
ラティーシュ・ナイヤー ヒルトン東京 エグゼクティブペストリーシェフ
【2025年3月13日】 ヒルトン東京(新宿区 総支配人フィリックス・ブッシュ)のエグゼクティブペストリーシェフとして、ラティーシュ・ナイヤー (Ratheesh Nair) が2025年3月付で就任しました。ラグジュアリーホテルやペストリー業界で約20年の経験を誇るナイヤーは、卓越した技術と創造性を活かし、ヒルトン東京のペストリー部門を新たな高みへと導きます。
インド出身のナイヤーは、ツーリズム・スタディーズおよびホテル・マネジメントのディプロマを取得後、2005年にインドを代表するラグジュアリーホテルグループの1つであるオベロイ・ホテルズ&リゾーツが運営するトライデント・ホテル・コーチン(インド ケララ)でキャリアをスタート。2012年にはムンバイのトライデント・バンドラ・クアラ(インド ムンバイ)にてシェフ・ド・パルティに昇進しました。
その才能は早くから高く評価され、2011年に開催された「India Bakery and Pastry Challenge(IPBC)」アーティスティック・ブレッド・ディスプレイ部門で金賞、翌2012年には「Great India Culinary Challenge(GICC)」のプティフール部門でも金賞に輝くなど、インド国内の名誉あるコンクールで数々の実績を残しました。
革新と卓越性への情熱を持つナイヤーは、ホテル業界の枠を超えて経験を広げていきます。インドの老舗ショコラティエ「Fantasie Fine Chocolates」での経験をはじめ、世界的に有名な高級クルーズ「クリスタル・シンフォニー」(クリスタル・クルーズ運営)ではベーカリー&ペストリーのシェフ・ド・パルティとして活躍。その後も、ハイデラバード・マリオット・ホテル&コンベンションセンターやコートヤード・バイ・マリオット(インド テランガナ)で腕を磨きました。
2018年には、数々の受賞歴を誇るコンラッド・センテニアル・シンガポールにアシスタント・ペストリーシェフとして入社。エグゼクティブペストリーシェフ、リチャード・チュウ (Richard Chew)のもと、モダンペストリーと最先端の技術を習得しました。2021年にインドへ戻ったナイヤーはグランドハイアット コチ ボルガッティ(インド ケララ)のペストリーシェフに就任。2023年にはエグゼクティブペストリーシェフへと昇格し、国内最大規模の医学会イベントを含む数々のバンケット、ケータリングにおいてペストリー部門の責任者として重責を果たしました。
今後ナイヤーはヒルトン東京のエグゼクティブペストリーシェフとして、日本におけるデザートビュッフェの先駆けである「マーブルラウンジ」をはじめとする6つのレストラン・バーのデザートを統括するほか、ペストリーショップのテイクアウトアイテム、婚礼、一般宴会など最大1,200名まで対応可能な25の宴会場のデザート全般を担います。
就任にあたり、ナイヤーは次のようにコメントしています。「この度、ヒルトンが運営する国内のフラッグシップホテル、ヒルトン東京のエグゼクティブペストリーシェフに就任することを大変光栄に存じます。今回が初めての日本での挑戦となり、ワクワクすると同時に気の引き締まる思いです。抹茶や柚子をはじめ、日本の優れた食材は世界のスイーツ界で親しまれていますが、豊かな日本の四季に育まれた素晴らしい食材に実際に触れると無限のインスピレーションが秘められていると感じています。これらの魅力を最大限に活かしながら洗練されたスイーツを通し、日本、そして世界中から訪れるお客様に喜んでいただけるよう努めて参ります。」
ヒルトン東京について
ヒルトン東京は、世界展開を続けるホテルチェーン、ヒルトン・ホテルズ&リゾーツのホテルの一つとして1963年6月20日に永田町にオープン。東京オリンピックの前年、日本で初めての外資系ホテルとして誕生しました。1984年9月1日に現在の新宿副都心に移転、新宿副都心の一角、都庁にほど近く、隣に新宿中央公園という恵まれた環境にあり、充実した施設と、“ヒルトンスタンダード”といわれる高水準のサービスを誇るファーストクラスのホテルです。8階より38階までが客室となり、スイートを含む全830室の客室は、国際的ながらも日本の情緒をインテリアに取り入れ、全室有線/無線インターネットアクセスが完備されています。また、館内には、日本料理「十二颯」、中国料理「王朝」、「メトロポリタングリル」、バー&ラウンジZATTAを擁するダイニングフロアTSUNOHAZU、「マーブルラウンジ」、英国風「セント・ジョージバー」を含む6つのレストラン&バーを備えています。その他、正餐600名、立食900名まで収容可能な大宴会場と小中宴会・会議室計25室、ウェディング・チャペル、室内プール、ジム、サウナ、屋外テニスコートなどを完備したフィットネスセンター、並びに地下駐車場など、多目的ホテルとして十分な機能を備えています。ヒルトン東京に関する詳細はhiltontokyo.jp をご覧ください。
ヒルトンについて
ヒルトンは、世界140の国と地域に8,400軒以上(125万室以上)のホテルを展開するホスピタリティ業界のグローバルリーダーです。世界で最もおもてなしの心に溢れた企業であることをミッションに掲げ、100年以上にわたって、30億人を超えるお客様をお迎えしてきました。米フォーチュン誌とGreat Place To Workによる「働きがいのある会社」ランキングで第1位に選出され、世界的な ESG投資指標である「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス」でグローバルリーダーに選出されています。ゲストエクスペリエンスを向上するため、デジタル・キーの共有、無料の客室アップグレードの事前選択、「コンファームド・コネクティングルーム」機能など、業界をリードするテクノロジーを導入しています。24のグローバル・ブランド・ポートフォリオのうち、日本では7ブランド・30軒のホテルを展開しています。また、受賞歴を誇るゲスト・ロイヤリティ・プログラム「ヒルトン・オナーズ」の会員数は2億1,000万人以上で、公式チャネル経由で直接予約したヒルトン・オナーズ会員は、宿泊や体験などに交換できるポイントを獲得できます。また、無料のヒルトン・オナーズ・アプリから客室の選択、デジタル・チェックイン、デジタル・キー(国内の一部のホテルでは未導入)をご利用いただけます。
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