株式会社ぐるなび(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:杉原章郎)は、「楽天ぐるなび(https://www.gnavi.co.jp/)」ユーザーなどのぐるなび会員を対象に、世の中のトレンドに合わせて食に関する様々な調査を実施し、「ぐるなびリサーチ部」として、定期的に情報を発信しています。今回は、「餅」について調査しました。詳細は以下の通りです。
1.2025年の正月に餅を食べる人は9割。
2.餅の用意の仕方は「市販のものを買う」が8割、「親族や知人などから貰う」が2割。九州・沖縄では「市販のものを買う」は7割弱と低く、その分「餅つき機でつく」がやや高い。
3.餅の食べ方は「お雑煮」「醤油」「きな粉」がTOP3。「磯辺」は関東のみ5割弱と高く、他の地域は皆3割未満。
4.餅の形は「角」が5割で、「丸」と「両方」がともに2割強。形は東と西ではっきり分かれる。
5.正月以外に餅を食べる機会は「普段から普通に食べる」が5割で、「正月以外はない」が4割弱。「普段から普通に食べる」は女性が男性を10pt以上上回り、特に50~60代女性で高い。
6.正月の1食に食べる餅の個数は「1~2個」が6割弱、「3~4個」が4割弱で、女性は「1~2個」が7割弱。
7.正月を過ぎて餅が余ることは、「かなり余ってしまう」が1割、「多少余る」が5割、「ほとんど余らない」が4割。
8.餅が好きな人は8割強で、若年層より中高年層の方が好きな人は多い。
【調査概要】
■調査期間:2024年12月11日(水)~12月12日(木)
■調査方法:WEBアンケート
■調査対象:全国
■回答者 :20代~60代のぐるなび会員1,300名
地域別、世代別でことなる餅文化を発見!
(株)ぐるなび リサーチグループ長 本間 久美子
もうすぐお正月ですね。今回の調査では、9割の人が正月に餅を食べるという結果となり、多くの人にとってお餅が正月に欠かせない食べ物であることがわかりました。
ところで、お餅の形状や食べ方に地方差があるというのは、ご存知の方も多いかと思いますが、今回の調査も地域による違いがみられる結果となりました。
個人的には、私が幼少期からよく食べていた「栃の実」のお餅を食べる方が全体でも1%に満たないことを知り、非常に驚きました。
また、正月以外にも餅を「普段から食べる」という人は、今回の調査では約半数いらっしゃいましたが、若年層、特に男性では餅の消費が少ない傾向も見られました。餅は、伝統的な食品でありながら、食べ方次第でさらに新しい魅力を引き出せます。
今年はあえて、Q3で回答が少なかったお餅の食べ方を参考にしていただき、普段からお餅を食べたくなるような新しいお餅の食べ方を発見してみてください。