生活協同組合パルシステム茨城 栃木(本部:水戸市梅香、理事長:青木恭代)は5月24日(土)9時から11時まで、JAつくば市谷田部(本所:つくば市谷田部、中島俊光代表理事組合長)が用意する交流用水田で田植え体験会を開催します。収穫までの米の育ちを体感できる連続企画の初回です。米不足が叫ばれるなか、家族みんなで田んぼに足を踏み入れて米作りの過程を知り、農作業を通じ生産者との相互理解を深めます。
バケツで育てる稲も持ち帰り
体験会は「田んぼの学校」と題し、「田植え」「草取りと生き物観察」「稲刈り」の年間3回開催します。田んぼに入る参加者は、生産者に教わりながら目印となる線を農具で引き、稲の苗を手で植えます。小さな子どもも、家族と一緒に稲を育む田んぼを全身で感じとります。
田植え後はJAつくば市谷田部の生産者が、化学合成の農薬や肥料を慣行栽培の半分に減らした環境配慮型の農法で管理します。参加者も収穫までの稲の成長を見守れるよう、バケツで育てる「バケツ稲」の育て方を生産者から教わります。バケツ稲はそれぞれの家庭に持ち帰り、大切に育てます。

▲生産者のレクチャーを受け田植えに挑戦


▲小さな子どもも楽しむ田んぼの感触
生産者と消費者の協同でつくる食と農
パルシステム茨城 栃木は2002年、JAつくば市谷田部とパルシステム連合会の3者により「JAつくば市谷田部食と緑の交流事業推進協議会」を設立しました。協議会は、食料の自給と安定や持続可能な農業を目指し、地域資源循環型農業のモデル構築や都市と農村の新たな交流の推進を目的としています。
協議会では毎年、生産者と消費者の相互理解を深めるためさまざまな形で交流企画を開催しています。今年で21回目を迎える「田んぼの学校」の他に「畑の学校」や「きのこの学校」を通年企画で開催し、利用者や次世代を担う子どもたちと共に食を育む農業の大切さを体験する機会を設けています。
パルシステム茨城 栃木は2025国際協同組合年を機に、生産者と消費者の協同の力をさらに強め、持続可能な生産と消費を目指します。
食と緑の交流事業推進協議会「田んぼの学校」 開催概要
【日時】2025年5月24日(土)9時~11時
【会場】JAつくば市谷田部交流田(つくば市水堀162周辺)
【内容】「田んぼの学校」入学式、田植え
【参加】20家族66人(大人34人、子ども32人)
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パルシステムの産直

所在地:茨城県水戸市梅香2-1-39、理事長:青木恭代
出資金:69.8億円、組合員数:14万人、総事業高:181.6億円(2024年3月末現在)
HP:https://www.palsystem-ibaraki.coop/
パルシステム生活協同組合連合会
所在地:東京都新宿区大久保2-2-6 、理事長:大信政一
13会員・統一事業システム利用会員総事業高2,541億円/組合員総数173.5万人(2024年3月末現在)
会員生協:パルシステム東京、パルシステム神奈川、パルシステム千葉、パルシステム埼玉、パルシステム茨城 栃木、パルシステム山梨 長野、パルシステム群馬、パルシステム福島、パルシステム静岡、パルシステム新潟ときめき、パルシステム共済連、埼玉県勤労者生協、あいコープみやぎ
HP:https://www.pal-system.co.jp/

2025年は国際協同組合年です