下北沢にパフェやお菓子で「人や社会、環境にちょっと良い選択」を楽しむ店舗が誕生

更新日: 2025年04月22日 /提供:UPDATER

UPDATER初の実店舗「みんな商店」がオープン




社会課題をおもしろく解決する企業、株式会社UPDATER(所在地:東京都世田谷区、代表取締役:大石英司)は、2025年4月19日(土)に、同社初となる実店舗「みんな商店」を下北沢にオープンいたしました。
「みんな商店」は、サステナブルな商品や“食体験”を通じて、「人・社会・環境」にやさしい“ちょっと良い選択”が自然にできる店舗です。発酵フルーツパフェをはじめとする“循環”を意識した飲食体験や、環境や社会、身体に優しいお菓子が並ぶ「ネオ駄菓子屋」、社会課題に取り組む人々の商品が集まる「37棚商店街」など、多彩なコンテンツを展開。日々の買い物を「ちょっと良い選択」に変える場として、地域住民や来訪者に新たなライフスタイルを提案します。

オープン時には行列も。みんな商店

■1F|発酵スイーツショップ - Produced by 斗々屋
1Fの「発酵スイーツショップ - Produced by 斗々屋」には、オープン初日から行列ができました。下北沢店限定「季節の発酵プティパフェ(いちご×よもぎ)(800円・税込/※瓶のデポジット代100円込み)」は、一時売り切れとなるほどの人気ぶりでした。店内では、自然栽培や有機栽培など環境負荷の少ない農法で育てられた果物や野菜の販売を行い、持続可能な農業を応援しています。さらに、食品ロスを出さずに青果の販売と加工をする仕組みでゼロウェイストを徹底。「ストーリーが興味深く、友達にもすすめたくなります」(20代女性)と語る来場者の声も寄せられました。
多くのお客様が召し上がった「なかほら牧場 ソフトクリーム(プレーン)(750円税込)」には、従来、ソフトクリームの洗浄時廃棄せざるを得なかったソフトクリームを活かし焼き上げたワッフルが入っており、「“良い意味でやりすぎ”なサステナブルの取り組みに驚きました。エンタメとしても楽しめました」(30代男性)という声が聞かれるなど、食を通じて楽しく社会課題を知る様子が見受けられました。



季節の発酵 プティパフェ(いちご×よもぎ)

参考:みんな商店のゼロウェイストへの取り組み
「1.フルーツを量り売り」し、期限の迫ったモノは「2.発酵」の力で期限を延ばし、、「3.パフェ」などに利用。バナナの皮などの不可食部は、乾燥して地元・下北沢の「シモキタ園芸部」でコンポスト(たい肥化)。たい肥で育てた「5.ハーブ」を収穫し、また店舗で提供しています。


ゼロウェイストの流れ

ミミズコンポストの例

■2F|37棚商店街 - Inspired by ひとつ屋根の下

37棚商店街 - Inspired by ひとつ屋根の下(遠景)

37棚商店街 - Inspired by ひとつ屋根の下(近景)

2Fの「37棚商店街 - Inspired by ひとつ屋根の下」には、社会や環境に想いを持つ法人・団体・個人の商品が37の棚にぎっしり。障がい者が働きやすい環境を整えた認定子会社でつくられた「寿司石けん(1,430円税込)」や、フェアトレードにて障がい者や生活困窮者の支援に関わり製作しているオリジナルの毛糸であるTシャツヤーンで製作された「アップサイクルヤーンモンスターカードケースチャーム(2,500円税込)」といった商品が人気を集め「手作り感や想いが伝わってくる売り場ばかり。作り手の顔が浮かぶと、買い物の感覚も変わりますね」(40代女性)と話してくれたお客様もいました。


アップサイクルヤーンモンスターカードケースチャーム

寿司石けん

棚のディスプレイは出店者自身が設計。リーシングを担当したスタッフは、「棚ごとに個性があって、単なる販売スペース以上の“語りかけてくるような棚”になっているのが魅力」と語ります。棚は法人で11,000円~、個人では5,500円~と借りやすく、学生の取り組みであれば無料でお貸出ししています。コンセプト作りにも深く関わった代表の大石は「世界で最もクールな街の一つである下北沢に、起業したての方から学生まで、想いある人が気軽に出店し、新たなストーリーやコミュニティが生まれる場所にしたかった」と話しました。

参考:37棚商店街への出店について
●出展料
<法人のお客様>月額利用料(税込) BOX:11,000円~
<個人のお客様>月額利用料(税込) BOX:5,500円~
 ※初回手数料、販売手数料あり、契約期間 3ヶ月以上(更新制)
<学生のお客様>原則無料※契約期間 要相談

●出展条件
出店対象
社会課題解決に取り組む方、世田谷にゆかりのある方、再エネを選んでいる方(いずれも法人・個人・団体)
出品不可商品
食品(販売NG/常温展示のみOK)、危険物、匂いが強い物、酒類など
■2F|ネオ駄菓子屋

ネオ駄菓子屋の様子

取扱商品

同じく2Fにある「ネオ駄菓子屋」には、社会や環境、身体に優しい商品が並びました。東京初出店となった「三豊ふわりと クラフトわたあめ(990円税込)」や「おひるねみかん みかんジュース(500円税込~)」などの商品に加えて、エシカル・サステナブル界隈で熱烈に支持されている「COCONO プレーンココナッツヨーグルト(990円税込)」や「SHIP  KOMBUCHA(648円税込)」、地域で古くから愛される知る人ぞ知る銘菓「ほんま みそぱん(432円税込)」「島田屋総本家 芋けんぴ(464円税込)」などが並び、今まで出会うことがなかった商品が「消費が”ちょっと良い選択になる”」をテーマに集結しました。片方の界隈の商品を知っている人も片方は知らず、それぞれがそれぞれに刺激を受ける「新しい駄菓子屋=(ネオ駄菓子)」を楽しみました。


おひるねみかん みかんジュース

COCONO プレーンココナッツヨーグルト

多くの人が手に取ることで“気づき”を得たのは、昔ながらの商品でした。例えばだれもが一度はみたことがある「たかみ にんじん(65円税込)」は昔から作り方が変わっておらず、添加物が貴重な時代から作られているため、現在でも余計なものが入っていません。「駄菓子にもストーリーがあるって初めて知りました。小さな商品から社会のことを考える入口になるって面白いです」(大学生)と話すお客様もおり、昔ながらの製法で愛されてきた商品が結果的に身体にも良いという発見は多くのお客様にとってハッと気づかされる体験になったようです。


たかみ にんじん(昔ながらの作り方で添加物の少ない製法)

島田屋総本家 芋けんぴ(昔ながらの作り方で添加物の少ない製法)

■2F|みんなの小上がり
2Fに用意された畳敷きの「みんなの小上がり」は憩いの場としても活用され多くの子供たちが遊び場として楽しんでいました。小上がりスペースの一角にはちょっとしたカードゲームや昔ながらのおもちゃコーナーもご用意しました。。紙風船や風車で令和の子供たちが遊ぶ様子に大人もほっこりしました。おもちゃコーナー上部には捨てられてしまった漫画誌を加工したオブジェ「no.34 papier objet(6,000円税込)」や、間伐材を利用した盆栽育成セット「縁起物栽培セットおみくじ付き(1,100円税込)」も並び、大人の遊び心も刺激するアイテムも取り揃えています。お子様連れのお客様は「親子で一緒に楽しめて、社会のことも自然に学べる。休日のお出かけ先としてまた来たいです」(40代男性)と話してくれました。


みんなの小上がり

紙風船や風ぐるま

隅々までこだわりすぎ!?の「みんな商店」

■ユニフォームや装飾にもこだわるお店
みんな商店では、消費がちょっと良くなる体験を目指して、商品だけでなく店舗内のあらゆるポイントにこだわりました。店員のユニフォームは、100%国産コットンにこだわり、役目を終えた後は土に返すことができます。同じく店員の帽子も端切れなどを再利用したアイテム。洗剤には、99.83%が純水でアルコールなど不使用の環境にも人にも配慮した洗剤「wash-U」を使用。1Fの店舗で使用した紙コップは、一度繊維の状態まで戻し、紙糸にすることによって生地化。タオルやポーチとして、再び生まれ変わります。また店内の装飾の木材の一部は、製材に薬品を使わず、燻煙のみで高い防虫・防腐処理を行う日本でも数すくない製材所の木材を使用。安心で森を守り育てる事業者にもこだわりました。



みんな商店のユニフォーム

■お祝い花も“顔の見える”かたちで。ゼロウェイストの贈り物に
「みんな商店」では店舗運営のあらゆる面で「ゼロウェイスト」を掲げています。その一環として、お祝い花においても環境負荷を抑える取り組みを実施しました。従来のスタンド花は短期間で廃棄されることが多く、持続可能性の観点から課題も多いもの。そこでみんな商店では、贈る側の気持ちも大切にしながら、循環を意識した以下のようなお花をご提供いただきました。

・食用として楽しめる無農薬ハーブのポット
・球根付きで、再び育てられるオーガニックフラワー
・店舗内で長く育てられる鉢植えやグリーン

廃棄物ゼロを実現しつつ、贈る人・受け取る人・地球、すべてにやさしい形を模索しています。



お祝い花の様子

「みんな商店」概要




<施設概要>
・施設名
みんな商店(MINNA SHOWTEN)
・住所
〒155-0031 東京都世田谷区北沢2-9-2 THE CITY 下北沢 1F・2F
・営業時間
12:00~18:00
・定休日
不定休
・アクセス
小田急線・京王井の頭線「下北沢駅」徒歩2分
・問い合わせ先
電話:03-5790-9799
メール:showten@updater.co.jp
公式サイト:https://minna-showten.com
Instagram:@minnashowten_official
株式会社UPDATERについて 
2021年10月1日にみんな電力株式会社より社名変更。ソーシャル・アップデート・カンパニーとして、法人・個人向けに SXサービスを提供する。独自の特許ブロックチェーン技術を活用し、世界で初めて電力トレーサビリティを商用化した再エネ事業「みんな電力」は、国内トップクラスのプラットフォームとなっている。「顔の見えるライフスタイル」の実現のため、ウェルビーイング事業「みんなワークス」、エシカル調達事業「TADORi」などを展開。第4回ジャパンSDGsアワード内閣総理大臣賞、2021年度 NIKKEI 脱炭素アワードにおいてプロジェクト部門大賞など受賞歴多数。

株式会社UPDATER 会社概要
所在地: 東京都世田谷区三軒茶屋2-11-22 サンタワーズセンタービル8F
代表取締役: 大石 英司
設立: 2011年5月25日
資本金: 14億797万8千円(資本準備金:21億4217万8千円) ※2024年3月31日現在
事業内容: 脱炭素事業「みんな電力」ほかウェルビーイング、生物多様性等のSXサービスを展開
コーポレートサイト: https://www.updater.co.jp/

本件に関するお問い合わせ
株式会社UPDATER 戦略広報チーム(豊島・菊川)
TEL:03-6805-2228(平日11:00~15:00)
E-mail:pr@minden.co.jp

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