【THE LEAFIES 2024(英国)】八女茶が二年連続世界一を受賞。輸出にも勢い

更新日: 2025年04月01日 /提供:八女茶くま園

世界最高のリーフティーの祭典「The Leafies (https://theleafies.co.uk/)」にて、福岡の八女茶茶が二年連続世界一を受賞しました

2024 年 11 月 6 日(イギリス現地時間)に表彰式が行われた本コンクールは 2022 年より開催され今回で三回目。
インド・中国・スリランカなど伝統的な茶産地の他、タイやイギリス、スペインなど世界各国から約 400 種の様々なお茶が出品され品質を競いあいました。

今回は福岡県八女市で生産された「抹茶さえみどり」が、全てのお茶の中で最も優れたお茶「Best in Show(世界最優秀賞)」選ばれました。
※Best in Show とは、「緑茶」や「ダージリン」や「アッサム」などの紅茶、ウーロン茶やプーアル茶など各カテゴリーの中で優れたお茶「金賞」が選出された後、「金賞」受賞茶の中から最も優れたお茶に与えられる賞です。

授賞式:Dartmouth House 2024.11.6

受賞したのは、出品者「八女茶くま園」の「おぼろ抹茶さえみどり」、生産者は福岡県八女市上陽
町の久間正大(くままさひろ)です。
前回の「伝統本玉露さえみどり」に続き 2 年連続の世界一に輝きました。
(※今回「伝統本玉露さえみどり」は「緑茶部門・金賞」受賞)

生産者:久間正大(くままさひろ)と次男。さえみどりの茶園にて。

授賞式でのプレゼンテーション(テイスティング)では、
参加者や審査員から「とてもクリーミーで驚いた」。「クリームなど本当に何も混ぜてないのか!?」。など様々な感想がよせられ、日本茶本来のもつ奥深さを感じて頂きました。

世界中で様々なお茶が生産される中、日本茶が連続して世界一を受賞し続けています。
特に手摘み・藁がけで作る伝統的な抹茶や玉露は一人の力で出来るものではございません。
これはひとえに日本の茶業に携わる皆さまのたゆまない努力と技術の継承、「良い茶を作り続けたい」という心意気の賜物だと感じております。

トロフィー。右 Best In Show(最優秀賞:抹茶さえみどり)、左 Gold(金賞:玉露さえみどり)

これから本格的に始まる新茶シーズンの直前に、日本茶・八女茶、地域を活性化させ、また海外への日本茶輸出に勢いをつける大きなトピックスとしてご報告させて頂きます。
どうぞ宜しくお願い致します。


コンテスト詳細
名称:The Leafies International Tea Awards(https://theleafies.co.uk
主催:UK Tea Academy(世界の茶の教育・育成機関。拠点ロンドン)
共催:Fortnum & Mason(1707 年創業、イギリス王室ご用達認定の老舗百貨店/主に茶。本店ロンドン)
審査員:約 15 名(英国、インド、スリランカ、中国、台湾、日本などのお茶のプロフェッショナル)
審査部門:約 40 部門

授賞式
日時:2024 年 11 月 6 日 12:30~14:30
場所:Dartmouth House(ダートマンハウス)37 Charles St, London W1J 5ED
参加者:現地参加者約 180 名 + 世界各国でのオンライン視聴

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