事実は小説よりも奇なり!中世ヨーロッパは想像を超えた世界!?「書泉と、10冊 第2シーズン」第6弾は、『ノルマン騎士の地中海興亡史』と『フランス中世史夜話』を同時復刊。予約受付は3月20日(木)から!!…

掲載日: 2025年03月20日 /提供:アニメイトホールディングス




「中世への旅」シリーズの大ヒットから始まった、「書泉と、10冊」。この企画は、過去に出版された書籍で既に在庫がなく手に入りにくい名作を、株式会社書泉と出版社のみなさま、著者のみなさまに協力いただき重版・復刊してお届けしていくものです。
その「書泉と、10冊 第2シーズン」もいよいよ折り返し地点に到達致しました!これも出版社のみなさま、著者のみなさま、そしてお買い上げ頂いているみなさまのお陰です。
今回節目となる第6弾として、「中世の旅 騎士と城」「中世の旅 都市と庶民」「中世の旅 農民戦争と傭兵」「鉄腕ゲッツ行状記」そして「中世のパン」の5作品を、当企画にて累計32,000冊以上販売した書泉とご縁の深い白水社から『ノルマン騎士の地中海興亡史』(山辺規子:著)と『フランス中世史夜話』(渡邊昌美:著)を同時復刊致します。

選書は皆様おなじみの甲冑を着る書店員書泉グランデの大内学。みなさまの想像を超えた新たな中世への旅をご堪能して下さい。

また今回、有償特典として『ノルマン騎士の地中海興亡史』には地中海で広く使われていた山羊皮羊皮紙を、『フランス中世史夜話』にはヨーロッパ各地で使われていた羊皮紙を、それぞれ書泉・芳林堂書店限定のセットにして販売も致します。
今回有償特典にそれぞれお付けする羊皮紙は、実際に使用する事が出来る優れもの!普段馴染みのない羊皮紙を手にする良い機会でもあります。
数量限定の商品になります。この機会に是非とも有償特典版もご購入ください。

羊皮紙とは…
羊皮紙とは何なのでしょうか。羊皮「紙」というくらいだから紙なのかというと、紙ではなく答えは「皮」になります。「羊皮紙」ではなくて、「羊皮」と書くべきなのかもしれません。おおまかに言うと、羊皮紙とは、「毛を?いだ動物の皮を木枠に張って限界まで伸ばし、表面をナイフで削って薄くして乾燥させたシート状のもの」です。植物繊維をからませた「紙」とは根本的に異なります。古代から欧州では記録用として使われており、今回は有償特典として数量限定で、羊と山羊のものをはがきサイズでご用意いたしました。
※個体により差異があることをご了承ください。

※有償特典の数には限りがございます。
 定数に達し次第終了となること、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

復刊に至った経緯
【ノルマン騎士の地中海興亡史】
ノルマン人たちはブリテン島の征服だけでなく、ルーシにも地中海にも進出している!若い時分、この本に出合った時世界史の壮大さをしるきっかけになった一冊。下級ノルマン騎士が出稼ぎ傭兵から始めて王国を築くまでの冒険譚は、史実とは思えぬまるでエピックファンタジーでした。指輪物語を読破したあの頃の気分に戻りたい。壮大な歴史に身をゆだねたい。そんな原体験を共有して頂けたらと思い今回復刊をするに至りました。

【フランス中世史夜話】
キングダムカム・デリバランス2などリアル中世を楽しむゲームなどが発売されました。私が子供の頃は、どちらかといえばデフォルメされた中世欧州風の世界観をもったゲームが大流行り(今もそうかもしれません)しており、そうしたゲームのノベライズやライトノベルを読んだときに、本書のような中世の雰囲気を感じられる本と比べて読んだのが、ものすごく楽しかった思い出があります。その中でも良書と思っていた本書を、この機会に是非復刊し、みなさまへお届けしたいと思いました。

<この企画を起案した、書泉グランデ 担当 大内さん コメント>
『ノルマン騎士の地中海興亡史』
ライトノベルか時代小説かという、下級ノルマン人騎士の成り上がりの物語。オードヴィル家のロベール・ギスカールは、1047年に5人の騎士と30人の従者を連れただけでノルマンディーを出てイタリアのロンバルディアへ。やがて伯爵となり、弟のロジェ達と共にカラブリア、シチリア等の諸都市を征服してゆく…一族は南イタリアに根をはり、東ローマ帝国と戦い(アレクシアス1世コムネノス、アンナ・コムネナの父親です!)、息子のボエモンは十字軍にも参加しアンティオキア公国を打ち建てます。発売当時、これを読んだとき壮大な世界史の魅力にハマり、欧州の古代~中世史の、私のこの類の本を集めるきっかけになりました。この企画によって皆様にこの感動が伝わりますように!

『フランス中世史夜話』
中世フランスを中心に説話を年代記順に集めた本書。この初版を買ったのは中学生の時分でしたが、デカメロンのようなカンタベリ物語のような、それよりはもっと魅力的な読み物と感じました。なぜなら内容は当時持っていた中世ヨーロッパのイメージを表すような、騎士道、修道士、異端、紋章、亡霊などだったからです。短い説話というのもちょっとした時間に中世の雰囲気を感じ、ひたれるよい本です。これをもとに様々な想像が膨らむと思います!


【商品情報】
『ノルマン騎士の地中海興亡史』
山辺規子:著



1.【通常版】
販売価格:2,200円(税込)※本体価格2,000円+200円(消費税)
ISBN:978-4-560-72102-5
判型:新書判 ページ数:325頁

概要
11~12世紀の中世ヨーロッパにおいて、ノルマン人と呼ばれる人々が活躍したことがある。
ここにロベール・ギスカールという人物がいる。彼に対してはドイツ皇帝も恐れをなして逃亡し、東ローマ皇帝も百戦百敗、彼は兄弟と共にその根拠地を遠く南イタリアの地に移し、権謀術数の限りをつくし、近隣諸侯の土地を切り取り、封建領主にのし上がり、やがては自らは成し遂げることはできなかったが、末弟ロジェールが長い間イスラム教徒の支配下にあったシチリアを獲得し、南イタリアとシチリアを統括するシチリア王国を建国するにいたる。
「事実は小説よりも奇なり」と言うべき、地中海世界におけるノルマン騎士の活躍を描く一大叙事詩。十字軍におけるノルマン騎士の活躍もあわせて収録。

2.【書泉・芳林堂書店限定版有償特典版】
『ノルマン騎士の地中海興亡史』+山羊皮羊皮紙付き(大きさ:148×100mm)付き



<羊皮紙(山羊)ノルマン騎士の地中海興亡史有償特典>
純白に近い色で、みかんの皮のような毛穴跡があります。本書が舞台とした中世のイタリアやビザンツの写本の多くは山羊皮です。表面は少しプラスチック的な滑らかさがあります。
※個体により差異があることをご了承ください。

<書籍+山羊皮羊皮紙付き有償特典版>
販売価格:3,410円(税込)※本体価格3,100円+310円(消費税)


『フランス中世史夜話』
渡邊昌美:著




3.【通常版】
販売価格:1,980円(税込)※本体価格:1,800円+180円(消費税)
ISBN:978-4-560-07367-4
判型:新書判 ページ数:226頁

概要
騎士道、聖者伝説、海底に消えた都、魔法を使う法王の話など、興味深いエピソード、あまり知られていない逸話を、中世史料とくに年代記に即して語る。

4.【書泉・芳林堂書店限定版有償特典版】
『フランス中世史夜話』+羊皮紙付き(大きさ:幅148×100mm)付き




<羊皮紙(羊)フランス中世史夜話有償特典>
楽譜や公文書などによく使われた羊皮紙です。色は抑え気味のクリーム色から黄色っぽいものまであります。表面は若干和紙を思わせるカサつきのあるものも多いですが、毛穴が目立つものもあります。
※個体により差異があることをご了承ください 。

<書籍+羊皮紙付き有償特典版>
販売価格:3,300円(税込)※本体価格3,000円+300円(消費税)


■ 予約開始日:2025年3月20日(木)
書泉オンライン:https://shosen.tokyo/apps/note/?e-landing-page=s6_normand_france
1.『ノルマン騎士の地中海興亡史』(通常版):https://shosen.tokyo/?pid=185303181
2.『ノルマン騎士の地中海興亡史』(有償特典版):https://shosen.tokyo/?pid=185303179
3.『フランス中世史夜話』(通常版):https://shosen.tokyo/?pid=185303177
4.『フランス中世史夜話』(有償特典版):https://shosen.tokyo/?pid=185303175

書泉グランデ/書泉ブックタワー/芳林堂書店高田馬場店
■ 予約〆切日:2025年4月19日(土)
■ 商品お届け予定日、店頭発売日:2025年5月下旬ごろ予定


株式会社白水社
1915年創業、来年は110周年! 白水社はそのスタートから、世界の歴史・社会・文化の紹介と外国語学習の教科書・参考書を中心に出版活動を行っております。

株式会社書泉
「書泉」「芳林堂書店」の2つの屋号の書店を展開。「鉄道」「アイドル」「プロレス」をはじめ「数学」「占い」など様々なジャンルの本・雑貨を深く扱っています。著書にまつわるイベントも多数実施。

<参考>「書泉と、10冊」企画概要と、これまでの販売実績数
昨今、さまざまなネットサービスで過去に出版され、探しても見つからない数々の本が法外な値段で取引されています。「欲しい人が払える分の値段を払う」ということは一見、今の世の中の「当たり前」に見えますが、私たちは「そうではない」と考えます。
ファンの方が熱望するあの名作、私たちも是非お勧めしたいあの名著を「適切な価格」でお届けすることに私たちは挑戦していきます。

そして、それは私たち“本屋”だけでは実現できません。
著者の方々、出版社のみなさま、ファンのみなさま、などご縁のある方と協力しながら、少しずつでもこの挑戦をカタチにしていけると信じています。

この企画を「書泉と、10冊」「芳林堂書店と、10冊」という名前にしました。
「書泉と、ご縁ある方で世に送り出す10冊」という願いを込めての企画タイトルです。

この企画で改めておススメしたい本を2023年8月よりお届けしています。
2024年8月までの、第1シーズンでは25の作品を再度世の中に送りだし、総計で2万冊以上を販売することができました。

「書泉と、10冊」 第1シーズン(2023年8月~2024年8月)



「芳林堂書店と、10冊」 第1シーズン(2023年9月~2024年8月)



この後も、この取り組みを一過性ものにせず「書泉と言えば、10冊だよね」「芳林堂書店といえば、10冊だよね」と言っていただけるようなレギュラー企画に育てていきたいと想いを新たに、2024年11月より第2シーズンも始めております。

「書泉と、10冊」 第2シーズン



「芳林堂書店と、10冊」 第2シーズン






9タイトルを展開し、合計で7,500冊を超えてお客さまの元にお届けできています。
これからも引き続き、企画に賛同いただける出版社・著者のみなさまからのお声かけもお待ちしております。


<掲載記事リンク>
『堕天使拷問刑』の著者、小説家 飛鳥部勝則最新刊『フィフス』 を、(株)書泉が「芳林堂書店と、10冊 第2シーズン」の第1弾として同人誌で出版致します! 2024年11月5日(火)より予約受付開始!!
https://news.biglobe.ne.jp/economy/1105/prt_241105_8492432944.html

『ポケットモンスター』シリーズで知られるゲームフリークの歴史を描いた書籍「ゲームフリーク 遊びの世界標準を塗り替えるクリエイティブ集団」が復刊。本日より予約スタート
https://news.denfaminicogamer.jp/news/241217r

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