「MY CEO Meeting 2024-25」フィナーレ!石川・鹿児島で締めくくり。学生が求める"推し社長"とは「親しみやすさ」「挑戦を応援」「共に成長」。地方創生と新時代の採用を見据えた熱い議論。…

掲載日: 2025年03月18日 /提供:esspride

学生と社長が本音で意見交換を行う場として【大阪・広島・千葉・愛知・東京・石川・鹿児島】全7エリアで開催終了。Z世代の価値観に共感し応援する企業が全国で続々増加中。





「社長チップス!」や「社長カード」を活用した社長プロデュースを行う、esspride株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役CEO:西川世一) は、社長と学生がZ世代を惹きつける社長像について意見交換を行うミーティング「MY CEO Meeting 2024-25」を鹿児島と石川で開催し、全7エリアでのMeetingを締めくくりました。昨夏に開催された「MY CEO AWARD 2024 (マイシーイーオーアワード)」(https://shacho-chips.com/feature/feature-16038/)では、Z世代が選ぶ“推し社長=MY CEO” BEST100などが決定し、全国7エリア内No.1に輝いた7名の社長がファイナリストとして選出されました。このMeetingは、ファイナリストの企業所在地である7エリアにて推し社長に選ばれた社長が登壇し、2024年10月から2025年3月までの半年間にわたって開催されました。


■MY CEO Meeting in 石川開催の様子
第6回石川開催では「社長の発信が企業選びに与える影響を考え、学生が本音を知れる採用のあり方」をテーマに議論されました。社長たちはZ世代に共感される発信の重要性を語り、学生たちは企業のリアルな情報を求め、透明性の高い採用環境の必要性が浮き彫りになり、双方が理解を深める場となりました。

左から、インディオホールディングス株式会社 代表取締役 岩崎 孝氏、株式会社 山口グループホールディングス 代表取締役 山口 智久氏、金沢大学 理工学域 1年生 與那嶺 音さん、武蔵野大学 アントレプレナーシップ学部 1年生 九里 匠音さん

・トークセッション
「就職したい会社のヒントは“推し社長”にアリ!~会社と社長、人を惹きつける社長の魅力とビジョンとは」をテーマに行われました。就職先選びの新たな視点として、Z世代の学生たちが共感できる社長のビジョンや魅力を重視する試みで「MY CEO AWARD 2024」 全国ファイナリスト7 のうち、北海道・東北・北陸エリア1位に選ばれた株式会社山口グループホールディングスの山口智久社長、BEST100、きゅんパートナー賞、アワードチームワーク賞に選ばれた、インディオホールディングス株式会社の岩崎孝社長、学生からは武蔵野大学1年の九里匠音さん、金沢大学1年の與那嶺音さんの4名が登壇しました。

株式会社 山口グループホールディングス 代表取締役 山口 智久氏
「私の夢は、47都道府県に会社を作り、誰もが活躍できるステージを提供することです。この想いに共感してくれたZ世代の方々が、会社を選んでくれたのだと思います。Z世代への発信では、一方的に『こうすべき』と伝えるのではなく、彼らの価値観を尊重し、しっかり話を聞くことを意識しています。そのうえで、自分自身が明確なビジョンを持つことで、より良い関係を築けると考えています。
また、私が情報発信によって、企業としての課題や足りない部分に気付かされることが多くありました。特に営業面では、発信を通じて学生から新しい視点を得ることができ、学びの多い経験となりました。採用に関しては、少子化の影響でどの企業も厳しい状況にあります。若い世代は、社員のリアルな声を知りたがっていると感じるため、企業としても積極的に発信し、時代に合わせた採用のあり方を模索していきたいと考えています」と思いを伝えました。

株式会社 山口グループホールディングス 代表取締役 山口 智久氏


インディオホールディングス株式会社 代表取締役 岩崎 孝氏
「MY CEO AWARDでは、自分の足跡や経験を素直に伝えたことで、多くのZ世代の方に共感していただけたことを嬉しく感じています。私は2年前から各地の会社を回り、事業責任者に運営を任せる体制を整えました。その結果、社員の自主性が育ち、10代・20代が力を発揮できる環境が生まれています。環境変化が大きな時代の中で我が社では積極的に生成AIを活用し、生産性を高める活動を実施しています。皆が主体的に活動し、チームワークでコアな仕事に特化できており、無駄な時間を省くことで残業が減り、労働生産性が高まっています。情報発信の機会を増やしたことで、学生からの接触も柔らかくなり、親近感が生まれました。社長チップス!がきっかけで高校生採用の機会もあり、現場を見てもらうことで会社の価値観を伝える大切さを実感しています。
採用では、企業側の都合ではなく本音を伝えることが重要だと考えています。給与だけでなく、福利厚生や将来のビジョンを明確にし、学生が自分の強みを活かせる環境を提供したいと思っています。毎年経営計画書を作成し、会社の方向性を示すことで、より多くの方に関心を持ってもらえたら嬉しいです。」と話しました。

インディオホールディングス株式会社 代表取締役 岩崎 孝氏


金沢大学 理工学域 1年生 與那嶺 音さん
「企業がSNSやホームページで積極的に情報発信してくれると、学生側も親近感を持ちやすく、会社の雰囲気を知る機会になります。その情報を通じて『自分に合いそう』『合わないかも』と判断できるのは、とても良いことだと感じます。私たちは検索して情報収集をすることに慣れているため、企業側にはどんどん発信してほしいと思います。また、年収や企業の情報をネットで調べることはありますが、綺麗事ばかりに感じることもあります。会社や社長、社員の本音を知る機会が増えれば、企業選びの参考になり、より安心できると考えています。表面的な情報だけでなく、実際の社内の声を聞けることが、就職先を決める重要なポイントになると思います。」と語りました。

金沢大学 理工学域 1年生 與那嶺 音さん

武蔵野大学 アントレプレナーシップ学部 1年生 九里 匠音さん
「社長との対話を通じて社長との距離が近くなり、気軽に話せるようになりました。私は、高校時代から活動していましたが、『高校生だから無理』といった偏見に悩んでいました。しかしMY CEO AWARDに参加したことで、推し社長と呼ばれる方々が学生に寄り添い、親身になってくれる存在だと気づくことができました。就職の際、社長と直接話す機会は少なく、最終面接で初めて知ることが多いですが、アワードや本日のMeetingのように社長の生の声を聞ける場は貴重です。
また新時代の採用においては、経験の有無に関わらず「一緒に挑戦しよう」と背中を押してくれる環境が理想的です。新卒でも積極的に提案し、アドバイスを受けながら成長できる企業こそ、これからの時代に求められると感じました。」と話しました。

武蔵野大学 アントレプレナーシップ学部 1年生 九里 匠音さん


・グループディスカッション
トークテーマは「就職したい会社のヒントは推し社長にあり。魅力ある社長の発信や、理想の会社像について」。学生と社長がグループに分かれて意見を交わしました。今回は初めてリアル会場とオンラインをつなぎ、対面2グループ、オンライン1グループでディスカッションを実施。学生たちは積極的に進行を行い、様々な視点から意見を交わしました。社長との距離が近いからこそ生まれる本音の対話が、互いに新しい気づきを与え、成長につながる場となりました。

社長と学生のグループディスカッション

【グループ1.の大学生発表】
偏見がなく、夢を語り、志があり、包み込んでくれる社長が魅力的だという意見でまとまりました。偏見があると多様な視点を持てず、会社の成長も難しくなります。社長が志を持って夢を語ることで、一緒に働きたいと思えると考えました。魅力的な社長の条件としては、倫理観があること、ビジョンが抽象的で新しい挑戦がしやすい環境をつくれること、そしてリーダーシップがありチームを引っ張る力があることを挙げました。

【グループ2.の大学生発表】

魅力を感じる社長は、自分と同じビジョンや考えを持ち、共通点を見つけられる人です。現在の多くの企業はピラミッド型の組織で、社長の下に取締役、その下に社員がいるため、社員から社長の顔が見えにくいという課題があると感じています。理想的な組織体制は、社長が中心にいて、その周りを社員が囲む観覧車のような関係性です。こうした組織なら、社長と社員の距離が近くなり、意見を直接伝えやすく、一体感が生まれると考えます。私たちは、社長との関係性が近く、共に成長できる環境のある会社に魅力を感じ、そうした企業に就職したいと思っています。

【グループ3.の大学生発表】
私たちは3つのポイントにまとめました。1つ目は接しやすさです。社員と積極的にコミュニケーションが取れる環境がある会社は働きやすく、社長との距離も近くなるため魅力的だと感じます。2つ目はチャレンジしやすい環境です。失敗を許容し新しいことに挑戦できる体制があることで、社員が成長しやすくなります。今の時代、挑戦を応援してくれる会社は特に大事だと思います。3つ目は、社長の目標に対する姿勢です。誰よりも目標に向かって考え行動する姿は、社員にとって刺激になり、ついていきたいと思える要素になります。また、会社のビジョンとして、ITにしっかり対応できることが重要です。私たちはSNSが当たり前の世代なので、会社が情報発信や活用を積極的に行い、若手を採用することが、会社の成長や経済の活性化につながると話し合いました。

グループディスカッションでは「親しみやすさ」「社長が社員一人ひとりに目を向け寄り添ってくれること」「心の距離が近いこと」が、学生たちが魅力を感じる社長の共通点として挙がりました。今回は、7エリアで初めてオンラインとリアル会場をつなぎ、社長と学生が一つになれる場が生まれました。北海道、北陸、東北エリアと広い地域から学生が集まり、この機会に地元に戻って参加した学生もいました。地域の枠を超えて、社長と学生が直接交流できた金沢開催。新たな学びとつながりが生まれ、熱気あふれる中「MY CEO Meeting in 石川」が幕を閉じました。

社長と学生の集合写真

■MY CEO Meeting 鹿児島開催の様子
第7 回鹿児島開催では「理想の社長像や地域の採用課題」を目的とし、若者が大都市へ流れる理由、地方企業の情報が十分に伝わらない現状、ワークライフバランスの考え方について活発に議論されました。地元で働く魅力をどのように発信し、若者が共感できる社長とは何か、働きやすさと成長のバランスをどうとるかなど、それぞれの視点から熱い意見が交わされ、地域の未来を考える貴重な時間となりました。


左から司会者、埼玉大学 1年生 柏本 真嘉さん、獨協大学 1年生 狩所 侑杏さん、有限会社西製茶工場 代表取締役 西 利美氏

・トークセッション
「就職したい会社のヒントは“推し社長” にアリ!~会社と社長、人を惹きつける魅力とビジョンとは」をテーマに行われました。就職先選びの新たな視点として、Z世代の学生たちが共感できる社長のビジョンや魅力を重視する試みで「MY CEO AWARD 2024 チャンピオンに選ばれた有限会社西製茶工場の西利美社長、学生からは埼玉大学1年の柏本真嘉さん、獨協大学1年生の狩所侑杏さんの3名が登壇しました。

有限会社西製茶工場 代表取締役 西 利美氏 
「鹿児島には全国トップクラスの企業がたくさんあります。しかし、その魅力が学生の皆さんに伝わっていないのが現状です。だからこそ企業がもっと発信し、働くことの楽しさや誇りを伝えていく必要があると考えています。私の会社は鹿児島にありますが、世界中に茶葉を提供しています。社員たちも、自分たちの仕事が世界とつながっていると知ると誇りを持てるようになります。私はMY CEO AWARD 2024で、農業の大変さではなく面白さを伝えました。農業には厳しさもありますが、やりがいや楽しさもあります。それを伝えたことが学生の皆さんに響いたのではないかと感じています。ワークライフバランスも大切ですが、20代のうちに経験を積むことが未来の選択肢を広げる鍵だと思います。挑戦は怖いかもしれませんが、一歩踏み出せば新しい景色が見えてきます。皆さんが自分の可能性を信じて挑戦することを願っています。」と話しました。

有限会社西製茶工場 代表取締役 西 利美氏

埼玉大学 1年生 柏本 真嘉さん  
埼玉大学の柏本さんは「将来のキャリアを考えたとき、大きな夢を語れる社長のもとで働きたいと思っています。人生の大半を仕事に費やすからこそ、ただ言われたことをこなすのではなく、夢を共有し、一緒に挑戦できる環境に身を置きたいです。地元を出て東京に進学するのも大企業が多く、選択肢が広がることに魅力を感じました。『鹿児島には大企業が少ない』というイメージを持っていましたが、社長の話を聞き、地元にも誇れる企業があることを知りました。ただ、それが学生に伝わっていないのが現状だと思います。
また、今の学生はワークライフバランスを重視することが多いですが、私は仕事に熱中し成長したいタイプです。だからこそ、20代のうちにキャリアを積むことの大切さを強く意識しています。失敗を恐れず挑戦し成長できる環境を選ぶことが重要だと思いますし、私はそんな働き方を目指したいと思います」と話しました。

埼玉大学 1年生 柏本 真嘉さん

獨協大学 1年生 狩所 侑杏さん 
「私は、親身になってくれる社長について働きたいと思います。コツコツ積み上げていく感じが好きで、1つのことを丁寧に教えてくれると魅力を感じます。また、地方に貢献する社長には憧れを持っており、そのような姿がかっこいいと感じます。鹿児島ではなく東京での就職を考えているのは、新しい刺激や成長のチャンスを求めているからです。初めて銀座に降り立ち、人で埋め尽くされた広い道を見たとき『東京には夢がある』と感じ、挑戦したいと思いました。しかし地元への思いもあり、将来起業するとしたら鹿児島で地元に貢献したいとも考えており、今はまだ曖昧です。今日社長の話を伺い、20代のうちにしっかりキャリアを積むことが大事だと思いました。失敗を恐れず挑戦し、自分の力で未来を切り拓きたいです。今はスマホで簡単に情報を得られますが、実際に経験する機会がZ世代は減っているように感じます。ネットの知識だけでなく、実際に挑戦し、経験を積むことが大切であるからこそ、積極的に行動し学び続けていきたいです。」と述べました。

獨協大学 1年生 狩所 侑杏さん 


・グループディスカッション
「人を惹きつける推し社長の魅力と、若者が働きたくなる地域企業のアイデア」 をテーマに、学生と社長がグループに分かれて意見を交わしました。企業の魅力が学生に十分に伝わっていないことや、情報不足が進路選択の障壁になっている現状が指摘され、企業がどのように発信すれば若者に届くのかを議論しました。地域に学生が戻り、就職を決めるためには何が必要かについても話し合われ、社長と学生がより密接に関わる場の重要性が再認識された場となりました。

社長と学生のグループディスカッション

【グループ1.の大学生発表】
「企業の魅力と地域の魅力の両方を高めることが大切」という結論に至りました。企業の魅力として、「推し社長」の存在が重要になります。若者がついていきたくなる社長は、親しみやすく、夢や野心を発信し、私たちの挑戦をサポートしてくれる人です。その魅力を伝えるために、例えば大学に社長チップス!社長カード図鑑のような社長を紹介するものを設置したり、スマートフォンで手軽に見られる専用サイトを作るアイデアが出ました。地域の魅力については、視覚的に伝える発信が重要だと考えました。民間企業や関東に出た若者が連携し、企業の魅力と地域の魅力の両方を発信していくことで、若者が働きたくなる地方企業が増えていくと考えました。

【グループ2.の大学生発表】 
推し社長の条件と学生と企業がつながる仕組みの2つの視点で考えました。推し社長の条件として、柔軟性がありフラットに話せること、お互いに共感できること、成長を支えてくれることが重要だという意見が出ました。職場の質も大切で、スキルや能力を発揮できる環境が求められます。地方では学生と企業がつながる機会が少ないため、LINEグループの活用や、今回のような企業と学生が出会える場を増やすべきだと考えました。Uターン就職には魅力的な理由が必要ですが、地域企業はSNSで活動や地域の魅力を発信し、推し社長を増やすことで、大都市との格差を縮められるという結論に至りました。

このようにグループディスカッションでは「地方企業のブランディング」「地域企業の情報発信」「推し社長を増やすこと」が地方就職の課題と解決策として挙げられ、「親しみやすさ」「挑戦することのサポート」「成長支援」が、学生たちが魅力を感じる社長の共通点として挙がりました。
大都市への憧れがある一方で、鹿児島にはトップ企業が多く存在します。素晴らしい魅力を伝えるため、情報発信の重要性が再認識されました。学生は積極的に率直な意見を述べ、社長は熱意を持って応じる、鹿児島企業の可能性と地方就職の未来を考える貴重な時間を過ごし「MY CEO Meeting in 鹿児島」は幕を閉じました。

社長と学生の集合写真

■「社長チップス!」プロジェクトとは?



社長を楽しくプロデュースすることで地域の企業や仕事を知ってもらうきっかけを創り出すと同時に、若者の可能性も応援し、日本の未来を担う社長と若者の架け橋となる取り組みです。企業向けコンテンツは、 社長カードやお菓子の「社長チップス!」、社長カードかるた、web掲載やSNS企画、イベントやアワードなど多数展開し、若者との交流を積極的に行っています。

◎社長と仕事が一覧で見られる「社長カード図鑑web」(https://shacho-chips.com/card/
◎かるたをしながら社長や仕事が覚えられる「社長カードかるた」(https://shacho-chips.com/feature/feature-16394/
◎図鑑が冊子となり、高校や大学で職業教科書として使用できる「社長カード図鑑」(https://shacho-chips.com/feature/feature-16402/
◎Z世代が選ぶ“推し社長”No.1決定戦「MY CEO AWARD(マイシーイーオーアワード)」(https://shacho-chips.com/feature/feature-16038/
◎社長が先生となり学校に出張登壇する「うまCEO学園(うましおがくえん)」(https://shacho-chips.com/feature/feature-2345/

・社長チップス!プロジェクト公式web https://shacho-chips.com/
・取材やお問い合わせ https://shacho-chips.com/contact/

■会社概要



■社名:esspride株式会社(エスプライド)
■所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷3-17-11
■代表取締役CEO:西川 世一
■設立年月日:2005年4月25日
■事業内容:Do up!事業
・esspride HP https://esspride.com/

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