味の素(株)、医療施設・企業向けASP事業を開始

掲載日: 2025年05月16日 /提供:味の素

~摂食の悩みに対応した「ReTabell(リタベル)」サイトが法人用サービスに進化~

 味の素株式会社(社長:中村 茂雄 本社:東京都中央区)は、この度、摂食の悩みに対応した「ReTabell(リタベル)」サイト(以下リタベル)を刷新し、医療施設・企業向けASP(Application Service Provider)※1事業を開始しました。同事業は当社が第一三共株式会社(社長:奥澤 宏幸 本社:東京都中央区、以下第一三共社)との協業により展開していたAI搭載献立支援サイト、リタベルを栄養指導・食事相談支援サイトとしてリニューアル開設し、従来サイトから利便性やユーザーからの情報発信力を高めた医療施設・企業向けの法人用サービスに進化させ、社会実装を進めるものです。
※1)ソフトウェアをインターネット経由で使えるサービス。ユーザーはインストールや更新の手間なく利用できるため管理負担が軽減する。



(リタベル)サイト:
https://retabell.ajinomoto.co.jp




 口腔環境の変化、化学療法、手術、妊娠、高齢等の影響で摂食の悩みを抱えている生活者は、国内に数百万人いると推定されています※2。当社で行った調査から顕在化した摂食の悩みと医療現場の課題を踏まえ、当社は2023年10月にリタベルを立ち上げ、第一三共社との協業を開始しました。以降、両社での医療施設訪問や学会展示を通じて、医療従事者(医師、看護師、薬剤師、管理栄養士等)からの現場課題を踏まえた反響(図1参照)を受け、リタベルを栄養指導・食事相談支援サイトとしてリニューアル開設しました。
※2)出典:厚生労働省「患者調査2017」、「がん統計2018」、「患者調査の概況2020」、厚生労働省「令和2年妊娠届出数」、総務省「日本人口統計2014」





 リタベルのコンテンツは、導入企業・施設のWebサイトやアプリを経由してアクセスすることで、無料で利用することが可能です。一方、法人プラン(有料)を導入すると、栄養指導・食事相談の2つの差別化施策(「1.自施設のWebサイトから手軽に使える」、「2.NFCカード※3オプションで、タッチでアクセスできる」)、およびブランディング施策(「3.リタベル公式サイトへの掲載によるPR効果」)という3つのメリットが得られます(図2参照)。このような、ASP事業の特性と当社AJINOMOTO PARK※4のデジタル資産を活用した食と健康領域での差別化・ブランディング施策を、簡便・迅速に法人導入することが可能です。
※3)近距離無線通信(NFC: Near Field Communication)の技術を使ったカードで、スマートフォンにタッチするだけで利用可能。高齢者の方にも使いやすく、衛生的で安全性も高いのが特徴。
※4)年間1億PV超。会員数100万人超。レシピ数1万2000件以上を有するオウンドメディア。





 当社は法人向けASP事業を通じたソリューション提供の第一歩と位置づけて、今回のリタベルのリニューアルを機に第一三共社と協業契約を更新しました。今後も医療施設や医療従事者への普及に向けてリタベルの社会的・経済的価値を両社で広めていきます。

 当社グループは「アミノサイエンス(R)で、人・社会・地球のWell-beingに貢献する」という志(パーパス)の下、医療施設や医療従事者、関連企業等との連携を強化し、健康寿命の延伸に役立つ新製品・サービスの社会実装を目指します。


参考
2023年10月10日付プレスリリース
味の素(株)と第一三共(株)、医療関係者や介助者向けの協業に合意
https://www.ajinomoto.co.jp/company/jp/presscenter/press/detail/2023_10_10.html
本件に関する医療従事者からのお問い合わせ先※5:https://retabell.ajinomoto.co.jp/contact/
※5)リタベル導入・法人プランに関するお問い合わせやオンライン説明会、資材・発注書送付などのご依頼・ご相談先。

味の素株式会社・味の素グループの詳細は味の素株式会社 ~Eat Well, Live Well.~

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