
油ハネや油の劣化を抑える特許4件と、揚げカス自動排出・自動給油関連特許2件を取得、それらを実装する「クールフライヤー」を開発したクールフライヤー株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役会長:山田光二、URL:https://coolfryer.co.jp/ 以下、クールフライヤー )は、公益財団法人 日本発明振興協会と日刊工業新聞が共催する「第50回(2024年度)発明大賞」において、「発明功労賞」を受賞しました。「発明大賞」は発明や研究を通じて産業の発展、国民の生活向上に寄与した中堅・中小企業や個人、グループに贈られるものです。

3月13日(木)に東京都港区の明治記念館で開催された表彰式および懇談会では、クールフライヤー創業者・開発者の山田光二代表取締役会長が登壇し、関係者の皆様への感謝とともに、開発の苦労話や今後の展望などについてスピーチを行いました。
■ 受賞製品クールフライヤー「CFT-7」について

「発明功労賞」を受賞した「CFT-7」について、2025年3月7日公開の『日刊工業新聞』において、受賞のポイントとして次のように紹介いただきました。
「揚げ油の劣化を遅らせる装置。加熱・冷却機構を工夫し、水分が発生してもその気化を抑えつつ底にため、固形の炭化物が発生しても底に沈殿させる。油の劣化を緩和し、油の交換回数を減らせる。
さらに揚げ油の回収に使うノズルの先端をスリット形状の機構にし、再利用できる油と劣化した油とに分離・回収できる回収装置も開発。ノズルと油送管が揚げ油で満たされることで駆動し、ノズルの先端のスリットから空気を吸い込むことで止まる。飲食などで大量の油を使う事業者の利用を見込む。」(出所:2025年3月7日『日刊工業新聞』「第50回発明大賞、受賞製品・技術のポイント 発明功労賞」https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00742204)
クールフライヤーは本年1月、今回の受賞製品である油量7リットルサイズの卓上小型機「CFT-7」に次いで、油ハネ・油の劣化を抑える技術を踏襲し、油層18リットルで23リットル相当の揚げ調理に対応する自立型の「CFT-18x」を新発売いたしました。今後は、「CFT-7」「CFT-18x」の2つのラインナップで揚げ調理の諸課題を解決し、飲食業界の脱炭素・SDGsへの貢献・コスト削減のサポートを強化してまいります。
■クールフライヤーとは?

クールフライヤーは、独自の冷却構造とヒーター構成およびその制御(特許4件取得)で、油ハネや油の劣化を大幅に抑制し、以下のようなメリットを実現した業務用フライヤーです。
特長1.油を新鮮に保ち、おいしさと健康に貢献します。
クールフライヤーは独自の冷却構造とヒーター構成およびその制御で、油の劣化を抑え新鮮に保ちます。揚げたてはもちろん冷めても美味しさが持続。油ハネがないので新メニューづくりにも力を発揮します。
特長2.油ハネは極少で濾過も不要。厨房環境を快適に保ち作業負荷を大幅軽減します。
油ハネ、油煙、オイルミストの発生を抑え、本体からの輻射熱も極少なので厨房環境を快適に保ちます。7リットル機では専用の油回収装置、18リットル機では内蔵の揚げカス自動回収機能により油の濾過も不要となります。
特長3.油の消費量を減らし大幅なコスト削減・Co2排出量削減を実現します。
一般のフライヤーに比べて40%以上、揚げ鍋比で60%以上油の消費量を減らせます。(※調理内容によります。)清掃や油の処理にかかる業務や廃油処理量の削減と合わせ、大幅なコスト削減・Co2排出量削減を実現します。また高温で長時間運転しても油の劣化が進みにくいため、テイクアウトやデリバリー業態での使用にも好適です。
詳細はこちらをご覧ください。
https://coolfryer.co.jp/about/
「導入事例とお客様の声」:
https://coolfryer.co.jp/case/
メディア紹介事例:
テレビ東京「ブレイクスルー」2024年8月31日放送
「油の消費量を6割削減!?“脱サラ発明家”の驚きフライヤー」
https://www.tv-tokyo.co.jp/broad_tvtokyo/program/detail/202408/27984_202408311030.html
TBS「がっちりマンデー!!」2024年10月13日放送
「進化する揚げ物業界!クールフライヤーに爆速フライヤー!?」
https://note.com/gacchiri/n/n425df252107d
■ 商品ラインアップ
CFT-7(油量7リットル・卓上小型機)

CFT-18x(油量18リットル・自立型標準機)

■会社概要
会社名 クールフライヤー株式会社
代表者 代表取締役 山田光二
所在地 神奈川県横浜市泉区緑園6-44-14
資本金 約2.2億円(資本準備金含む)
設立 2014年7月22日
URL https://coolfryer.co.jp/
連絡先 info3@coolfryer.co.jp