【飲食店の選び方】2025年最新調査結果を発表!

掲載日: 2025年02月13日 /提供:COLLINS

ユーザーの飲食店の「認知」から「検索・探索」「興味・関心」「予約」「来店後」までの、カスタマージャーニーの各ステージにおける接触メディアなどを調査

「世界の食をビジョナリーに」を理念に掲げ、飲食店のデジタルマーケティング支援を事業としているCOLLINS(コリンズ)株式会社 (東京都中央区、代表取締役:中嶋 真基)は、300名を対象に「飲食店の選び方」に関するアンケートを実施し、最新の年代別メディア接触の割合や、飲食店を選ぶ際にシーン別で使用するメディアなどについて調査を実施、ユーザーの飲食店選びにおける利用ツールや媒体の実態を発表致します。
この結果をもとに、より多くの飲食企業・飲食店が、マーケティングコストや施策へのリソース配分を最適化し、利益効果を最大化することで、持続的な成長と長期的な繁栄を実現できるよう貢献してまいります。

調査概要

調査名:「飲食店の選び方」についてのアンケート
調査方法:インターネット調査(Google formでの回答)
調査期間:2024年11月25日~2025年1月31日
調査対象:全国10代~70代の男女300名 (うち飲食店勤務者124名)
調査(質問)項目:20
※本リリースに関する内容をご掲載の際は、必ず「COLLINS株式会社調べ」と明記してください。

調査結果 サマリー

- YouTubeが一番接触時間の長いメディアであるが、飲食店を知るきっかけとしては、instagramの重要性が増している。ただ、instagramで認知しただけでは、来店まで繋げることが難しいことがわかる。
- カジュアルなシーンと特別なシーンで使われる情報源に違いがある。
- ネット予約を希望する方が77.7%に達しており、予約には食べログ(60.5%)が最も使用されている。
- 44.5%のユーザーが「よく見るグルメ系インフルエンサーはいない」と回答。
- 興味を持った飲食店を調べる際、ホームページを調べる割合が最も高く、ホームページは「店舗のこだわりやストーリー」を伝える場として機能する。
- Googleも食べログも点数よりも口コミを参考にしている傾向が高い。


調査結果詳細

認知
1日平均1時間以上視聴(使用)するメディア (複数選択可) (n=300)



(回答)1位:YouTube (59.8%) 2位:instagram (49.5%) 3位:LINE (43.9%) 4位:テレビ (36.2%)
可処分時間で長時間接触するメディアでYouTubeが1位となっている。


飲食店を知るきっかけになっていると感じるメディア(情報源) (複数選択可)(n=300)



(回答)1位:instagram (71.1%) 2位:家族や友人からの口コミ (49.2%) 3位:グルメサイト(食べログなど) (41.5%) Google Map (37.2%)
Instagramが飲食店の認知拡大において重要な役割を果たしている一方で、家族や友人からの紹介や評価が依然として信頼度が高い。


SNSで見かけた飲食店に興味を持ち、実際に行くことはあるか。(n=300)



(回答)7割以上がたまにある(月1回未満)
SNSで見て興味を持っただけでは、実際に来店するまでに至らない可能性が高い。


・インフルエンサーの投稿を見て実際に紹介されてた飲食店に行くことがあるか。(n=300)




(回答)月に1回以上行く割合は10%未満
グルメインフルエンサーの投稿だけで来店に繋げることは難易度が高い。


日常的によく見るグルメ系インフルエンサーのSNSアカウントはあるか。(n=300)



(回答) ない (44.5%). 1~5アカウント (42.2%)
よく見るグルメ系インフルエンサーのアカウントを持たないユーザーが多く、特定のグルメインフルエンサーの投稿よりも、投稿コンテンツの訴求力の方が重要度が高いと思われる。


リサーチ・検索
・友人や家族と飲食店に行く時(カジュアルなシーン)に、お店を探すために使用するメディア(手段) (複数選択可)(n=300)



(回答) 食べログ (59.8%). instagram (52.5%). Google検索 (49.2%). Google Map (48.2%)
TikTok (18.6%). ホットペッパー. (11.6%). ぐるなび. (11.3%). 一休. (10.3%)


・記念日やデートなど特別な機会で、お店を探すために使用するメディア(手段) (複数選択可)(n=300)



(回答) instagrm (50.4%). 食べログ (48.2%). Google検索 (46.5%) 一休. (24.9%). Google Map (23.9%) ホットペッパー. (10.6%). ぐるなび. (9.6%)

カジュアルなシーンでも特別なシーンでも、instagramと食べログ、Google検索でお店が探されている。カジュアルなシーンだとGoogle Mapが、特別なシーンだと一休で探す傾向が増える。
一方で、グルメ媒体は、食べログと特別なシーンの一休以外は、グルメ媒体に入って探すユーザーは10%前後以下となっている。


興味・関心

・食べログとGoogleの点数と口コミを参考にするか。(n=300)

食べログ

Google

(回答)食べログは42.9%、Googleは46.8%のユーザーが、点数も口コミも参考にしている。
両者ともに点数よりも口コミ内容を参考にする傾向が高いが、Googleの点数への参照度は食べログよりも低い。口コミを丁寧に管理・返信することが信頼構築に繋がる可能性が高いが、点数だけではなく、ポジティブな口コミが多くなるような体験設計が求められる。


・興味を持った飲食店・飲食ブランドを調べる時の手段(n=300)



(回答)ホームページ (32.9%) instagramアカウント (22.9%). 食べログページ (18.9%). Google ビジネスプロフィール (16.6%)
ホームページは「店舗のこだわりやストーリー」を伝える場として機能する。さらに、Instagramや食べログ、Googleビジネスプロフィールも情報を充実させ、複数のメディアでブランドイメージや情報の統一させることが、ユーザーからの信頼を得るために重要であると思われる。


予約・来店
・飲食店の予約について(n=300)



(回答)電話で予約したい(15.9%). ネットで予約したい(77.7%)
ネット予約ができないと機会損失になる恐れがある。


・飲食店をネット予約する時に使用するメディア(複数選択可)(n=300)



1位:食べログページ(60.5%). 2位:店舗ウェブサイト (46.5%). 3位:ホットペッパー (26.2%). 4位:Google Map (24.9%)
食べログでネット予約をできることの重要性と、店舗のウェブサイトからに予約リンクを貼ることの需要性も分かる。ポイント獲得や予約の出口としてのホットペッパーが信頼されていると思われる。


リピート
・飲食店からのLINEメッセージについて(n=300)



(回答)25%のユーザーは好きな飲食店であれば頻繁にLINEが来ても気にしないが、逆に3割強がLINEメッセージを嫌っている。
LINEでの顧客コミュニケーションは慎重に行うべき。
メッセージ頻度を調整し、特別な情報や限定キャンペーンなど顧客が喜ぶ内容に絞るのが効果的であると思われる。


その他質問項目
・飲食店または飲食業界で働いていますか。
・ディナーで外食をする頻度を教えてください。
・性別を教えてください。
・年齢を教えてください。
・一ヶ月に外食に使用する金額の合計を教えてください。
・instagramを見ている時に出てくる広告(PR表示された投稿)をどう思いますか。
・飲食店のアプリについて教えてください。

男女・年齢でのクロス分析等をご希望の方は、下記ホームページ「Contact」よりご連絡ください。
https://collins.co.jp/

調査結果まとめ (COLLINS考察)

実施したアンケート結果によると、飲食店の認知拡大にはInstagramが効果的であると予想される一方、グルメインフルエンサーを起用したプロモーションだけでなく、店舗独自の発信力も強化することが重要であると考えれます。また、検索フェーズにおいては、カジュアルなシーンではも特別なシーンでも食べログとinstagramへの対応は不可欠である一方で、カジュアルなシーンではGoogle Mapが、特別なシーンでは一休への情報整備、優位性の確保が重要と予想されます。
さらに、77.7%のユーザーがネット予約を希望し、食べログが最も利用されていることから、ネット予約の導線確保は機会損失を防ぎ、食べログをはじめグルメ媒体をネット予約の出口として確保することは有意義であると考えれます。また、Googleの点数よりも口コミ内容が重視されるため、ポジティブな体験を提供し、顧客とのコミュニケーションを強化することが信頼構築につながります。一方で、LINEメッセージは30%以上のユーザーが「不要」と感じており、適切な情報発信のバランスが求められます。

この調査結果からも、飲食店のマーケティングにおいては単一のメディアや施策に依存するのではなく、認知から検索、興味・関心、予約、来店、リピート作りまで、顧客がブランドと接触する各段階を意識的に設計することが重要であることが分かります。ブランド価値を高めるためには、一貫した情報発信と、顧客がスムーズに行動できる導線設計が不可欠であると考えます。特定の施策だけでなく、多面的なマーケティング戦略を構築し、ブランドの魅力を最大限に伝えていくことが、長期的な集客と売上の向上につながるとCOLLINSは考えます。

COLLINS株式会社について

COLLINS株式会社は、2023年1月に「世界の食をビジョナリーに」という理念のもと創業されました。社名は、長期にわたって成長を続ける企業を研究されている「ビジョナリー・カンパニー」の著者、James C. Collins氏に由来します。
私たちは、食料の廃棄問題や環境問題など、食を取り巻く様々な課題と向き合い、持続可能な食産業の実現を志向し、食産業にマーケティングを軸にした革新をもたらすことで、ビジョナリーな飲食店・飲食ブランドが数多く創出される世界を作っていきたいと考えております。そして、私たち自身も「ビジョナリー・カンパニー」となることを目指していきます。

■お問い合わせ
下記ホームページ「Contact」よりご連絡ください。
https://collins.co.jp/

COLLINS株式会社 サービス紹介


飲食店のマーケティング戦略・施策の実行・内製化支援サービス「COLLINS CMO」
COLLINS CMO「COLLINS CMO」は、外部CMO(Chief Marketing Officer)として、飲食店の経営戦略に基づいたマーケティング戦略の立案から実行までを一貫して支援するサービスです。本サービスは、単なる広告運用やプロモーションにとどまらず、企業全体を俯瞰した視点からブランド・店舗のマーケティング戦略を策定・実行し、マーケティング費用対効果(ROI)の最大化を図ります。





飲食店の新規立ち上げ・業態変更のマーケティングパッケージ「COLLINS Start Up」
COLLINS Start Up「COLLINS Start Up」は、新店舗の立ち上げや、既存店舗の業態変更・リブランディング時に必要なマーケティング業務を一括でサポートするパッケージサービスです。
特に、オープン前後のマーケティング活動に課題を感じている店舗様に最適なソリューションです。





飲食店の動画撮影・ショート動画制作サービス「COLLINS Movie」
COLLINS Movie「COLLINS Movie」は、飲食店のSNSや広告で使用可能な動画素材とブランドショート動画を、安価な金額で提供する動画撮影・制作・素材提供サービスです。
■ 価格
1本あたり3万円(撮影から編集・納品までを含む)







飲食店のデジタル広告支援サービス「COLLINS Ads」
COLLINS Adsデジタル広告支援サービス「COLLINS Ads」は、飲食店のデジタル広告運用を積極的に推進し、飲食店が短期的な売上の増大と同時に、長期的で継続的な成長が実現できることを目的として開始された、マーケティング支援サービスです。

※サービス導入100店舗突破 プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000135874.html




下記、COLLINS4サービスの紹介リリースをご参考ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000135874.html
会社概要

会社名    :COLLINS株式会社
所在地    :〒103-0014
      東京都中央区日本橋蛎殻町
      1-13-1 ユニゾ蛎殻町北島ビルB1F
代表取締役 :中嶋 真基
設立    :2023年1月30日
ホームページ :https://collins.co.jp/
事業内容:食に関わるマーケティング
     ・マーケティング戦略策定と施策実行
     ・デジタルマーケティング
     ・業態コンセプト開発とブランディング






bnr_500_menuplus.png 記事下バナー

注目のキーワード

すべてのキーワード

業界

トピックス

地域