神戸ウォーターフロントに「TOTTEI PARK 緑の丘」竣工

掲載日: 2025年04月25日 /提供:One Bright KOBE

~神戸ならではの景観を五感で楽しむ、スタンド型の屋上緑化施設が誕生~

株式会社One Bright KOBE(住所:兵庫県神戸市、代表取締役社長 渋谷 順)は、2025年4月4日に開業した「GLION ARENA KOBE(ジーライオンアリーナ神戸)」を中心とするエンターテインメントエリア「TOTTEI(トッテイ)※1」の運営により新たな神戸の魅力づくりと地域活性化を目指しています。
このたびアリーナに隣接する「TOTTEI PARK(トッテイパーク)」内に、新施設「緑の丘」が竣工しましたのでお知らせします。今後、安全検査を経た上で、屋根の上など一部エリアの一般入場開始を発表予定です。

竣工直前の緑の丘正面

●「緑の丘」について
▼構造
地上2階建て、建築面積約900平方メートル の緑化された階段状の建物は、屋根は見晴らしのよい「丘」として登れ、屋根の下は多目的スペースやBBQレストラン・ブリュワリーをOPEN予定する等(※1)どちらも主役で、あらゆる多様性を体現したような施設です。
シンボリックな屋根からは神戸ウォーターフロントならではの海・六甲山をパノラマビューで堪能できるほか、イベント時には広場と連続した屋外劇場の観覧席のようにお楽しみいただけます。また5つのフラットなテラスもご用意しています。
(※1)BBQレストランが6月20日にOPENする他、ブリュワリーも開業予定です。

▼場所
 TOTTEIの先端TOTTEI PARK内で、緑の丘の屋根に上がれば神戸ポートタワーなど
ウォーターフロントの景色が一望できます。施設2階はガラス張りで神戸大橋に六甲山、アリーナが見渡せます。まるで海に浮かんでいるような感覚になる、最も海に近い場所です。

TOTTEIエリアMAP


2階テラスからの夜景ビュー

▼施設の特徴
1) 屋上:シグネチャーとなるスタンド屋根を緑化
屋根板上の植栽基盤は、大林環境技術研究所「Eソイル(※2)」繊維状の特殊な超軽量土壌(乾燥比重0.3)で整備しています。建物への荷重負荷を効率化することで、屋根に人が乗る耐荷重を確保しています。また、植栽基盤の上部にはグレーチングを階段状に設置しており、その隙間から生の植栽を植え込むことで「緑の丘」は完成します。イベント時には自由に着席いただけますので、緑に包まれた観客席としてご堪能いただけます。

屋根上の階段と植栽

2) 斜め屋根の曲線美:1F多目的スペース
屋根の下1階は、貸切パーティーや会議、ワークショップ、展示会や物販など多目的に利用できるホール空間をご用意しています。シルバー仕上げで斜めに少しずつ角度がついた屋根は、湾曲する天井面を貼って削り、仕上げていることで角張った部分がなく、屋根全体が滑らかなアーチを描く職人の技が光る屋根です。高さ10mを超えるガラス窓によって、屋外の植物の緑や、空の青・光をきれいに映し出します。

1階軒下の屋外から

3)まるで海に浮かんでいるような景色を堪能:2F BBQレストラン
2階はBBQレストラン「EN3(エンスリー)」の屋内ラウンジとしてOPEN予定です。店内からはまるで海に浮いているかのような景色を楽しむことができます。また、三面ガラス貼りのため、アリーナや神戸大橋、六甲山の山並みなどTOTTEIならではの景色に包まれて、唯一無二のひとときをお過ごしいただけます。

2階EN3からの景色(工事中)

▼BBQレストランの店舗紹介
・『EN3』
BBQの新たな食体験を追求する新感覚のBBQレストラン。
スモークした塊肉と旬の食材を組み合わせたテイクアウトメニューも展開します。香りが記憶をつなぐ「縁」を生み出していくことをコンセプトにご提供します。





神戸ウォーターフロントを五感で楽しむシン・スポット「TOTTEI PARK内 緑の丘」が4月25日竣工「緑の丘」内にBBQレストラン「EN3」が6月20日 OPEN!

・『TOTTEI ブリュワリー』 詳細は後日発表予定です

●代表者コメント
建築主:株式会社One Bright KOBE ベニューマネジメントDiv.マネージャー 渋谷 樹
ここまでご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。GLION ARENA KOBE の隣接エリアに海に囲まれた全く新しいスポットが誕生します。
階段状の屋根の最上段からは、神戸のあらゆる景色を360度お楽しみいただけます。そして、その景色、空間、ここでしか楽しめないBBQやオリジナルビールそれぞれが、”この時、ここでしか味わえない特別なひととき”に昇華させます。ぜひご体感ください。

設計:株式会社畑友洋建築設計事務所 代表取締役 畑 友洋 様
神戸の都心において、海と山をつなぐ都市軸、フラワーロードの港の南端に、花と緑があふれる緑の丘が誕生します。この丘からは神戸の雄大な景観資源である瀬戸内海から六甲山系の山並みを一望することができます。この場所を訪れた方々が、まるで自分が風景の一部になったかのような、神戸の魅力を存分に味わえる場所となることを目指してきました。たくさんの方々に愛され、長く育てていただける丘となることを心から願っています。


建物施工者:株式会社柴田工務店 代表取締役 柴田 大介 様
「TOTTEI PARK」竣工、誠におめでとうございます。One Bright KOBE様を筆頭に、畑友洋建築設計事務所様との三社での信頼関係を構築しご協力の元、非常に難易度の高い建築作品でしたが、品質の良いものをご提供できたと自負しております。施工者として、神戸市また兵庫県においても、非常にシンボル性、作品性の高い建築物に関わることが出来ました事、厚く御礼申し上げます。


屋上緑化施工:株式会社大林環境技術研究所 代表取締役社長 大林 武彦 様
この度は素晴らしいプロジェクトに参画させていただいたこと感謝いたします。屋上緑化は東京都心では条例もありかなりメジャーですが、まだ関西では多くありません。その中でも個人的に神戸は憧れの街で、港開発記念事業も重なり光栄です。弊社商品Eソイルは「街を変える日本の未来を変える」をモットーにし、今までの緑化の常識を覆し、不可能な緑化が可能になります。竣工後、神戸皆様の笑顔が拝見できたら嬉しく思います。


飲食店運営:株式会社バーベキューアンドコー 代表取締役 成田 收彌 様
「TOTTEI PARK」竣工、誠におめでとうございます。この施設に6月に誕生するBBQレストラン「EN3」の店名は、縁(つながり)、炎(現象)、宴(ともに過ごす)という三つの「エン」が由来です。BBQを通じて人と人が炎を囲み、損得や立場を越えて関係性を築いていく。この空間は、そうした営みに開かれるきっかけとなる“装置”として準備していきます。




参考資料
(※1)「TOTTEI」について
「TOTTEI」は「Regeneration(再生)」をテーマに、神戸港から神戸の発展を100年以上支えた「突堤」としての名前を継承し、国際貿易港としての文化交流が活発的に行われた歴史を、「エンターテインメント」という新しい形で継承・実現する思いを込めました。
神戸港の歴史と今後の発展の「伝統と革新」を紡ぐ名称です。





エリアのロゴには、頭文字と地域の形状を模した「T」の中で「TOTTEI」の文字が自由に動き回り、様々なイベントや取り組みが活発に行われるイメージを表現しています。
最大1万人収容規模の次世代アリーナ「GLION ARENA KOBE」を中核施設に、日常的にご利用いただける10店舗のアリーナ内飲食店や、神戸ならではの海と山並みを五感で楽しめる「TOTTEI PARK」から成るエリアです。アリーナ基点で神戸の魅力づくりと地域活性化を目指しています。
屋外エリアはペットフレンドリーで、アリーナ内飲食店のメニューをテイクアウトして
お楽しみいただけます。
2022年12月港湾法改正において新設された「みなと緑地PPP」を活用し、2024年2月8日、国内初事例として神戸市から認定を受けました。アリーナと同じく株式会社One Bright KOBEが運営を行います。

神戸市:【神戸ウォーターフロント再開発事業】全国初認定!港湾環境整備計画の活用について (kobe.lg.jp)

(※2)Eソイルについて
Eソイルの原材料は天然殺菌力を保有するため、堆肥化しにくい杉ヒノキ樹皮で従来焼却処分されていたものを再利用し軽量土壌唯一環境負荷がマイナスにならずに、また断熱性(熱伝導率0.041)で下層階室温が下がり光熱費が削減される最先端のSDGs商材です。

●緑の丘 施設概要



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