品等)や未来の食の健康・栄養ソリューション(マイクロバイオーム、個別化栄養等)に焦点を当てたシンポジウムやセミナーを開催する事が決定しました。
https://nlinjp.com/NL-Future-Food-Event
 共に分かち合い、新たな価値を創るという意味を持つオランダパビリオンのテーマ『コモングラウンド』のもと、食の分野における知見を共有し、持続可能で健康的な未来の食料システムに向けた国際協力を深めるきっかけになればと考えております。



【オランダが考える持続可能な食品生産】
 持続可能な食品生産の重要な推進力として、オランダは代替タンパク質とヘルシーフードに焦点を当てます。オランダは、健康、経済成長、イノベーション、責任ある消費に関する国連の持続可能な開発目標(SDGs)達成に向け、パートナーシップを重視しています。
参考資料: Future Protein NL

【オランダは、代替タンパク質分野の世界的リーダー】
 オランダには、500社を超える企業と、著名な大学研究機関、支援的な政府機関が連携し、イノベーションを推進する活気あるエコシステムがあります。政府は、国家タンパク質戦略を導入し、国内のタンパク質作物の生産促進、植物由来タンパク質源の研究開発、食生活における植物由来タンパク質の割合増加を目指しています。また、消費者への積極的な働きかけにより、植物由来食品の受け入れを促進。全国的な啓発キャンペーンや小売主導の価格戦略は、消費者エンゲージメントの成功例です。これらの取り組みは、代替タンパク質製品の普及と食生活への導入に貴重な洞察を与えてくれます。

オランダ万博プログラム「食の未来」 
参加方法等の詳細:https://nlinjp.com/NL-Future-Food-Event
【開催概要】

【2025年大阪・関西万博 オランダパビリオン】
 人々と健全で幸せな社会構築を目指すオランダは、共に分かち合い、新しい価値を生み出すこと 『コモングラウンド』をテーマに、2025年大阪・関西万博に参加しています。1つの国では解決できない地球規模の課題に直面している今、それぞれが持つエネルギーや専門知識、そしてアイディアを結集させる事が求められています。
循環型コンセプトで造られるパビリオンの名は、“A New Dawn‐新たな幕開け”。建物の中心には球体があり、持続的に利用可能なクリーンエネルギーと日の出を表現。球体の内部は、360度見渡せるスクリーンとなっており、音と映像の没入体験が待ち受けます。  

特設サイト  日本語: www.orandaexpo2025.nl 英語: https://nlexpo2025.nl/en

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