AGRIST、AIとロボットでインドの農業課題の解決へ。J-StarXプログラムで現地調査を実施

更新日: 2025年02月19日 /提供:AGRIST

経済産業省(JETRO)のスタートアップ支援プログラムに採択、インドで市場調査とパートナー開拓

AIとロボットを活用したスマート農業パッケージを販売するAGRIST株式会社(本社:宮崎県新富町、以下、AGRIST)は、経済産業省のスタートアップ支援プログラム「J-starX」に選出され、インド市場へ進出します。2025年2月にインド・ベンガルール、ハイデラバードなどにて実施される現地渡航プログラムに参加し、市場調査や大学との交流、現地パートナー開拓を行います。







AGRISTは、経済産業省のスタートアップ支援プログラム「J-starX」に選出され、インド市場へ進出します。J-starXとは、グローバルに活躍するスタートアップを育成するために、官民が連携して支援するプログラムです。AGRISTは、一次審査の書類審査と二次審査の面接を突破し、同プログラムへの参加が決定しました。


AGRISTは、「100年先も続く持続可能な農業の実現」をビジョンに掲げ、AIとロボットを活用したスマート農業パッケージを販売やロボットやAIの開発、提供を通じて、農業における人手不足や高齢化などの課題解決に取り組んでいます。将来的には、データ農業を生かした世界の食料課題の解決を目指しており、その一環として、インドの農村支援と市場参入を視野に入れた今回のプログラム参加に至りました。


インド現地渡航プログラムの詳細
AGRISTは、2025年2月17日(月)から2月22日(土)にかけて、インド・ベンガルール、ハイデラバードで実施されるJ-starXの現地渡航プログラムに参加します。
プログラムでは、以下の活動を行います。

- 印日企業、エコシステム関係者、ビジネス連携候補先とのネットワーク構築
- 現地市場調査
- ハイデラバードの大学との交流
- 農場視察と現地パートナー開拓


AGRISTのAIとロボットについて
AGRISTは、AIを活用した営農支援システム「AGRIST Ai」と収穫ロボットを組み合わせ、スマート農業を推進しています。AGRIST Aiは、作物の生育データや環境データを解析し、最適な栽培管理の提案や収穫時期の予測や施肥・灌水計画の提案を行います。
一方、収穫ロボットは、農場内を自動で移動しながらカメラやセンサーでデータを収集し、AIと連携して作物の成熟度を判定し、最適なタイミングで収穫を実施します。このシステムにより、農業従事者の負担を軽減し、収穫の効率化と品質向上を実現します。AGRISTは、AIとロボットの連携により、持続可能な農業の発展を支え、農業経営の最適化を目指します。








今後の展望
AGRISTは、今回のプログラムを通じてインド市場への理解を深め、現地パートナーとの連携を強化することで、アグリテックの普及を加速させていきます。将来的には、AGRISTのAIロボットをインドの農場に導入し、収穫量の向上や農業従事者の負担軽減に貢献していく予定です。



AGRIST代表取締役 秦からのコメント
この度、経済産業省のスタートアップ支援プログラム「J-starX」に選出いただき、インドの地を踏む機会を得ましたことに心から感謝申し上げます。
活動の場を世界へと広げ、地球規模の課題である食料問題の解決に貢献したいと考えております。
人口増加と気候変動の影響により、世界の食料需給は逼迫の一途を辿っています。
中でも、世界第2位の人口を抱えるインドは、食料問題の解決が喫緊の課題であり、同時に、アグリテックによる農業革新の可能性を秘めた巨大な市場でもあります。
私たちは、インドの皆様や在印日本企業との連携を通じて、先進的なアグリテックを普及させ、持続可能な農業を実現することで、世界の食料問題解決に貢献していきたいと考えております。
今回の訪問では、インドの農業関係者、研究者、そしてインド工科大学の学生の皆様と交流し、互いの知見を共有することで、未来の農業を創造するための第一歩を踏み出したいと考えております。
AGRISTは、テクノロジーと情熱をもって、インドの、そして世界の農業の未来を拓いてまいります。








J-StarXについて
日本から、 世界を照らすイノベーターを。次の時代に輝きを。
J-StarXは、経済産業省とジェトロが主催する起業家等の海外派遣プログラムです。世界を舞台に活躍する起業家輩出に向け、志高い挑戦者に、世界のトッププレイヤーと繋がり、学ぶ機会を提供しチャレンジを後押しします。
https://www.jetro.go.jp/services/j-starx/


AGRIST株式会社
AGRISTは、テクノロジーで農業課題を解決し、100年先も続く持続可能な農業を実現するスタートアップ企業です。 AIを搭載した自動収穫ロボットを活用したスマート農業を全国で展開しております。 本社は、国の地方創生優良事例にも選出された農業が盛んな宮崎県新富町です。 2023年までに農林水産大臣賞を含む国内外で20個以上の賞を受賞しました。

媒体資料:https://agrist.com/media

AGRISTでは、AI農業プラットフォーム「AGRIST Ai」の構築を行うエンジニア、ロボット開発エンジニア、次世代農場の栽培および農業技術の研究開発を行う農場スタッフの採用を強化しています。詳しくは下記の採用サイトをご覧ください。

採用サイト:https://agrist.com/recruit

代表者:斎藤潤一、秦裕貴
本社所在地:宮崎県児湯郡新富町富田東1-47-1
設立:2019年10月
事業内容:AIとロボットを活用したスマート農業

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