株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘、以下リクルート)の外食市場に関する調査・研究機関『ホットペッパーグルメ外食総研』は、このところ外食店で導入が目立っている「ダイナミックプライシング(同じメニューが時間帯や立地等で価格が変わる設定)」の認知率や利用状況、賛否等の消費者アンケートを実施しましたので、その結果を発表いたします。
<要約>
POINT1. なんらかの種別の「ダイナミックプライシング」実施店の認知率は57.0%。種別では「同じメニューがランチ・モーニングでは割安」が40.8%で最多
・「ダイナミックプライシング」の種別では、「同じメニューが、ランチやモーニングでは割安」という設定の認知率が40.8%で最も高い。
・なんらかの「ダイナミックプライシング」実施店を「知っている・計」は57.0%。若い人ほど認知率が高い傾向。
POINT2. 「ダイナミックプライシング」が「納得できる」は54.3%、「納得できない」18.3%を上回る
・外食店の「ダイナミックプライシング」導入の納得感は、「納得できる・計」が54.3%で、「納得できない・計」の18.3%を大きく上回る結果。
・「納得できる・計」のトップ3は、1位「同じメニューがランチやモーニングでは割安」68.4%、2位「夕方早めは割安(ハッピーアワー等)」63.1%、3位「深夜は割高(深夜料金等)」58.1%。
POINT3. 納得できる理由は「選択肢が増えるので良い」、「経営が厳しいので仕方ない」等
納得できない理由は「価格が複雑になるのは歓迎しない」等
・納得できる理由のトップ3は、1位「価格が安くなる時間帯を選ぶなど選択肢が増えるので良い」36.5%、2位「飲食店も経営が厳しいと思うので仕方ない」32.5%、3位「価格戦略は企業や店舗が決めれば良いと思う」29.4%。
・納得できない理由のトップ3は、1位「価格が複雑になるのは歓迎しない」20.5%、2位「考えすぎて気軽に利用できなくなってしまう」20.2%、3位「場所や時間によって高かったり安かったりするとストレスに感じる」19.2%。
調査概要
調査方法:インターネットによる調査
調査対象:首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県)、関西圏(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県)、東海圏(愛知県、岐阜県、三重県)に住む20~69歳の男女(株式会社マクロミルの登録モニター)
調査実施期間:
事前調査 2024年8月15日(木)~9月4日(水)
本調査 2024年10月1日(火)~10月10日(木)
詳細は下記リンクよりPDFをご覧ください
https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/assets/20241121_gourmet_01.pdf
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