
クラフトサケ事業を展開する株式会社天郷醸造所(本社:福岡県田川郡福智町 代表取締役:中山雄介)は、天郷(あまのさと)醸造所を福岡県・福智町に2025年5月に開業するにあたり2025年3月4日(火)からCAMPFIREにてクラウドファンディングをスタートしました。

ブランド:「在る宵」(クラフトサケ)

2025年5月開業予定:天郷醸造所 完成イメージ
クラウドファンディング:CAMPFIREプロジェクトページ
株式会社天郷醸造所 代表:中山雄介 以下コメント
「この度、私の地元である福岡県福智町に新たな酒蔵を建設します。我々がここで達成したいことは大きく3つあります。1.生まれ故郷である地元「福岡県福智町」の再興、2.日本が誇る伝統産業である「酒」の再興、3.日本人の誇りの再興です。地元の水や米を始めとした原料を活用し地域産品の価値を高めるとともに、日本酒文化を世界に広め、業界全体を活性化したいと考えています。

*福智町の地域ブランド構想

酒蔵建設地で行われた地鎮祭の様子
また、酒造りを通じて古来の日本らしさや人との繋がりの大切さを発信し、現代社会に欠けつつある心の豊かさを取り戻すきっかけを作りたいと考えています。このプロジェクトは、地元への恩返しと未来への挑戦を両立するものです。大変ありがたいことに私のこれらの想いに共感してくれた方々が本当にたくさん集まってくれています。この繋がりを今回のクラウドファンディングを通してさら広げていきたいと思います。」
福岡県/福智町発、新たなSAKEで描く3つの挑戦

豊かな自然で溢れる福智町
1.地元に対する感謝と恩返しとなる町おこし
日本酒業界の再興とサケ造りへの挑戦を志す中で、福智町の「クラフトサケ誘致事業」との奇跡的な出会いがありました。地元の魅力をもっと多くの人に届けたい。その想いから、天郷醸造所では福智町産の米や副原料を活かし、無農薬農法の原料を使いながら、地域資源の価値を高める新しいサケ造りに挑戦していきます。
2.日本酒業界ごと再興させる
ユネスコ無形文化遺産に登録された日本の伝統的な酒造り。国内市場は縮小する一方、世界では日本酒の評価が高まり続けています。この流れの中で日本人として、そしてサケに携わる者として、自ら挑戦し、日本酒業界に変革を起こしていきたいと考えてます。

在る宵:天郷(Amanosato)

株式会社天郷醸造所 代表:中山雄介
3.日本人の誇りを取り戻したい
「仰々しい言い方になってしまっていますが、日本の歴史を振り返ると、西洋文明が入ってくる前に存在していた日本人らしい精神性や、行事、伝統工芸などが現代社会において消滅していっている気がしてなりません。従来の酒造りにはそんな古来の日本らしさが詰め込まれています。稲作に始まり、神事があり、神事の後には皆で集まって歌って踊って酒を飲み、食事と共に肚を割ってみんなと話す。素朴ですがこういう習慣こそが人間にとってどれだけの精神的安定性を維持してきたかわかりません。一方で現代社会はどうでしょうか。デジタルの渦へと吸い込まれ、リアルでの人との繋がりが薄くなってしまった感覚を持っているのは私だけではないと思います。旧い時代にただ立ち戻るということを言いたいのではなく、旧い時代には在った、日本人らしさと、日本の誇りを再発見する過程をこのプロジェクトを通じてより多くの人に発信していきたいと思っています」
福智町の恵みが紡ぐ、唯一無二のブランド 「在る 宵」
我々が醸したいお酒
ー「在る」ものを見つめ直す「酒」と「宵」の時間ー

天郷醸造所で造られるクラフトサケ「在る 宵」
私たちのサケ造りの物語が、ここ福岡県 福智町から始まります。
私たちのサケ造りは、地域の恵みと対話しながら生まれる独自の味わいを追求しています。蔵を立ち上げる際、まず考えたのは「どんなお酒を作りたいのか」。最近の流行りでもある、甘口で香り華やかなお酒は、多くの人にとって飲みやすいお酒となるでしょう。しかし、せっかくなら自分たちが心から愛する味わいを形にしたい。そう考え、香りは穏やかで甘さ控えめ、苦味がなく後味がすっきり切れる、そんな理想の味わいを追求することに決めました。

合鴨農法で育てる様子
1.米へのこだわり、地域の誇り酒造りの命ともいえる米には、福岡県産の山田錦と、地元農家が合鴨農法で育てた無農薬ヒノヒカリを使用。山田錦は信頼する酒米、ヒノヒカリは福智町の大地が育んだ飯米です。将来的には山田錦に頼らず、この土地ならではの個性を映し出す酒造りを目指します。地元の米を活かし、地域とともに未来へつながるサケを醸していきます。
2.大地の恵みと福智町の歴史を宿す水福智山山麓にある酒蔵は標高が高く、市水が使えないため、建設時に調査を実施。奇跡的にミネラル豊富な微硬水の井戸水が湧き出していました。この水は欧米のワイナリーが求めるほど貴重な水質で、酵母の働きを活発にし、酒の発酵を促します。さらに、福智山伏流水の最上流に位置する「白糸の滝」や、近隣に湧くラドン鉱泉水を活用し、水にこだわり抜いたサケ造りを追求していきます。

*福知山伏流水の最上流に位置する「白糸の滝」

福智町で栽培された果物
3.四季折々の副原料と、手作りの真心福智町で栽培された無農薬の果物とハーブを副原料として使用。無農薬栽培は手間がかかりますが、その分、果物本来の甘みと香りが際立ちます。さらに、地域の方々とともに育てたハーブが独特で爽やかな風味を生み出し、酒に心地よい余韻をもたらします。四季折々の恵みを活かし、自然の移ろいを感じられる一杯を目指しています。
プロジェクトのリターン

リターンでは季節の定期便

酒作りコラボレーション
リターンには定番商品から2種類、季節限定商品から1種類をお選びいただけるほか、お得な複数セットもございます。季節限定品は定期便もご用意しております。
・定番商品 1本 (天郷/諸奏 からお選びいただけます)
・季節限定商品1本(寒夜(レモン)となります)
・飲み比べ2種セット諸奏&寒夜
・季節限定商品 定期便(小暖/いづみ/秋暁/寒夜)
※最初のリターンは寒夜をお届けします。それ以降は醸造次第、順次配送させていただきます。
・定番商品(天郷) 1本 + 地元銘品「上野焼」の酒器
その他、酒蔵ツアーや現地でのパーティー、コラボ酒造りなどもご用意しました。ぜひみなさまと交流する機会や、新たな酒造りへの挑戦にお付き合いいただければ幸いです。詳しくはリターン詳細をご覧ください。
注意:20歳未満の者による飲酒は法令で禁止されています。
20歳未満の方は酒類を含むリターンを選択できません。
クラウドファンディング:CAMPFIREプロジェクトページ
プロジェクト公開日:2025年3月4日18:00
今後のスケジュール

建設中の天郷醸造所
2024年1月 福智町より本公募案件の誘致事業者として認定
2024年7月 酒蔵設立地の土地売買契約が完了
2024年11月 地鎮祭(工事の無事を祈願する伝統的儀式)を実施
2024年12月 着工開始
2025年3月 建物施工完了予定
2025年4月 設備搬入完了、テスト醸造開始予定
2025年5月 酒蔵公式オープン予定(醸造開始)
2025年6月 リターン発送開始予定
会社概要
■会社名:株式会社天郷醸造所
■代表者:中山雄介
■所在地:福岡県田川郡福智町弁城1813
■設立:2023年12月
■URL:https://amanosato-sake.com/
■事業内容:クラフトサケの製造及び販売
報道関係の方からのお問い合わせ先
株式会社天郷醸造所:担当 小林/荻町
メールアドレス:press@amanosato-sake.com