魚屋・サカナバッカで「釜石はまゆりサクラマスフェア」実施。「獲る」漁業から「つくり育てる」漁業で「魚のまちかまいし」復活へ

更新日: 2025年02月19日 /提供:フーディソン

震災を乗り越えて咲く「はまゆり」の力強さに復興と養殖発展への願いを込める

「生鮮流通に新しい循環を」をビジョンに掲げる株式会社フーディソン(本社:東京都中央区、代表取締役CEO山本徹、証券コード:7114、以下 当社)は、2025年2月21日(金)~ 27日(木)の 7日間、岩手県釜石市と協業し、当社運営の鮮魚専門店sakana bacca(以下 サカナバッカ)グランスタ東京店・グランスタ丸の内店の2店舗にて「釜石はまゆりサクラマス」の美味しさや魅力を発信するフェアを開催します。本フェアでは、「釜石はまゆりサクラマス」を使ったフェア限定メニューや加工品などを販売し、「釜石はまゆりサクラマス」の認知拡大と釜石市の水産業振興を応援してまいります。



フェア実施の背景と私たちが目指すこと
問われる漁業の持続可能性
釜石市の水産業は、国際的な漁業規制や震災の影響と水産資源の減少により、水揚量が縮小しています。主力魚種である秋サケやサンマの不漁、ホタテガイの貝毒、磯焼けによるウニやアワビの生育不良などが課題です。漁協組合員の減少は震災の影響による影響も大きく、魚離れや漁村活力の低下も進行しており、水産業の持続可能性が問われています。
「魚のまちかまいし」復活へ
その解決策の1つとして、計画的な生産が可能な養殖業が注目されています。釜石市は、2030年にありたい姿の一つとして「『魚のまちかまいし』が復活し、漁業の担い手が育ち水産業が持続可能な産業になっていること」を掲げています。私たちは本フェアを通じて、釜石で育った養殖魚「釜石はまゆりサクラマス」をお客様に知って食べてもらい、釜石の魚の認知度向上と持続可能な水産業のための取組みを応援してまいります。
【参考】釜石市ホームページ:第六次釜石市総合計画

「釜石はまゆりサクラマスフェア」概要



フェア限定メニュー
『釜石はまゆりサクラマスづくし』 税込1,080円
「釜石はまゆりサクラマス」を、生・炙り・たたき3種類の味わいで楽しめるお寿司に仕立てました。日本の固有種であるサクラマスは香り高く上品な脂の甘みが特徴。さっぱりとしてくせがなく、食べ飽きないおいしさです。



釜石はまゆりサクラマスとは
「サクラマス」は三陸地方では「真鱒(ママス)」と呼ばれ、天然物は3~6月頃に定置網で漁獲され、高級魚として扱われています。「釜石はまゆりサクラマス」は、「獲る」漁業から「つくり育てる」漁業を目指す釜石市が、産学官連携を通じて養殖事業を進めてきたサクラマス。2020年に養殖の試験研究が開始され、2022年に事業化しました。名称には、震災を乗り越えて咲く「はまゆり」の力強さに復興や養殖発展への願いが込められ、持続可能な漁業の推進と地域活性化のシンボルとして期待されています。
【参考】釜石市ホームページ:釜石はまゆりサクラマスの経過と現状

サカナバッカについて
サカナバッカは都内に8店舗(中目黒、都立大学、中延、エキュート品川店、五反田、エキュートエディション新橋店、グランスタ東京店、グランスタ丸の内店)を展開する魚屋です。日本の豊かな「魚食」の文化を一般の方にも広く伝えたいという想いから、日本の風景から減りつつある街の魚屋をモダンにアップデートし、食べて美味しいだけではなく、魚を知り、体験できるお店作りを目指して、東京ではあまり流通していない魚種や高鮮度の鮮魚を産地や市場から仕入れています。SNSやECなども活用し、オンラインとオフラインを掛け合わせた新しい購買体験を提供することで魚離れの進む若い世代も含め幅広い世代にご利用いただいています。




【産地PRに関するお問い合わせ】
contact@sakanabacca.jp

【出店に関するお問い合わせ】
https://sakanabacca.jp/pages/development



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