震災から14年、福島の海の恵み「常磐もの」の魅力を再発見。サカナバッカ、東京電力ホールディングス株式会社と協業し復興を応援

更新日: 2025年02月27日 /提供:フーディソン

福島県産水産品の魅力を発信する「発見!ふくしま」フェア第13弾

「生鮮流通に新しい循環を」をビジョンに掲げる株式会社フーディソン(本社:東京都中央区、代表取締役CEO山本徹、証券コード:7114、以下 当社)は、2025年3月7日(金)~ 11日(火)の 5日間、東京電力ホールディングス株式会社(以下、東京電力HD)と協業し、当社運営の鮮魚専門店sakana bacca(以下 サカナバッカ)8店舗にて福島県産水産品の美味しさや魅力を発信する「発見!ふくしまフェア」第13弾を開催します。東日本大震災から14年の節目を迎える今回は、「常磐もの」のヒラメやタコを使用した限定丼や加工品を販売し、合計約2,300点の販売を目指します。本フェアを通して、福島県水産物の風評払拭を推進すると共に、福島県の地域活性化・復興支援に貢献してまいります。



フェア実施の背景と私たちが目指すこと
沿岸漁業の水揚げ量、未だ震災前の2.5割程度
福島沖の沿岸漁業は未だ震災前の2.5割程度の水揚げ量となっており、風評による販路縮小や担い手不足など依然として多くの課題が残っています。風評による販路縮小については、2024年9月時点で、香港・中国・ロシア・台湾・マカオ・韓国の6カ国が福島県産食品の輸入規制をしています。福島県では令和10年を目安に震災前の6~7割の回復を目指しており、水産業振興に向けた施策推進が求められています。



《参照》
福島県ポータルサイト:沿岸漁業水揚数量、金額の推移(属地集計)
ふくしま復興情報ポータルサイト: 福島県産食品の輸入規制の状況



継続して福島の食材の魅力を発信
そのような中、当社は2019年10月より福島県から事業を受託し、当社運営の飲食店向け生鮮EC「魚ポチ(うおぽち)」や一般消費者向けの鮮魚小売店「サカナバッカ」で福島県産の魚を販売する「ふくしま常磐ものフェア」を開催してまいりました。またフェア以外の期間も、継続的に福島県の産地から鮮魚を仕入れ販売しております。このような過去の取り組みや実績から、東京電力HDと連携し、福島県産水産品の風評払拭のために消費者に福島県産食材の美味しさや魅力を知っていただく「発見!ふくしまフェア」をこれまで12回にわたり実施してきました。本フェアでは福島県産食材の販売促進を通じて、風評払拭を推進すると共に「おいしいから買いたい」と選ばれるよう需要を創出し、福島県の復興支援に貢献してまいります。
「発見!ふくしまフェア」第13弾 概要

フェア限定丼


『ふくしま常磐もの二種丼』福島を代表する魚・ヒラメを、生と醤油漬け2つの味わいで楽しめる海鮮丼。常磐ものヤナギダコにいくらも盛り込んで、上品な味わいです。
税込1,280円
※五反田、エキュート品川店、エキュートエディション新橋店、グランスタ東京店、グランスタ丸の内店にて販売





『常磐ものヒラメ二色丼』福島を代表する魚・ヒラメを、醤油漬けと塩を振った刺身・2つの味で贅沢に楽しめる海鮮丼。
税込880円
※中目黒、中延、都立大学にて販売



産地(仲買人)・飯塚さんからのコメント
震災から14年が経ち、こうして福島の魚を届け続けてくださっていることに、心から感謝します。
震災直後は、福島の漁業はどうなるのか、再び魚を食べられる日が来るのか--不安に満ちた日々でした。しかし、14年が経ち、福島の魚がこうして流通していることに喜びを感じています。これからは、今以上に福島の魚の価値を高め、先代が築き上げた「常磐もの」ブランドを、私たち次世代が受け継ぎ、漁師・小売店・そして食卓へと魚のバトンをつないでいきたいと思います。
フーディソンは、第13回を迎える本フェアにも表れているように、震災後の早い段階から福島の魚や海の課題に向き合い、その流通に尽力いただきました。これからもともに歩みを進めていきたいと考えています。私たちも、地元の漁師と協力しながら、より良い魚をお届けできるよう、魚のバトンを未来へとつないでいきます。
サカナバッカについて
サカナバッカは都内に8店舗(中目黒、都立大学、中延、エキュート品川店、五反田、エキュートエディション新橋店、グランスタ東京店、グランスタ丸の内店)を展開する魚屋です。日本の豊かな「魚食」の文化を一般の方にも広く伝えたいという想いから、日本の風景から減りつつある街の魚屋をモダンにアップデートし、食べて美味しいだけではなく、魚を知り、体験できるお店作りを目指して、東京ではあまり流通していない魚種や高鮮度の鮮魚を産地や市場から仕入れています。SNSやECなども活用し、オンラインとオフラインを掛け合わせた新しい購買体験を提供することで魚離れの進む若い世代も含め幅広い世代にご利用いただいています。
サカナバッカURL:https://sakanabacca.jp/



【産地PRに関するお問い合わせ】
contact@sakanabacca.jp


【出店に関するお問い合わせ】
https://sakanabacca.jp/pages/development





株式会社フーディソン会社概要


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