食品工場での殺菌・洗浄工程に使える!使いきりタイプのニトリルゴム製化学防護手袋を新発売

掲載日: 2025年02月20日 /提供:ショーワグローブ

家庭用・産業用手袋の専業メーカーのショーワグローブ株式会社(本社:兵庫県姫路市、代表取締役社長:星野達也)は、JIS T 8116(※1)に準拠しており、食品衛生法に適合した、使いきりタイプのニトリルゴム製化学防護手袋「No.893 ニトリスト・CF 100枚入」を2025年2月に発売いたします。



※1:化学物質の透過及び、または透過の防止を目的として使用する手袋について規定している規格。
■開発背景
食品工場での殺菌・洗浄工程では、次亜塩素酸や水酸化ナトリウムなどの化学物質が広く利用されています。 これらの化学物質は、皮膚に直接触れると炎症やアレルギーを引き起こす可能性があり、作業者の安全確保が必須です。同時に、食品衛生法の観点から、食品に直接触れる作業には食品衛生法適合品の使用が求められています。これらの課題を解決するため、JIS T 8116に準拠した化学防護手袋でありながら、食品衛生法にも適合した当商品を発売いたしました。
また、化学防護手袋を取り巻く法令の側面でも変化がありました。2022年5月31日に「労働安全衛生規則等の一部を改正する省令(令和4年厚生労働省令第91号)」が公布及び施行され、2024年4月1日から、健康障害を起こす恐れのあることが明らかな物質を製造、または取り扱う業務に従事する労働者の化学防護手袋の着用が義務化されました。この改正によって、日本国内で化学防護手袋の需要が大きく拡大しています。実際、当社への化学防護手袋に関する月間のお問い合わせ件数は、2024年4月以降、改正以前と比較して4倍以上に増加しています。
■商品特長
● JIS T 8116に準拠した化学防護手袋です。
● 低濃度の酸性・アルカリ性の薬品の透過を防ぎ、経皮吸収のリスクから作業者を保護します(※2)。
● 薄く手にぴったりフィットするため、細かな作業に適しています。
● ぬぎはめしやすいよう、手袋内面にクロリネーション加工を施しています。
● ラテックスアレルギーの元となるタンパク質を含みません。
●食品衛生法に基づく、食品、添加物等の規格基準(昭和34年厚生省告示第370号)に適合しています。
※2:対応可能な薬品・溶剤は限られます。ご使用の前に手袋の耐薬品性に関する情報を参照した上で使用可否をご確認ください。ご使用の前には必ず手袋にキズ・ピンホール・破れ等ないか、よく確かめてください。異常が認められる場合は使用しないでください。




■商品概要

※オープン価格

■素材
合成ゴム(ニトリルゴム)
■おすすめ用途
食品関連業での薬品を扱う作業に
商品詳細はこちら
■化学防護手袋の検索サイト
当社では、利便性を高めるために「Chemrest.com」というサイトを開設しています。薬品名、CAS番号、商品から、耐薬品試験結果を閲覧、ダウンロード可能です。適切な手袋の選択をサポートします。



Chemrest.comはこちら

■ショーワグローブ株式会社の概要
2024年10月に創立70周年を迎えた、家庭用・作業用・産業用各種手袋の専業メーカーです。1954年、創業者の「手を守りたい」という思いから、塩化ビニル樹脂製オール被膜タイプの手袋を世界で初めて開発。“人の真似をしない”というポリシーのもと、オリジナリティを追究する研究開発力を武器に、あらゆるシーンで活躍する手袋を通じて、世界中のみなさまに安心と安全をお届けします。
会社情報はこちら

bnr_500_juhachulight_ai-ocr.png 記事下バナー

注目のキーワード

すべてのキーワード

業界

トピックス

地域