ユーザックシステムとマツヤ、『受注AIエージェント』による受注業務の完全自動化を目指す実証実験結果を公開

掲載日: 2025年02月13日 /提供:ユーザックシステム

業務プロセスの自動化・効率化を支援するユーザックシステム株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:小ノ島 尚博、以下当社)は、西洋料理食材の企画・開発・製造・販売を行う株式会社マツヤ(本社:大阪市、代表取締役社長:大本 博敏、以下マツヤ)とともに、人手不足や働き方改革に対応するため、ホテル購買システム「IPORTER(アイポーター)」を経由した一連の受注業務について、『受注AIエージェント』による完全自動化を目指す実証実験を実施しました。
実験の結果、「IPORTER」からの受注データ取得から基幹システムへの連携まで、93.0%以上での自動化に成功。マツヤからも、『受注AIエージェント』の導入を本格検討するに値する結果であると、高く評価いただきました。


受注AIエージェントによる実証実験のイメージ


1.実証実験に取り組む背景とその目的
~売上が増えても業務量が増えない受注業務体制の構築を目指して~

「IPORTER」は、ホテル専用のインターネット購買サイトで、納品業者への発注業務のため多くのホテルが利用しています。マツヤも得意先にホテルが多く、「IPORTER」を利用して受注業務を行っています。

『受注AIエージェント』は、得意先ごとに処理のルールや人の判断を要するなどの理由から、RPAのみでは自動化が困難だった非定型の受注業務を、生成AIとRPA『Autoジョブ名人』との連携によって完全自動化を目指す新しいソリューションです。

「IPORTER」から受注データを取得するためには、得意先ごとに異なるURLにアクセスし、注文内容が記された発注伝票(注文書 or CSV)をダウンロードする必要があります。この作業に手間がかかるため、マツヤでは2021年10月に当社のRPA『Autoジョブ名人』を導入し、発注伝票を印刷するまでを自動化しました。

印刷した発注伝票には、得意先が独自に登録した商品コードや商品名が記載されています。そのため、基幹システムに入力する前に、何らかの方法で自社の商品コードに変換する必要があります。マツヤの場合、コード変換のために過去の取引明細を参照しています。そして、商品コードを自社用に変換し販売管理システムに入力する作業は営業担当者が行っており、これら一連の作業が営業効率を阻害する一因ともなっていました。

今回実施する実証実験では、「IPORTER」経由で受注している得意先のうち3社について、これまでの取引データを受注AIエージェントに学習・蓄積させたうえで、新たに類似の取引が発生した場合は自動処理を行うことを目的としています。

なお、2021年にマツヤが導入したRPAについて、詳しいレポートをまとめておりますのでご参照ください。

1ヶ月で106シナリオをスピード開発。食品卸売業のマツヤ、WebEDIの受注業務を自動化し年間3,276時間を削減
https://www.usknet.com/jirei/matsuya/

RPA『Autoジョブ名人』紹介ページ
https://www.usknet.com/services/autojob/

『受注AIエージェント』紹介ページ
https://www.usknet.com/aipoc_usk-weel

2.実証実験の結果
今回の実証実験では、主に以下4つのプロセスにておこないました。
各プロセスにおける自動化精度も記載しています。

1.の注文書情報の取得精度についてはわずかに100%に至りませんでしたが、FAX注文書PDFファイルのOCR化を実現するツールによっては100.0%での自動化も可能であると確認しています。また、対応パターンを事前に登録する事で、OCRの読み取り結果を受注AIエージェントが再補完します。その結果、基幹システムとの連携において、更なる高結果が得られることを確認しました。

3.両社の今後の展望
今回の実証実験では、「IPORTER」経由で受注している得意先のうち3件を分析対象としました。実証実験の結果を受け、ユーザックシステムは、「IPORTER」を利用中の企業に対し、受注業務の完全自動化を実現する『受注AIエージェント』の提案活動を強化してまいります。

4.担当者コメント
株式会社マツヤ システム管理室 室長 小嶋 康之
今回の検証で不可能が可能になると確信が出来ました。細かな課題点はまだありますが間違いなくこれからの受注に対しさらなる効率化は実現できると思います。弊社だけでなく同じ業種の方や他業種の方でもこれからの受注業務効率化への実現は見えてくると思っています。弊社は完全受注自動化に向けてさらに進めていきたいと考えています。

ユーザックシステム株式会社 AIエージェント推進室 室長 上野 真裕
今回は得意先様から毎日のように繰り返しで受ける受注を対象に検証させて頂きました。検証結果としても効果を改めて実感できた事をうれしく思います。実導入には、さらなる精度と多様なパターンの対応を強化し生産性向上に取り組む企業様と同様に成長していきたいと思います。

5.各社概要
社名:株式会社マツヤ
本社:大阪市浪速区立葉2-2-23
代表者:代表取締役社長 大本 博敏
1957年創業。主にフランス料理、イタリア料理、スペイン料理で使用する業務用食材を、四大都市圏にある大手ホテル、レストラン、ウエディングを中心に全国で約6000件の顧客に対して納める食品卸売業を営んでおります。
http://www.mw-matsuya.co.jp/

社名:ユーザックシステム株式会社
本社:大阪市中央区瓦町1-6-10 JPビル3F
代表者:代表取締役社長 小ノ島 尚博
1971年創業。お客様の業務課題を解決するノウハウとシステムをパッケージソフト化した「名人シリーズ」を提供。RPA、EDI、物流・帳票分野において、コストパフォーマンスに優れ、短期間で安心して導入でき、基幹システムとの連携もしやすいアプリケーションを開発し続けています。また、城郭プロデューサー監修によるリアルな3DCGの作成や、ARアプリの開発を通じ、自治体への観光促進にも貢献しています。
https://www.usknet.com/

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