高温乾燥課題の解決に向けて、米・農業資材卸大手とスキーポンの現地代理販売契約を締結

更新日: 2025年04月07日 /提供:アクプランタ

両社の協業により、植物の高温・乾燥耐性の向上を通じ、地球温暖化が深刻化する世界各地の農業領域において、大きなメリットを提供できると期待しています。





アクプランタ株式会社(CEO代表取締役社長:金鍾明、本社・東京都文京区)はこのほど、米国企業「Wilbur-Ellis Company(ウィルバー・エリス・カンパニー)」(以下、ウィルバー・エリス社。本社・米国カリフォルニア州)と、弊社開発の農業資材「スキーポン」の代理販売契約を締結したことをお知らせいたします。代理販売契約は、1月30日に締結しております。
〇今後の展開と展望について
同社との代理販売を通じ、まずはカリフォルニア州でのトマト栽培市場でスキーポンを浸透させ、スキーポンの実証実験に参加していただける農家の数を増やしていきたいと考えております。
また、現地の農法や気候に最適化したスキーポンの活用方法を開発し、同時に、適用できる作物の種類を増やしてまいります。その意味でも、このたびの代理販売契約は非常に意義深いものと位置づけております。
〇高温・乾燥耐性資材「スキーポン」について


「スキーポン」は、酢酸(酢の主成分)の作用を活用した農業資材です。酢酸の作用で、植物の乾燥や高温への耐性を高めることで、収量や品質の維持、節水に繋げます。




〇アクプランタ株式会社について
創業者・CEO代表取締役社長の金鍾明が、理化学研究所の研究員だった2017年、学術誌「Nature Plants」に発表した、植物の高温及び乾燥耐性を高める酢酸の作用を活用した農業資材「スキーポン」を開発したアグリバイオスタートアップです。気候変動や減農薬・減化学肥料の需要の高まりを背景に、国外では米国やウガンダなど14カ国で、スキーポンによる高温・乾燥対策の実証実験に取り組んでいます。
国内ではJAふじ伊豆(静岡県)、群馬、愛知、和歌山の各県農業試験場、全国各地の農家、農業グループ、企業などと取り組んでいます。第6回 アグリテックグランプリ最優秀賞/第1回JAアクセラレーター優秀賞/AgriFood SBIRピッチ2023ビジネス構想最優秀賞、日本経済新聞社主催「超DXサミット インパクトピッチ」日経賞など、受賞多数。

本社所在地:〒113-0034 東京都文京区湯島2-16-9 ちどりビル3F
設立年月日:2018年2月7日
事業内容:乾燥・高温・塩害耐性を備えた農業資材の研究開発、製造及び販売、農業用資材、芝生用資材、園芸用資材、森林用資材、緑化用資材の製造及び販売、植物工場や農場での節水等システム管理
ホームページ:https://ac-planta.com/

以上

【本リリースに関するお問い合わせ先】


Wilbur-Ellis Media Contact
Michele O'Rourke Sr. Director, D&I and Communications
MORourke@wilburellis.com






アクプランタ株式会社
担当:橘 宏一郎
info@ac-planta.com




〇ウィルバー・エリス社について
ウィルバー・エリス社は1921年の創業以来、農業製品および動物栄養素のマーケティング、流通、製造におけるリーディングカンパニーです。強固な関係性を築き、戦略的な市場投資を行い、新たな機会を最大限に活用することで、ウィルバー・エリス社は事業を継続的に成長させてきました。直近の売上高は35億ドル超。詳細については、www.wilburellis.com をご覧ください。

〇ウィルバー・エリス・アグリカルチャーについて
年間売上高25億ドルを誇るウィルバー・エリス・アグリカルチャーは、米国全土に140以上の小売拠点を展開しています。

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