村上農園、過去最高の売上高113億円

掲載日: 2025年02月06日 /提供:村上農園

高成分野菜「ブロッコリー スーパースプラウト」が急伸 前年比138%

発芽野菜の国内シェアNo.1※の株式会社村上農園(本社:広島市 代表取締役社長:村上清貴 以下 村上農園)は、2024年12月期の売上高において、過去最高の113億7,600万円を記録しました。健康需要拡大による高成分野菜「ブロッコリー スーパースプラウト」と「ブロッコリースプラウト200」の出荷が売上を牽引し、前年比125%の大幅な成長となりました。
※KSP-POS(食品SM)かいわれ、豆苗、スプラウトにおける販売金額シェアを基に自社集計(2023年1~12月)





ブロッコリースプラウトは発芽したばかりのブロッコリーの新芽で、体の抗酸化力や解毒力をサポートする有用成分「スルフォラファン」を豊富に含む野菜です。高齢化などによる健康志向の高まりを受けて年々需要が拡大している中、特に昨年は「超硫黄分子」という物質を最も多く含む食材として注目を集めました。超硫黄分子とは、感染防御や免疫応答など、さまざまな生命現象に重要な機能を果たすとされ、学会でも高い関心が寄せられている物質です。この2つの有用成分を豊富に含む食材として知られたことで、「ブロッコリー スーパースプラウト」の出荷量は前年比138%、「ブロッコリースプラウト200」は同131%と急伸しました。

ブロッコリー スーパースプラウト


ブロッコリースプラウト200


また昨年は「豆苗」も前年比107%と堅調な伸びを見せました。豆苗はえんどう豆の若菜で栄養価が高く、家庭で再生栽培できる“家計のお助け野菜”として人気の緑黄色野菜です。昨年は天候不順などの影響を受け、現在まで野菜価格の高騰が続いています。そんな中で、価格が安定し栄養価が高く、使い勝手も良い豆苗の「コスパの高さ」が再注目されています。昨年12月には当社12年ぶりとなる豆苗の新CMの放映を開始し、定番レシピとともに家庭の常備野菜として訴求していきます。

豆苗


今年は新たな生産施設「北海道伊達生産センター」の開設を予定しています。これにより北海道から沖縄まで、全国13拠点(関連会社の沖縄村上農園を含む)の生産体制となります。また既存の施設でも設備の拡充を予定しており、昨年から続く需要の増加に合わせてさらに生産能力を拡大していきます。

代表取締役社長 村上清貴のコメント
コロナ禍後のインバウンドや外食産業の回復により、一昨年後半から今年の1月まで17カ月連続で前年同月比プラスと、売上は好調に推移しています。かいわれ大根や豆苗はもちろん、主にレストランで使用されるマイクロハーブも大幅に伸び、業務用での発芽野菜の使用も着実に進んでいます。また昨年は、有用成分「スルフォラファン」の健康効果に加え、新たに「超硫黄分子」を含有する最強食材としてブロッコリースプラウトの情報が拡散したことから、コロナ禍前の2019年を上回る、過去最高の売上を達成することができました。今年は、一昨年の宮城に続き北海道でも生産拠点がオープンします。これによって長距離配送の課題が解消され、供給力も大幅に拡大。鮮度も向上し、皆さまのご期待にお応えできる体制が着実に整いつつあります。

村上農園 会社概要
【設立】1978年1月
【代表者】代表取締役社長 村上清貴
【売上】113億7,600万円(2024年12月期)
【事業内容】ブロッコリー スーパースプラウト、豆苗などの高成分野菜や発芽野菜、マイクロハーブの生産・販売
【事業所】本社・研究開発部(広島)、生産センター(宮城、千葉、神奈川、静岡、山梨、三重、広島、福岡)、営業所(東京、愛知、大阪、広島、福岡)
【関連会社】株式会社沖縄村上農園(沖縄県大宜味村)
【加盟団体】一般社団法人 日本経済団体連合会(経団連)
【ウェブサイト】https://www.murakamifarm.com/

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