愛媛県松山市の旬をいち早くお届け!2025年3月から本格販売開始の高級かんきつ「紅プリンセス」

更新日: 2025年03月03日 /提供:愛媛県松山市

苦節20年!年間2,000もの交配試験を行う中から奇跡的な確率で生まれてきた柑橘王国ならではのサラブレッドな新品種が登場!




かんきつ大国愛媛から、 「紅まどんな」(母) と「甘平」(父)の交配を経て誕生した新品種『紅プリンセス』が、いよいよ3月から首都圏、近畿圏などの百貨店や青果店で本格的に販売を開始します。2005年に開発に着手し、交配から申請までに14年、品種登録までに17年の月日を擁したかんきつ界のサラブレッドにご注目ください!

『紅プリンセス(愛媛果試第48号)』
■品種名:愛媛果試第48号
■主な使用基準:糖度12度以上、クエン酸1.2%未満
■光センサーによる選果必須
■特徴等
・旬は3月~
・果実は250g程度で形は短卵型をしています。
・果皮は赤みの強い橙色で、薄くて剥きやすい柑橘です。
・種はなく、果肉は柔軟で果汁が多いのが特徴です。
・紅まどんなの食感と、甘平の濃い甘味を合わせ持っています。

「紅プリンセス」の両親はあの大人気品種!
「紅プリンセス」は、愛媛が誇る高級かんきつ「紅まどんな」と、愛媛の顔とも言える希少なプレミアムかんきつ「甘平」の掛け合わせから誕生しました!



紅まどんな味:糖度が高くやさしい酸味
食感:ぷるっとゼリーのような果肉
果皮:薄くやわらかい
大きさ:200~250g程度





甘平味:酸味が少なく濃厚でコク深い甘み
食感:シャキシャキとした食感と弾ける果肉
果皮:薄皮が溶けるほど薄い
大きさ:250g程度
※「紅かんぺい」は、甘平の愛称







担当者が語る・・・「紅プリンセス」誕生のストーリー


愛媛県みかん研究所 藤原文孝 所長「紅プリンセス」は、愛媛県農林水産研究所果樹研究センターみかん研究所が育成したもので、品種名は「愛媛果試第48号」。開発過程にある2018年には西日本豪雨災害によって愛媛が被災し、多くのみかん畑やビニールハウスなどが土砂被害を受けました。
しかし、そんな中で「紅プリンセス」の大本となる原母樹は奇跡的に被害を免れ、今に至ります。長い時間と手間をかけてようやく実った「紅プリンセス」。今年から一般市場への本格販売がスタートします。



【旬のかんきつカレンダー】




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