いなば食品が創業220周年「感謝の会」を開催

更新日: 2025年02月12日 /提供:いなば食品

いなば食品株式会社(本社:静岡県静岡市)は今期2025年を以って創業220周年となりました。つきましては、本年秋に「創業220年感謝の会」を開催させていただく予定です。

■2025年秋に「感謝の会」開催
当社が220年の期間を経て、25年度は海外販売が国内売り上げと同額になる見込みで、世界に挑戦できる体制となりつつありますのはひとえに関係者の皆様の温かいご支援ご厚情の賜物であり、心より御礼申し上げます。
つきましては、社員一同より感謝の気持ちを込め、2025年秋に「感謝の会」を催したいと存じます。

■いなば食品は1805年に創業
当社は、1805年(文化2年)に初代稲葉与吉が静岡由比の地で海産物業を開始したことに始まります。その後鰹節生産を事業化し、その販路は昭和の初めまでに全国へと拡大しました。幕末から明治にかけては生蜜柑を木箱に詰め、東北北陸へ、また遠く北米向けの海外輸出も開始しました。かつて北米西海岸地域では広く日本みかんを食べる習慣がありました。1936年に初代稲葉作太郎は鰹冷凍庫の建設予定地に缶詰工場を建設、社員二百余名を以って稲葉食品株式会社を創立しました。そして戦後1948(昭和23年)には、当社の前身である「稲葉食品株式会社」が設立され今日に至りました。

■いなば食品は1971年に「いなばライトツナ」、89年に「猫用フードCIAO缶」を発売
1958年(昭和33年)いなば食品はアメリカ向け輸出を目的に日本初のペットフードを同地輸出用ツナ缶技術をベースに生産を開始。同イタリア輸出を1968年から1987年まで、また1971年(昭和46年)には冷凍輸出や生食が主流だったキハダマグロを缶詰にした「いなばライトツナ」を国内ブランドとして発売しました。1989年(平成元年)には世界初の印刷缶キャットフード「CIAO(チャオ)缶」を国内向けに発売し缶の上面に内容物の写真を印刷するという画期的なデザイン構造としました。また、併せて1992年に社名を「いなば食品株式会社」に変更いたしました。

■海外の事業拡大
いなば食品の海外部門は2004年(平成16年)に中国工場、2013年(平成18年)にタイ新工場設立、2016年(平成28年)以降近年は海外法人いなばアメリカ、いなばヨーロッパ、いなばイギリス、いなばマレーシアなど13社、62ヶ所の海外支店営業所を設立してまいりました。
創業220周年の節目となる2025年におきましては、売上高2,040億円(昨年比124%)、営業利益160億円(昨年比125%)、経常利益160億円(昨年比125%)の経営計画の実現を目指し、併せて海外強化を目指します。

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