「Et -THE CULTURAL COFFEEHOUSE-」の第一号店が12月14日(土)、下北沢にオープン

更新日: 2024年12月14日 /提供:日東興業

現代のコーヒーハウスのあり方を追求する、新しいカフェブランドがローンチ




日東興業株式会社(岡山県玉野市向日比2-15-10、代表:東 範浩)の新規事業部門「SCENIIUS(シーニアス)」は2024年12月14日(土)、THE CULTURAL COFFEEHOUSE というあり方を追求するカフェブランド「Et(エト)」をローンチし、下北沢にその第一号店を開業します。蒸留技術を取り入れたコーヒーメニューや、生産者とのつながりを表現するフードメニューをはじめ、建築やインテリアにおいてもひとつひとつの素材感、価値を大切につなぎ合わせるカフェブランドが新たに誕生します。

今回の下北沢店を皮切りに、2025年には2店舗目以降の出店も計画しています。その他、自社焙煎のためのロースタリーの立ち上げや、クラフトに着目したキュレーションチーム oo/ff によるオリジナルプロダクトの展開も予定しています。
< Et - THE CULTURAL COFFEEHOUSE - > について
「Et」はラテン語で「~と」(=&)という意味を持つ単語。文化、感性、居場所という3つのファクターに注目して新時代のカフェの存在意義を考え続けるブランドです。カフェというカテゴリーを越えた「Cultural Coffeehouse」という概念を重視しながら、これからのニュースタンダードを形成していくことを目指します。古くからカフェは、芸術家や文学者、哲学者、政治家などが集うコーヒーハウスと呼ばれ、文化を醸成する社交場として機能していました。カフェは単に「コーヒーが飲める場所」ではなく、文化的な側面を内包するものであるべきだと考えます。表面的な要素が重視されがちなカフェ業態において、より本質的な価値をつなぎ合わせ、今の時代に合うカフェのあり方を追求するブランドと位置付けています。
- Et が提案する、自然素材を取り入れた新しいメニュー

「~と」(=&)の意味合いをもつ単語が表現するように、「Et」は自然由来の素材にフォーカスしながら、それらをつなぎ合わせることで生まれる、幅広いメニューを提供していきます。(※価格は全て税込です。)


DRINK ラインナップ・ブルームラテ(HOT / ICE) 700円
・ブルームシーズナルラテ(HOT / ICE)700円
・ハンドドリップ(HOT / ICE) 650円~750円
・バッチブリュー(HOT / ICE) 550円

蒸留技術を取り入れた、これまでのフレーバーラテとは一線を画すブルームラテ。サードウェーブの潮流から、豆の特性とその本質を極めることが当たり前となったコーヒーに“蒸留”という技術を掛け合わせ、カフェ文化をアップデートしていくことを目指します。ドリップコーヒーにこだわることはもちろん、カフェを訪れる幅広い方々に美味しいコーヒーを楽しんでいただけるよう、新しくブルームラテを開発しました。



多くのフレーバーラテはシロップの分量が多く、甘くなりすぎる傾向があります。「Et」のブルームラテは、富士吉田を拠点とするハーブ農園「HERBSTAND」から届く完全無農薬のクロモジを蒸留し、バニラやジュニパーベリーで作ったシロップと合わせ、ミルクに加えてスチームすることで自然な甘みと素材の香りを楽しめるカフェラテに仕上げています。また、季節限定メニューとして、金木犀の蒸留水を使ったブルームシーズナルラテなども提供予定です。

シングルオリジンのハンドドリップは、デカフェを含め常時4種類程をご用意。日々豆が変わるブレンドのバッチブリューは、軽めの「HIGH & DRY」、誰にでも飲みやすい中深煎りの「YOUR SONG」、そして深めの「BLACK BIRD」をご用意。Beverage Directorの川嶋俊太郎が監修した「Et」オリジナルのコーヒー豆です。今後、自社焙煎に向けて自社ロースタリーの立ち上げも準備中です。

その他、ロングブラックやコルタード、フラットホワイトなどのエスプレッソメニューに加え、紅茶・ハーブティー、ジュース各種や、クラフトビールブランド「BEER BRAIN」とのコラボビールなども提供します。
FOOD ラインナップ


・タルティーヌ各種 1,200円~1,300円

フードに関しても「自然素材を生かす」ことを大切にしています。旬の食材と食材を掛け合わせて価値の最大化をすることを目指し、味わいはもちろん彩り豊かな素材を目からも楽しんでいただけるようタルティーヌをフードメニューのメインに。岩手県奥州市のメゾン デュ ラミティエのサワードウを使用し、国産小麦とライ麦を使ったもちもちとした食感と、自家製天然酵母の香りが楽しめます。
特に定番でもあるアボカドタルティーヌは、これまでのものとは一味違う奥深さを目指しました。サワードウの酸味と香り高い風味や、オーブンで焼き上げたブロッコリーペーストの香ばしさが素材全体の旨味を引き立たせます。また上に乗るタラゴンが効いた自家製のブレッドアンドバターピクルスの甘酸っぱさに、アボカドのマイルドなコクが加わります。






・ペイストリー各種 350円~650円

店内で焼き上げる国産レモンのパウンドケイクや全粒粉スコーンのほか、ヴィーガン対応のovgo Bakerのクッキー、FLOTOの焼き菓子など、「Et」の視点でセレクトしたペイストリー類もご用意しています。



・店舗について:ロケーション&デザイン
演劇や音楽をはじめとした文化の発信源としての歴史をもつ下北沢の中で店舗が位置するのは、東北沢駅・下北沢駅・世田谷代田駅の間、公園を目の前とするロケーション。クリエイティビティと寛容性が高く、世界中から様々な背景を持つ人々が訪れる街の中でも住宅地に隣接しているエリアです。地域コミュニティと繋がりながら、一緒に成長し、新たな文化を醸成していくことを目指します。





店舗デザイン
「Et」に所縁のある瀬戸内海の砂浜や洞窟などの自然からインスピレーションを得た今回の店舗デザインは、useful architectsの松下有為氏によるものです。様々なものを “つなぐ”という意味をもつ「Et」として、思わず人が集まりたくなる場所、または文化が発祥する場所となることを重視しました。それらは、本来自然が形作るもの、自然の現象が発生する場所だという考えから、できる限り自然を感じる素材を取り入れつつ、店舗前にある公園と一体感を得られるような空間にしました。

空間構成について
1階部分は、勾配がある立地上の特徴と洞窟を抜ける前の閉じた雰囲気をリンクさせ、あえて落ち着いた印象の空間に。壁に沿ってゆらゆらと波打つように配された左官仕上げの座席は、ドリンクを待つ間に軽く腰をかけたり、テーブルを置いてゆったりと座ることもできるようになっています。またドリンクカウンターをエントランス付近に構え、テイクアウト利用もしやすいレイアウトに。空間の真ん中に配された螺旋階段は、瀬戸内海を望む砂浜に抜ける洞窟をイメージ。作家の吉本康晃氏による心地よい照明を感じながら、2階へのアプローチを演出します。





洞窟を抜けた先にある2階は、1階とは対照的に開放的な空間が広がります。まるみを帯びた左官仕上げの大きなベンチは目の前の公園と目線が揃うように設計され、まるで公園で過ごしているかのようなシームレスな一体感を得られます。1階の座席と同様、あえて区切りをつけず、場所が決定づけられないつくりにし、スツールやテーブルにも使える家具などを取り入れ、自由な場所で自由に空間を使いこなしながら過ごすことが可能です。



マテリアルについて
素材や質感を大切にする大橋左官が座席や壁面を仕上げました。壁面には、貝殻や砂などを混ぜ込み吹き付けることにより、ざらざらとした砂浜からインスピレーションを得た質感に。座面など人が触れる部分はツルツルとした質感に仕上げながらも、自然の素材感が出るように仕上げています。
その他、家具には100%再生プラスチックで作られたスツールや、ブータンの漉き紙を使ったランプや、作家の器など、素材や質感を感じられるものをセレクトしています。







松下有為 プロフィール
長野県生まれ。2005年宮城大学卒業、2007年東京理科大学大学院修了後、2008~2015年に納谷建築設計事務所にて経験を積む。2015~2024年にスキーマ建築計画を経て、2024年にuseful architectsを設立。
新築と内装の経験を活かし、ブランディングを空間コンセプトにて発展させた建築デザインを手がける。





作家によるテーブルウェアやグラス店内では、1/fのゆらぎから着想を得て、「自然界に存在する定量化できない現象を愛すること」をテーマとするキュレーション・プロダクト開発チーム oo/ff が選び抜いたテーブルウェアを使用します。
今回oo/ffのためにオリジナルで制作されたihar glassのオリジナルグラス、佐藤敬氏のオリジナル黄粉引カップのほか、イワオトナリテ氏のカップ、大森健司氏、佐藤敬氏の器などを使用します。またグラスは物販購入も可能です。



・グラフィックデザインについて
ロゴデザインおよびブランドのデザイン監修は、Logramの阿南圭吾氏が手がけます。さらに、デザインにかかるグラデーショングラフィックは、イラストレーター・グラフィックデザイナーのAya Isobe氏によるものです。


阿南圭吾 プロフィール
東京を拠点にライフスタイル、食品など国際的なクライアントを持ち、ブランド構築、デジタル戦略を手がける。『kolor』『The Fashion Post』のアートディレクターを長年務め、普遍性と革新性を兼ね備えたグラフィカル・ビジョンでシンプルかつ力強い形に具現化する。TOKYO ADCやグッドデザイン賞などを受賞。独自のブランド立ち上げを通じて得た知見をクライアントワークに反映している。



・Brand Director 木村隼人について


十代から音楽家として作詞家/作曲家/プロデューサーとして活動。メジャーアーティスト、映画、CMなど様々なジャンルへの作品提供を行いながら、2015年Blue Bottle Coffee Japan入社。数多くの新店舗立ち上げを経験した後、日本国内の出店戦略統括に就任。同社の全国展開における出店計画に従事。2024年Blue Bottle Coffee Japan退社後、「カルチャー」「センス」「コミュニティ」を繋ぎ、世界に新たな価値を紡ぎ出すための「居場所」を創造する集団として「SCENIIUS」を日東興業株式会社内に発足し、ディレクターに就任した。同年10月に開発室としてのカフェブランド「ballad the lab」(東京ポートシティ竹芝内)を出店。2024年12月、東京 下北沢に「Et -THE CULTURAL COFFEEHOUSE-」の第一号店をオープン。2025年春には第二号店となる瀬戸内エリアでのフラッグシップカフェを計画中。



店舗情報
名称:エト ザ カルチュラルコーヒーハウス
住所:〒155-0031 東京都世田谷区北沢2-22-3 1・2F
電話番号:03-6805-2137
営業時間:8:00~20:00
座席数:1F 14席、2F 60席、B1 オフィス
坪数:1F 25.73坪 / 2F 28.77坪
ペット: 1Fのみペット可
開業日:2024年12月14日
Instagram:https://www.instagram.com/ettheculturalcoffeehouse

オフィシャル画像は以下からダウンロードいただけます。
https://drive.google.com/drive/folders/1PVPy_QCpcnU9j8rv1jJXho5lJ1Ljscu3?usp=share_link
SCENE × GENIUS = “SCENIIUS”「SCENIIUS」(シーニアス)の名前は、環境音楽(アンビエント・ミュージック)の生みの親でもあるブライアン・イーノが提唱した「Scenius」という概念に由来しています。
「様々な姿形、思想、あるいは在り方を持った数多の才能たちがその能力を持ち寄り、紡ぎ合うことで産まれる「Scenius Model(シー二アス・モデル)」の探求こそが、人類をより豊かな明日へと導き、価値ある未来を構築する」というイーノの思想に加えて、「I」(個性)と「I」(個性)を繋げることで、また新しい「I」(文化/文明)を創造しながら、より良い未来へと人類を前進させる、というステートメントの下、「すべての存在は意味を持って生まれる」という想いを謳いながら、SCENIIUSは活動していきます。






<お問い合わせ先>
Et -THE CULTURAL COFFEEHOUSE-
広報担当:kohei@kiiiro.jp / asami.ito816@gmail.com



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