【まん福ホールディングス】 シリーズB Extensionラウンドにて3億円を調達 ~「日本の食」を未来につなぎ、世界に広げる~

掲載日: 2025年03月12日 /提供:まん福ホールディングス




 まん福ホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:加藤智治、以下 「まん福HD」) は、 シリーズB Extensionラウンドにおきまして、米ペガサス・テック・ベンチャーズ(ALHD株式会社のCVCファンド)、ALHD partner’s&investment LLP、その他の投資家を引受先とした第三者割当増資により、合計3億円を調達したことをお知らせいたします。
 これにより、エクイティによる累計資金調達額は28億円を突破いたしました。

■資金調達の目的
 今回調達した資金は、創業後の約3年半の期間で事業承継させて頂きました12社(米国内における事業含む)への収益性改善/成長への再投資、国内外での新たな事業承継への投資、そして今後の中長期的な成長を可能とする本部機能の強化/拡充等に充てる予定です。
これらの投資を行うことで、連結売上規模(年間ベース)として約110億円まで拡大したグループの収益性改善を基軸に、新たな事業承継を積み上げ、更にはグループ全体でのシナジーを段階的に創出していく質的成長を目指していきます。
 パート・アルバイトを含む従業員数は、グループ総勢で約1,500人となりました。

■ロールアップとエリア共和国の創出
 まん福HDは、「“食”に特化した事業承継プラットフォーム」として、後継者不在の食の中小企業の事業を受け継ぎ、「暖簾と雇用」を守りつつ“第二の創業”を軌道に乗せて発展・進化していく、ユニークな事業モデルを展開しています。これまでにホールディングスによるロールアップだけではなく、承継各社によるスモールロールアップを含めて国内で11社を受け継がせて頂き、今後もその両軸で事業承継を積み上げて参ります。
 事業承継させて頂いた会社において、肉と魚を軸とした4つ(熊本、静岡、南関東(東京/神奈川/埼玉)、北海道)のエリアにて共和国を形成いたしました。今後は既存の4つのエリア共和国の拡大を図りながら、隣接したエリアでの新たな事業承継/共和国づくりにも挑戦し、エリア共和国同士もグループとして連携するオンリーワンのプラットフォームを目指します。

■事業承継のパターンの多様化と海外進出の両面で拡張
 潜在的かつ多種多様な事業承継ニーズに対して、最も信頼される事業承継の担い手としてオーナー様に寄り添った形での承継をさせて頂きながら、中小企業1社ではなかなか実現できない事業拡大/シナジー創出に努め、グループ全体の収益性を高めていきます。
・後継者不在のExit型(従来)→Happy Group Join型/Partnership型での事業承継 ※
・海外における日本食最大市場のアメリカ進出(GDP7倍/外食4倍)
(※案件ごとに承継条件/資本政策上の工夫を図りながら、後継者が在籍される企業、あるいはオーナー様が継続して経営に参画される企業様を対象とした事業承継)

■アメリカ1号案件の承継について
 まん福HDは、2024年11月に設立した新会社「Manpuku USA, Inc.」を通じて、2025年2月、ニューヨーク州ニューヨーク市のマンハッタンを拠点とするテイクアウト寿司店「OSAKANA」を事業承継いたしました。アメリカは世界最大の外食市場であり、日本食市場も日本国外では最大規模を誇ります。特に寿司は、アメリカで和食の中でも高い人気を誇り、今後さらなる成長が期待される分野です。この成長市場において日本の食文化をより広く浸透させるための新たな挑戦として「OSAKANA」の事業承継を行いました。「OSAKANA」は、イーストビレッジの直営店とミッドタウンの高級日系スーパーマーケット内の2店舗を展開し、鮮魚の販売や寿司教室、ケータリング事業など、多角的なビジネスモデルを構築しています。
 今後、まん福HDの経営ノウハウと「OSAKANA」のブランド力を融合し、全米主要都市への拡大を目指してまいります。この取り組みを機に、まん福HDは国内にとどまらず、世界最大の外食市場であるアメリカでの事業基盤を築き、本格的なグローバル展開へと踏み出します。

■引受先様からのコメント


ペガサス・テック・ベンチャーズ
創業者 兼 CEO アニス・ウッザマン 様



 この度、日本の食をテーマに地域創成とグローバル化を牽引するまん福HD社に投資することができたことを、非常に嬉しく思っております。日本の食文化は、世界的にもレベルが高く、多くの外国人旅行者などを呼び込んでいますが、一方、小規模分散で、かつ非効率な経営により安定的な収益を得られない企業体が大半となっています。また、後継者不在で会社を清算せざるを得ないケースも増えており、優れた経営資源が失われている状況となっています。これに対し、同社は地域レベルで経営を集約化し、優れた食文化を継承させることによって、日本の食産業の維持と競争力強化に貢献しています。その上で日本の食産業を世界に展開させるビジョンも有しており、その発展は大変楽しみなものであります。このようなユニークな観点からまん福HD社の活動は期待が高く、我々ペガサスチーム及びALHDチームとしても、同社の成長とグローバル化を支援していきたいと考えています。



ALHD partner’s&investment LLP
代表 泉谷 剛史 様



 私がまん福HDさんへの出資を決めた理由は、先ず代表である加藤さんのビジョンや理念に深く共感したことにあります。幅広い分野にわたる事業を展開しており、安定した経営基盤、市場のニーズに応じた新しいアイデアや技術を積極的に取り入れる姿勢を持ち、持続可能な成長を目指す姿勢は、これからの社会において重要な役割を果たす企業であると確信しております。また、展開されている事業の中には、革新的でありながらも地域に根ざした取り組みが数多く、そのような活動を支援することで、私も微力ながら社会への貢献に参加できることを嬉しく思っています。今後もまん福HDさんの成長を心より応援し、必要なサポートを惜しみなく提供していきたいと考えております。共に明るい未来を築いていけることを楽しみにしております。


■まん福ホールディングス 代表取締役からのコメント


 この度、複数の投資家様の方々から、ご出資を通じて弊社のビジネスモデル/可能性をご応援頂きました。
創業以来、ご出資ならびにご融資によりご応援頂きました方々を初め、事業を弊社に託して頂きましたオーナー様、弊社のステークホルダーの皆様に喜んで頂けるようなグループを目指して、全社一丸となって社業発展に努め、また、世界に誇れる食文化の領域で、「地方創生」×「スタートアップ」のモデルケースとなり、地方創生の新たなモデルの社会実装をリードできるよう邁進していく所存です。
 今後ともご指導ご支援ご応援、何卒よろしくお願い致します。



■まん福HDの事業概要
 日本の中小企業において、後継者不在が社会課題となっており2025年問題とまでいわれている昨今、当社は2021年4月、食業界において豊富な経験を持つメンバーが集まり、創業しました。後継者不在に悩まれている食事業に関わる会社に特化して事業を受け継がせていただき、創業4年目で12社(海外含む)の事業承継をさせていただきました。
 まん福HDは、「創業者/創業家の方々の想い、会社の伝統とブランドを社員の方々とともに守り続け、承継後売却は基本的に行わずグループとしてともに成長・発展していくことをビジネスモデルとしています。」

◆会社概要◆
会社名:まん福ホールディングス株式会社
HP:https://manpuku-hd.jp
住所:東京都千代田区岩本町3-7-15 VORT秋葉原VII 5階
代表取締役社長:加藤智治
事業内容:食に特化した事業承継プラットフォーム事業





※2025年2月17日(月)に下記住所へ移転いたしました※
【新住所について】
業務開始日:2025年2月17日(月)
新住所:〒101-0032 東京都千代田区岩本町3-7-15 VORT秋葉原VII 5階
番号:03-6433-7530
FAX:03-6433-7531
※電話番号とFAX番号は変更ございません
【アクセス】
JR各線および東京メトロ日比谷線「秋葉原駅」 昭和通り口より徒歩8分
都営新宿線「岩本町駅」A4出口より徒歩3分

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