Vyvial Suzuki Studioの革新的なデザインによって生まれ変わった「evo Hotel 白馬」が2025年12月20日グランドオープン

更新日: 2024年12月23日 /提供:Vyvial Suzuki Studio 合同会社

白馬の新たな宿泊体験を提供する活気あるコミュニティの場として、スノーファンのためのサンクチュアリを展開





デザインと創造性の自由を追求し、それを表現する設計事務所、Vyvial Suzuki Studio (ヴィヴィアール スズキ スタジオ)合同会社(本社:神奈川県横浜市中区本牧間門16-5、代表:ヴィヴィアール ヴァレリー/鈴木絵莉香)がリノベーションデザインを手がけた、長野県の白馬村「evo Hotel 白馬(イーボホテル白馬)」が2024年12月20日グランドオープンしました。


■プロジェクト概要
「evo Hotel 白馬」は、白馬の中心に位置し、スキーやスノーボードを楽しむ旅行者にとって理想的な場所となるホテルです。もともとは、1998年開催冬季オリンピックのために建てられたホテルを、Vyvial Suzuki Studioの手による大規模リノベーションを経て、新たな魅力を加えて生まれ変わりました。
ホテルは、米シアトルを拠点にしたアウトドア&アクションスポーツライフスタイルブランド「evo(イーボ)」から委託を受け、スキー&スノーボードレンタル業界の国内リーディングカンパニー「リズム ジャパン」との協力により、2024年12月20日にグランドオープン。このホテルは、旅人と地域、コミュニティと文化、レクリエーションと集いの場を繋げる場所として新たな魅力を提供します。


■ホテルのデザインコンセプト
大胆さ、懐かしさ、折衷主義を讃え、「モア・イズ・モア」の哲学を取り入れています。テクスチャー、パターン、色の層が調和し、異なる時代や文化の作品が融合する空間は、アートと工芸品を取り入れ、地元のアイデンティティとグローバルな視点が交わる空間。国内外のアーティストによるキュレーション作品が、独自の対話と空間を作り出します。



避難階段の壁画:日本で活躍しているアーティスト、ERICA WARDの作品。白樺やカラマツをアクセントに取り入れ、周囲の高山林を思わせる温かみのある空間を作り上げています。



受付の正面エリア:和とアメリカンポップのモチーフを融合させたアーティストBEYTAROによる作品。白馬の背景をイメージしたスキーのオンサインは、Vyvial Suzuki Studioのオリジナルデザインです。


デザイン全般において、特徴は日本のアイコニックな浮世絵テイストを基調に、白馬という土地柄に合わせてスノーボードの要素を取り入れた点です。

浮世絵の名作「神奈川沖浪裏」の波を、スノーボードの滑走時の雪のしぶきに見立て、ホワイトトーンを主軸としたデザインに仕上げています。背景には、藍色を基調とした配色の中に、大きな朱色の太陽を配置し、雲や松などのアイコンを加えることで、和の要素を強調しています。

木製のテラゾーで作られたバーやテーブルは、アルプスの森との深い繋がりを感じさせるデザインとなっており、自然の温もりを大切にしています。また、京都の伝統工芸品である提灯などを取り入れることで、和の美しさを感じさせるアクセントが加わり、空間に一層の深みと落ち着きを生み出しています。





一階部分に設けられた新しいオープンラウンジでは、ゲスト同士の交流を促すバーと店舗エリアを備えています。この空間は、既存の古いタイルカーペットを撤去し、その跡が残るコンクリート床を露出することで、歴史を物語る独特の雰囲気を大切にしました。

ラウンジの主役となる部分は、シャギーの毛足を特徴的とするラグを中心に、くつろぎのスペースと、会話を楽しむために囲まれたカンバセーション・ピット・スタイルのソファで、リラックスした雰囲気の中でゲスト同士の会話を楽しめる空間が広がっています。

二階には、パントリーやミーティングルームを完備した新しいコワーキングラウンジが登場しました。デジタルノマドやワーケーションのニーズにも対応できる空間です。

全22室の客室は、より多様な国際的な客層をターゲットに、従来の和風の古い客室をモダンで洗練されたデザインにリニューアルしました。価格を抑えつつも施設やデザインには妥協せず、快適さとデザイン性を追求。さらに、コンパクトながらも心地よさを重視した新しい客室を5室新設し、さまざまなニーズに応えられるようにしています。


ホテルの外観も一新され、新しい仕上げと補修が施された要素が、建物のフォルムに新たな生命を吹き込んでいます。

■リノベーションハイライト
環境に配慮した素材


Foressoの1階と2階のバーのカウンター材は、木材の廃材を再利用して作られた持続可能な材料です。この素材は、国内で初めて使用されました。また、木のテラゾーは、自然素材を活かしつつも現代的なデザインを取り入れた仕上がりで、空間に温かみと洗練された印象を与えています。




ミッドセンチュリースタイルのインテリア



インテリアは、ミッドセンチュリーとモダンなスタイルを融合させたデザインで、さまざまなブランドのヴィンテージ家具を巧みに組み合わせることで、独自の空間演出をしています。









特に注目すべきは、レコードラウンジは70年代の円形のカンバセーション・ピットをイメージした空間です。




ビニールカーテンに囲まれ、センターピースとして小嶋商店の特注提灯が飾られています。ウールのシャギーラグが敷かれ、温かみのある雰囲気が漂う、居心地の良い空間を作り上げています。

和と洋の融合









和x洋。鮮やかな青と黄の色使いは、evoブランドに適応した洋風なコンセプトを表現しています。一方、和を引き出す要素として、改装前にも使用していた畳とふすまを取り入れ、和と洋のバランスをうまく調和させています。


【施工担当情報】
施工会社:株式会社ラック
ランド (英訳名:LUCKLAND CO.,LTD.)
主な造作家具:丸北家具 
特注家具:
株式会社ザ・ヴィンテージハウス (英訳名:The VintageHouse Co.,Ltd.)
SINRA FURNITURE


Vyvial Suzuki Studioによるデザインアプローチは、白馬のアイデンティティとアウトドアスポーツの精神を融合させたユニークな空間作りを追求しています。地域の文化や土地に対する深い理解と自由な好奇心をもとに、クライアントと密に連携し、デザインと創造性の自由を最大限に活かして、プロジェクトに独自のストーリーを吹き込んでいます。
デザイン哲学は、「大胆さ」「懐かしさ」「エクレクティズム」。異なる時代や文化からインスピレーションを受けたテクスチャー、パターン、カラーが調和し、訪れる人々に豊かな感覚をもたらします。

■evo Hotel 白馬について
住所:〒399-9301長野県北安曇郡白馬村北城八方5736
公式HP:
https://www.evohotel.com/hakuba
https://hakubahospitalitygroup.com/ja/summer/stays/hotels/evo-hotel/(日本語)
運用会社:白馬ホスピタリティ グループ(HHG)

■evoについて
evoは、アウトドアスポーツやアクションスポーツを中心に、スポーツ、文化、アウトドア活動を通じて人々をつなげるグローバル企業です。evoは、Rhythm Japanと共に、日本市場でも強い存在感を発揮しており、世界中で新たなアウトドア体験を提供しています。また、evoは、Salt Lake CityやWhistler、Tahoe Cityなどに宿泊施設を運営し、今後も世界中で宿泊施設の拡大を予定しています。

■Vyvial Suzuki Studio合同会社
住所:〒231-0825 神奈川県横浜市中区本牧間門16-5
公式HP:https://www.vyvialsuzukistudio.com/
Instagram:@vyvialsuzukistudio

Vyvial Suzuki Studioは、デザインと創造性の自由を追求するスタジオです。
創業者であるヴァレリー・ヴィヴィアールと鈴木絵莉香の国内外の豊富な経験を活かし、東洋と西洋の文化を融合させた独自のデザインアプローチを提案しています。
スタジオでは、地域文化や土地の特性を深く調査し、自由な好奇心を大切にしながら、プロジェクトごとの独自性を重視しています。地域のローカルクラフトやアートを取り入れ、地元と世界が対話できるような空間を創造しています。





ヴァレリー・ヴィヴィアールは、ロンドンとコペンハーゲンで建築を学び、国際的な建築事務所で経験を積みました。一方、鈴木絵莉香は、インテリアデザインへの情熱を胸にオーストラリアで学び、その後国内外での経験を活かして、ヴィヴィアールと共にVyvial Suzuki Studioを立ち上げました。二人の国際的なバックグラウンドと日本独自の視点が融合し、独創的な空間デザインを生み出しています。



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