BAP認証 BSP認証は88%の認証維持率を達成

グローバルシーフードアライアンス(GSA: Global Seafood Alliance、本部：アメリカ合衆国ニューハンプシャー州、代表：マイク・コシス)の運営する第三者認証プログラムであるBAP認証とBSP認証は、2024年に5%増加し、45か国で合計4,168の施設が認証を取得して1年を終えました。全体的な維持率は88%でした。

合計4,168施設の内訳
-養殖場（休耕地を含む）3,132
-加工工場（養殖および天然を含む）540
-ふ化場 346
-飼料工場 150
認証取得工場は、年間320万トン以上の生産量が報告されています。
さらに、9隻が責任ある漁船基準を取得しています。




認証取得生産者は、BAP、BSP認証の取得を目指し多くの業務改善を行いました。
認証取得には、審査中に発見された不適合事項の全てについて生産者が是正処置の対応を行う必要があります。
2024年に加工工場、養殖場、ふ化場、飼料工場で行われた是正処置合計8,212件の内訳
-食品安全 2,602件
-社会への責任 2,566件
-環境への責任 2,229件
-動物の健康と福祉 495件
-トレーサビリティ 320件



GSA CEO マイク・コシスのコメント
「この結果は、水産業界が責任ある行動と継続的な改善に取り組んでいること、そしてGSAチームとパートナーの献身を反映しています。認証取得生産者による業務改善は8,200件を超え、GSAの基準が実際に与えた影響と、生産者が世界の水産サプライチェーン全体にわたって前向きな変化をもたらそうとする姿勢を、私たちは直接的に目の当たりにしています。」

GSA について
グローバルシーフードアライアンス(GSA: Global Seafood Alliance)は、教育、政策提言、第三者認証を通じて、責任ある水産業の実践を推進する国際的な非営利の業界団体です。GSAは、Best Aquaculture PracticesとBest Seafood Practicesの認証プログラムの開発を通じて、天然及び養殖水産物の保証を提供する世界のリーダー的存在となっています。GSA の活動は、環境への責任や社会への責任から食品安全、動物の健康と福祉、トレーサビリティに至るまであらゆる領域に及んでいます。
1997年に世界養殖連盟(GAA: Global Aquaculture Alliance)として設立されたGSAは、アメリカ合衆国ニューハンプシャー州ポーツマスに本部を置いております。
詳しくは、www.globalseafood.org をご覧ください。