環境配慮型養殖「巡」で育てられた「-巡養殖-ヒラメ」と「-巡養殖-カワハギ」
有限会社河内水産(本社:大分県佐伯市蒲江、代表取締役社長:河内伸浩)は、これまで取り組んできた独自の養殖技術を「環境配慮型養殖『巡(めぐり)』」と名付け、新ブランド『巡』を立ち上げました。河内水産が育てた『-巡養殖-ヒラメ』と『-巡養殖-カワハギ』は、環境への配慮と高品質を両立した魚として販売を開始しています。
『巡』で育てられた魚の販売は、販売委託先である 道の駅かまえ(運営:株式会社蒲江創生協会)が行い、以下では、画期的な養殖方法と育てられている魚の特長などについてご紹介いたします。
【株式会社蒲江創生協会】 本社:大分県佐伯市蒲江、代表取締役社長:早川光樹
ブランド名『巡』は、河内水産の独自の養殖技術と環境保全への取り組みを象徴しており、魚本来の美味しさと滑らかな食感を追求した商品です。
透き通る美しい身質
濃厚な肝と滑らかな身質
─ 独自技術で生まれる最高の品質
1.特許技術を活用した革新的な飼料開発
河内水産は、株式会社三六九(ミロク)が持つ特許技術「好熱菌を用いた高温発酵技術」を活用し、独自の発酵飼料を開発しました。発酵温度が70度以上になるプロセスにより、飼料の品質と安全性を確保しています。
2.食品素材を活用した安心・安全な飼料
飼料にはヒジキやおから、魚のアラなど、人が食べられる食品素材を使用しています。これにより、魚の健やかな成長を促進すると同時に、旨み成分が増加し、味わいが格段に向上しました。
独自の発酵飼料
発酵プラント
原材料、微生物を混ぜ込んだ状態
─ 環境への配慮とアマモの再生
当初は、養殖場を排水溝の浄化を目的として、飼料に微生物を添加したところ、排水溝の浄化効果だけでなく、意図せぬ副産物として海底土壌の改善が見られました。その結果、「海のゆりかご」として知られるアマモの生育が確認され、海の生物多様性の保全に大きく貢献しています。
この取り組みは、持続可能な水産養殖と海洋環境保全の両立を目指す新たな可能性を示唆しています。
・アマモについて
浅い海底に生息し、水質の浄化や炭素固定、生物の生産基盤として重要な役割を果たしています。
養殖場周辺に生息するアマモ
─ 『-巡養殖-ヒラメ』と『-巡養殖-カワハギ』
『巡』ブランドのヒラメとカワハギは、それぞれの特性を生かした養殖環境で丁寧に育てています。特にヒラメは、一般的な養殖魚と比べ、筋肉中の遊離アミノ酸量が顕著に増加し、その濃厚な旨味が一口で実感できます。滑らかな食感と豊かな風味をぜひお楽しみください。
ヒラメの旨味成分の比較
滑らかな舌触りと豊かな旨味
─ ブランド名『巡』に込めた想い
環境配慮型養殖「巡」
『巡』には、自然の循環と地域社会とのつながり、そして未来への責任という意味が込められています。美味しさの追求と環境保全を両立する、新しい養殖の形を提案するブランドです。
より詳しく知りたい方はこちらから
─ 道の駅かまえとの連携
『-巡養殖-ヒラメ』と『-巡養殖-カワハギ』は、道の駅かまえ 内の直売所「魚屋マル道」でお求めいただけます。「魚屋マル道」では、蒲江漁港で水揚げされる新鮮な天然魚や、河内水産をはじめとした信頼できる養殖会社と直接取引を行い、豊かな蒲江の海で育まれた魚を中心に取り扱っています。
特に、活魚については、活け締めや神経締めなどの処理技術を施し、お客様が魚本来の旨味を最大限に味わえるよう徹底しています。
[活け締めについて]
魚が生きている間に血抜きを行い、鮮度を長時間保つ方法です。
[神経締めについて]
魚の神経を速やかに処理することで、身の劣化を抑え、鮮度と旨味を最大限に引き出す技術です。
活け締めの様子
神経締めの様子
写真左:株式会社蒲江創生協会 代表取締役 早川 光樹 写真右:有限会社河内水産 代表取締役 河内 伸浩氏
■オンラインショップ https://poke-m.com/products/338012?list=SearchedProducts
【販売店舗及びお問合せ先】
・道の駅かまえ「魚屋マル道」
運営会社 :株式会社蒲江創生協会
代表者 :代表取締役 早川 光樹
所在地 :〒876-2401 大分県佐伯市蒲江大字蒲江浦5104-1
電話番号 :050-5527-1818
ホームページ :https://buri.fish/
【養殖会社】
・有限会社河内水産
代表者 :代表取締役 河内 伸浩
所在地 :〒876-2302 大分県佐伯市蒲江大字西野浦77
ホームページ:https://kawachisuisan.com