ひかり味噌?株式会社(長野県諏訪郡下諏訪町、代表取締役社長 林善博、以下 当社)がオフィシャルパートナーを務める一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団(長野県上水内郡信濃町 理事長 森田いづみ)の「アファンの森北エリア」が、2024年10月、環境省より「自然共生サイト」に認定されました。 同財団が実践する「100年先の未来のために生物多様性豊かな森を広げること」に共感し、サポートを続ける当社は、今後も同財団と共創して森の再生活動に取り組んでまいります。2024年11月17日(日)には、当社社員による第2回森づくり体験セミナーを実施し、アファンの森南エリアにある『Afan Heulwen Woodland by Hikari Miso』の再生活動を行う予定です。
◆ 環境省より「自然共生サイト」として認定された「アファンの森北エリア」
一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団のアファンの森北エリアが、環境省より「民間の取り組みによって生物多様性の保全が図られている区域」として「自然共生サイト」(*1)に認定されました。
アファンの森北エリアは、同財団創設者である故C.W.ニコル氏が1986年から放置され多様性が失われた里山を買取り、生物多様性の回復を目指して再生活動を続け、今では、絶滅の恐れのある動植物65種が確認されているネイチャーポジティブ(*2)を38年前から実践している森です。このたび、環境省より長きに亘り生物多様性の価値を最大限配慮した森づくりとモニタリングに合わせて維持管理していることが評価され認定されました。
*1(参考)自然共生サイト:(環境省)
https://policies.env.go.jp/nature/biodiversity/30by30alliance/kyousei/
*2(参考)ネイチャーポジティブ:日本語訳で「自然再興」といい「自然を回復軌道に乗せるため、
生物多様性の損失を止め、反転させる」ことを指す。
(環境省)https://www.env.go.jp/guide/info/ecojin/eye/20240214.html
◆ ひかり味噌?による『Afan Heulwen Woodland by Hikari Miso』での取り組み
2023年11月に同財団と締結した森づくり協定により、当社はアファンの森南エリアの一部約1.7ヘクタール(サッカーフィールド約2面分)を『Afan Heulwen Woodland by Hikari Miso』と名づけました。2024年5月には、その森に生物多様性をもたらし再生させることを目的として当社社員による第1回森づくり体験セミナーを開催しました。同財団による長年の再生活動によって生物多様性を取り戻した北エリアと、手入れがまだ進んでいない南エリアとの違いを目の当たりにした参加社員は『Afan Heulwen Woodland by Hikari Miso』の未来を見据えて、ヤブの伐採など再生活動に従事しました。2024年11月17日(日)には、第2回森づくり体験セミナーの開催を予定しています。
◆ 『Afan Heulwen Woodland by Hikari Miso』 について
・黄色枠:
北エリアは、1986年から放置され荒廃していた森を同財団が買取り、森の整備が進められました。今までに絶滅が危惧される動植物約65種以上が確認されるなど生物多様性の回復がみられます。2024年10月に環境省より「自然共生サイト」に認定されました。
・赤色枠:
南エリアは、多様性豊かな森を広げるために手入れが必要な森を、同財団が2009年からトラスト(買取)をおこない、一部の整備を進めている生物多様性の回復が必要なエリアです。白いエリアを『Afan Heulwen Woodland by Hikari Miso』として共同で森づくりを推進してまいります。
■名称:『Afan Heulwen Woodland by Hikari Miso (アファン、それは陽光の森-ひかり味噌?共創)』
■広さ:17,415平米
■植生:落葉広葉樹林 コナラーミズナラ群落 一部カラマツ植林
■現況:2009年にC.W.ニコル・アファンの森財団が購入しました。現在優占しているササやヤブを刈り払い間伐を進め、林床に光を入れることにより埋土種子などから希少な植物が回復する可能性があります。 生物調査による丁寧なモニタリングを行い、地域本来の生物多様性の回復を目指し里山的な森の恵みを保全していきます。
<お客様お問い合わせ先>
ひかり味噌?株式会社 お客様相談室 TEL:03-5940-8850